マガジンのカバー画像

まいにち

365
日記みたいなもの
運営しているクリエイター

#わたしのまいにち

握手をすること

握手をすること

私はひとりの時間を大事にしていたのだと、改めて気付かされた。
一人暮らしに慣れていたけれど、二人暮らしの時間も長くて、それでもほとんどストレスを感じてこなかったが、実家に帰省している今、ひとりの時間がないことや、見たくもないテレビがついていること、些細なことに敏感になってしまっている。

こんなに繊細だったっけ、と思いながらも、適度な距離感があったほうが良い関係を築けていけるのかもしれないと直感的

もっとみる
いつか暮らしてみたい街

いつか暮らしてみたい街

次、住むならどこがいいかな。
東京に来てから、最初は配属先が決まるまでホテル暮らしで、そこから明大前でシェアハウス、配属先の近くで一人暮らしというか半同棲、その最寄駅で二人暮らし、そして、静かな東京の西の方でまた一人暮らし。

沿線はあまり大きく変わらないけれど、いろいろな街を転々としてきたな。混み合った22時前の小田急線に乗りながら、あと1年くらいしたらまた引越したいなと妄想をする。

花屋さん

もっとみる

湿った夏の始まり

関東が梅雨入りしたというニュースが流れてきた。南向きの窓が大きい部屋からは、ぽつぽつと雨の音が聞こえてきて、曇りだけれど明るい。

今年、20周年を迎えるアーティストのアルバムが発売されて、昨日手に入れて一日聴いていた。明後日には、会える。夢みたいだ。

先日友人と、アーティストを応援するのは、お金を使うことがいちばんだという話になった。好きな人たちにこれからもずっと活動し続けてもらうためには、シ

もっとみる
切れてしまった鎖

切れてしまった鎖

日曜日、着替えて走って渋谷へ向かった。日本酒のテイスティングで、自分に合うオノマトペのお酒を教えてくれるという”未来日本酒店”のPOP UP STOREのようなものだった。10種類のお酒を飲んで、おつまみとグラスで出されたあまり飲んだことのない日本酒をたのしむ。気付けば、深い話になった。2次会は、混み合うファミレスでとりとめのない話が弾んだ。

来て、と久々に弱っている彼から連絡があった。帰り道、

もっとみる

行かなかった夜店

今朝、ぱっと目が覚めたらいつも家を出る時間の5分前だった。ぎゃーと叫んだ瞬間冷静にそろばんをはじいて、顔を洗ってメイクをして着替えて、ものの10分以内で準備をしてダッシュで駅に向かった。
最近、ついつい夜更かししてしまう。昨日の夜も、買い物をたくさんして、散らかってしまった部屋のなかをなんとか片付けて、それから少し本を読んでいたら深夜1時になってた。



いつもは、私がSOSを出してばかりだけ

もっとみる
雨音とショパン

雨音とショパン

髪を切ったら、いちばんに、好きなひとに見てほしいと思ってた、勝手なマイルール。一度は連絡をしてみたけれど、なんとなく、今日はそれを守らずに、買い物をして自分の部屋へと帰る気分だったので取りやめる。初めてかもしれないな。

わたしの体はひとつなのに、たくさんの服を欲しがる。いつ着るのだろう、子供っぽい服ばかりがクローゼットに眠っているから、大人っぽくなりたくて、でもセンスがないからずっとお店をぐるぐ

もっとみる
これから咲くかもしれない芍薬

これから咲くかもしれない芍薬

冷房の効きすぎた店内で、パクチーと甘辛い豆腐の組み合わせで好きになったスープを食べる、カレーのセットにしたけどこっちはちょっと辛い。ご飯少なめにしたけど、食べすぎたかも。

ブックオフで、昨日受けた資格試験の問題集を2冊売った、300円だった、査定を待つ間に本を見る、Kindleで買いたいな、小説を読みたい欲がむくむく湧いてくる。

閉店3分前の駅併設大型商業施設の花屋に立ち寄り、つぼみの芍薬を1

もっとみる
むつかしい顔しないで、歌い続けようよ

むつかしい顔しないで、歌い続けようよ

書くことが、心を和らげてくれるってことはあると思う。
クラムボンのサラウンドを聞きながら、帰り道を歩く。自分が居る場所が悔しくて、悔しくて、それでも自分が選んだ結果がいまのこの場所なのだから。そう思った先の行動を変えるしかない。

今わかってよかった、この先の自分自身のために、いまわかってよかった、若干自分に言い聞かせてる感は否めないけれど、それでも。

嘘をつくことは、簡単だった。思ってもないそ

もっとみる
健康的になれる居場所

健康的になれる居場所

頭がガンガン痛むのは、昨日雨が降ったからかもしれない。昨日はお休みで、ぱらぱらと雨が降る音を聞きながら家事をしたり、資格試験の勉強をしたり、眠ったりした。

今日は、仕事で遠出することがあり、業務中に冷房の効いた部屋で頭がガンガンしてきた。自分の身に起きることは、すべて偶然かもしれないし、すべて必然かもしれない。クリックひとつで、人生が変わる。なんて幸せなんだろう。同時に怖いことでもあると自覚しな

もっとみる
紙パックのカフェオレ

紙パックのカフェオレ

昨日、どうしようもなくなってしまった自分の心に折り合いがつかなくて、何も考えなくていい心地良い場所を求めた。朝起きて、昨日のどうしようもなくて重たい気持ちは減っていた。笑って駅までの道を歩いていた。人間って冷たいのかもしれない、けれど、生きるために適応していくのだ、と他人事のように思った。

帰ってきて、ドラマを続けて2本観た。ドキドキする、切れ切れに流れる予告で、心の準備はできていても、ざわざわ

もっとみる
生活

生活

どうしたらいいかわからない気持ちのまま、この文章をただ打っている。もう、半日ほど経っているのに。自分のなかで処理しきれないまま。本当は向かうはずだった場所に行くこともままならない。

悲しみと戸惑いは、行き場をなくすと怒りになるのだろうか。怒りになれば、まだ、大丈夫なのだろうか。ぐちゃぐちゃになる心と、こんなにも自分は弱いのか、というやるせなさを抱えて、身体だけを動かして展示を見に行った。もしも、

もっとみる
ある日曜日

ある日曜日

最近は、来週末に控えた資格試験の勉強に追われる日々だ。仕事をなるべく早く終わらせて、帰り道に少しだけ声を聞きたくなって電話しながら歩く。録画したドラマを見ながら、冷凍パスタをチンして食べる。頭の整理なのか、切り替えなのか自分でもよく分からないけれど、新しく買ったPCを開いてnoteを書く。そして、コンビニのカフェラテをお供に眠くなるまで問題を解く。

今日、こんなことを思ったの、悲しくなったり、ふ

もっとみる

帰り道の長電話

頭のなかが、モヤモヤでいっぱいになったとき、どうしようもなくなってしまったとき、整理したくなったとき、電話できる相手がいることは幸せだ。

世間は休日、わたしは仕事帰りで、少しだけさみしい夜道を、とりとめもない話をしながら歩けることはなんだか贅沢な気がして、ついつい欲張って話しすぎてしまう。気付けば、本質的な悩み相談になっていたりする。
自分自身が、書いたり話したりして、頭の中を整理する人間だった

もっとみる