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話を聞いてくれないパパ対策。これが一番効きます!

\ワーママは『調整力』を磨きなさい。/
働き方コンサルタント、保育園園長の坂東愛子です。

前回は、家族マネジメントの中で「パパを新入社員と思うとうまくいく」というお話をしました。今日はその続きになりますが、パパと話をする時や、何かお願いしたい時に使える、声かけのポイントについてお話していきたいと思います。

男性脳の性質を理解して伝える

ママは女性、パパは男性という性別の違いがありますが、それと同じように女性脳・男性脳という違いが存在します。どんなに社会が男女平等と言われていても、必ず性別による性質の違いというのはあるのです。脳の作りがまったく違うため、会話の仕方や行動の仕方に違いがあります。
私は以前こちらで価値観2分類や考え方2分類の違いについてお話しました。それもぜひ活用してもらいたいのですが、性別による脳の違いもまたあるということを知っておいて頂きたいと思います。

特に、ママからパパに対して声かけをする場合には、個性だけでなく男性脳であるという点も注意して話してもらいたいと思っています。そうでないと、せっかくママが色々と話をしても聞いてくれなかったり、お願いをしても実行してくれなかったりして勿体ないことがたくさん起きます。

伝え方ひとつで、相手が変わった

私も以前は、本当にこういったことばかりで何度パパに怒ったことか(笑)
うちのパパは性質で言うと、フレキシブル型の自分軸。昔流行った動物占いってご存知ですか?あれだとペガサスなので、ナンバーワン自由人で絶対に型にはまりたくないタイプなんですね。
私自身は、結構型にはまってしまうタイプなので、だから惹かれたんだと思うのですが。結婚して家族になった時に、最初はものすごく大変でした。家計のお金まで、私に管理されたくないと言われたのです。普通はママが管理しますよね、それすらも束縛と感じるらしく「自分のお金は自分で使う」という自由人なのです。
そんな人なので、普通に家事や育児をお願いしても聞いてくれなかったりとかしました。当時息子が1歳くらいの頃でしたが、私は毎日怒っていましたし、本当に苦労しました。そんな彼ですが、今ではなんでもやってくれますし、私の言うことも聞いてくれるような人に変わりました。この変化をリアルで見て頂きたいくらいの、別人です。

感情的に話すのはNG。分かりやすく論理的に

何を私が注意したかということ、せっかく話したことも意味がなくなるというのが時間の無駄だし嫌だったんです。なので男性脳の性質にとても気を付けて話すようにしました。これは仕事と一緒ですね。ポイントとしては、感情的に言わないこと。感情的に言うとアウトだと思った方がいいです。

怒る時は怒ってOKです。「私はこんなに大変なんだ」って、怒る時があっても全然いいのですが、何かをやって欲しい時や聞いて欲しい時は、感情を入れて話すと聞かなくなってしまいます。前回新入社員と思って下さいと言いましたが、子どもと一緒なので感情的に話すと頭に入っていかないんです。子どもって、感情的に話すと聞かないんですよ。「あ、これは怒られている」と判断すると、耳がパタッと閉じてしまい、脳が停止するというか、一切聞かなくなってしまうのだそうです。これはパパも一緒。

この対策として、男性脳のパパは仕事のように話すと聞いてくれやすくなります。支離滅裂ではなく、仕事で何か依頼する時と同じように、わかりやすく論理的に話すと、パパも聞きやすいのです。

口頭と文字で伝える合わせ技

もし口頭だけで伝わらない時は、ビジネス同様口頭とメールで伝えます。
特に忙しいとどうしても抜けてしまったり、無視されるケースも多いです。そうならないよう、仕事なら念のため文字で書いて残しますよね。家庭だとLINEとかショートメッセージとかで残します。すると忙しい人も、冷静なタイミングで見れますので、8割くらいは実行してくれると思います。
うちは本当にやってくれない人でしたが、それでもこれを徹底しているとやってくれるようになりました。うちのパパは、仕事柄ストレスがものすごくかかる業種で仕事をしていまして、ストレス対応力が半端ないので、自分に不要なことや面倒なことは一切しないという性格ですが、そんな人でも聞いてくれます。耳だけでなく、目で見て確認する。これはもちろん子どもにも有効です。

例えば、メールやLINEはしないので本人に書かせるとか。連絡帳に明日の持ち物を先生が必ず書かせるのは、そのためなんです。「明日、絵の具を持ってきて下さいね」と口頭だけで伝えても、みんな持ってこないわけです、覚えていないので。だから自分で連絡帳に書かせています。家に帰って連絡帳を確認させて、忘れないように誘導しているわけですね。
実はパパも同じなのです。子どもと違って自分で書かせるということはないですが、その代わりLINEで伝える。すると高確率でやってくれますのでぜひお試し下さいね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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