前回の記事では、世界で1番使われているビジネスパーソナル診断ツールの「ストレングス・ファインダー」とChatGPTを使って、自己分析をして、自分の起業家としての強みを把握する方法についてお教えしました。
今回はその実践編。
私自身が前回の「どの分野で何を強みとして起業するべきか」が分かる「自己分析」の方法を実践している様子を5ステップで、お見せしていきます。
具体的には、世界で最も使われているビジネス資質診断ツール「ストレングスファインダー」で明らかになった自分の強みトップ5を元に、Chat GPTとコミュニケーションを取りながら、自己分析を進め、取るべきビジネス戦略まで明らかにするというもの。
ちょっと恥ずかしいですが、あなたのお役に立てるのならば…今回の記事では赤裸々に私自身のことをさらします。笑
最後には「今日のプロンプト集」も特典で付けているので是非使ってみてね。
私の診断結果
まずはおさらいです。
成功する起業家が実践している自己分析は…
に分けられるというお話をしました。
このうち、前回と今回の記事でお伝えしているのは、①性格的な強み・弱みを分析して起業に活かす方法です。
使うのは、ストレングス・ファインダー。
詳しくは前編をお読み頂きたいのですが、2000円以下で購入できる書籍についてくる「簡易版の分析ツール」を使って自分のビジネスにおける性格的な強みを炙り出すことができます。
私も診断してみた結果…
という性質を持っているということが分かりました。
今回は私のこの診断結果を元に、起業家としての自己分析を実践していきます。
ストレングスファインダーの診断結果を理解する
診断結果をみて、なんとなく「攻撃性高そう(笑)」みたいな印象は分かるものの「これだけでは良くわらかない…」ということで…診断結果の意味をChatGPTで深掘りしていきます。
早速やっていこう!と思ったのですが、そもそも「ストレングス・ファインダー」を知っているのかが怪しいところ。
そこでまずはChatGPTに次の通り質問しました。
結果がこちら。
実際のやり取り↓
…わお、完璧。
ならば、と続いて私の診断をChatGPTに伝えて、解説を頼んでみました。
ステップ1 自分の起業家としての性格を知る
Chat GPTの答えは…
実際のやり取り↓
これらの回答は、もちろん書籍やホームページに行けば分かる内容ですが、こうやって会話で教えてくれるとだいぶ楽ですよね。
ChatGPTの答えを読んでいて気になることがあればさらに、会話を続けちゃってもいいし。
起業家としての強みと弱みを把握する
さて、ここからが本題。
起業家の自分にとってストレングス・ファインダーの診断結果が「何を意味しているのか」ということを聞いていきましょう。
まずは私の起業家としての強みを聞き出してみます。
ちなみに、診断結果は一々書き直さなくても「上のような」で通じます。スレッド単位でChat GPTは会話の内容を記憶してくれるので、こういうところが楽でいいですよね。
ステップ2 自分の強みをChatGPTに聞こう
実際のやり取り↓
なるほど…。
つまり「明確な目標を掲げてリーダーとしてグイグイ引っ張る系」の起業家が合っているということですね。笑
まぁ自覚はあったものの、こうやって文章で説明されると納得感が違います。
なお、このnote では「AIを使って終わりではなく、その内容を理解して使いこなすこと」という考え方を大切にしています。だから、このストレングス・ファインダーで自己分析をする時にも、AIの出力に頼るのではなく、その内容を良く読んで、自分なりに咀嚼することも大切にしてほしいと思います。
強みがわかったところで、弱みも気になってきます。ちょっと皆さんにお見せするのは嫌ですが…聞いちゃいましょう!笑
ステップ3 自分の弱みと注意点をChatGPTに聞こう
実際のやり取り↓
…バレてる。笑
怖いぐらいバレてる。笑
負けず嫌いすぎて勝負に勝とうとして足元をすくわれたり、問題解決に焦点を当てすぎて、俯瞰することができなかったり…そんな感じの問題が起きる可能性があるということですね。
なお、このステップ2と3をやってみて個人的には、「強みよりも自分の弱みを把握すること」の方が有益だと感じました。弱みは自分では中々、目を向けづらいところですよね。
だからChatGPTを通して具体的に示してもらうことで…「自己分析するよりもハッキリと、他人から示してもらうよりも抵抗感なく受け入れることのできる情報」として自分の弱みを把握することができるようになるというメリットがあります。
私自身、目をそむけていましたが、「冷静で全体を見通せる軍師」の存在が横にいると良いのかもしれません。読者でそんな方がいたら、ぜひご連絡下さい!笑
いよいよ…成功するための戦略を聞こう
さらに深い内容に入っていきます。
ステップ4 自分の性格に合ったビジネス戦略をChatGPT聞こう
実際のやり取り↓
このように、それぞれの特性毎に私が取るべき戦略を教えてくれました。
ちょっとこれだけでは分かりづらかったので、具体例に当てはめて教えてもらうことに。
なるほど、なるほど。
この文章の中でも「ただし、速度を追求するあまり、計画やリスク評価を怠らないようにしましょう。」の部分はめっちゃ響きました(笑)
これ、私がよくする失敗だ…
あとは、この内容から分かることとして、もしも組織が大きくなってきた時には「社内のコミュニケーションを円滑にする人や、和やかにする人」を絶対に入れておいた方が良いということです。
自分では自覚がなかったのですが、ChatGPTが示してくれた内容を客観的に見たことで、目標達成や競争にフォーカスを当てすぎて「周りの人が置いてきぼり…」になりがちな人材だってハッキリと分かりました。
このように自分を客観視できるようになることで気づきを得られることも、この方法の強みですね。
ステップ5 タッグを組むべき相手をChatGPTに聞く
実際のやり取り↓
つまり「ゆっくりと考えて導き出した戦略性を持って、人に配慮があって、安定感のある人材」ってことですよね?
やっぱりここまでChatGPTとのやり取りを通して感じていたことは、ピッタリでしたね(笑)
納得感しかない。
…私自身、個人事業主の時代も合わせると10年以上、起業家として活動していますが、大きな失敗も含めたあ経験から導き出されているベストプラクティスとも、驚くほど符号してます。笑
とはいえ、自分ではなかなか言語化できていなかったり、わざわざ意識していなかったりすることでもありました。
それをChatGPTがこんな形で分かりやすく言語化してくれるのはめちゃくちゃ嬉しいし、今後の起業家としての仕事の質が高まっていく気しかしません。
まとめ
さて、いかがでしたか?
皆さんも同じような工程を進むことできっと、少し自分の起業家としての特徴がわかると思います。
…ただし、もちろんこれだけでは起業はできませんよね笑
当然ですが、この後に具体的なビジネスアイディアをリストアップして成功しそうなものに絞り込み、それを立ち上げて計画的に成長させていくことが必要になります。
大丈夫です、その方法もこのnoteでは、ちゃんと分かりやすく解説していきますよ。
次回は、その第一歩として、あなたが持っているスキルや価値観、そして抽象的な能力をリストアップし、それをChatGPTと共に深掘りする方法をお知らせします。
成功させる事業を見つけるためには超重要な過程になるので必ずフォローしてお待ち頂ければと思います。
ちなみに私のTwitterでは、このnoteの更新情報や作成過程のほか、毎日、起業したい人の他、個人事業主やフリーランス、小さい起業の経営者など個人で生き抜くことを目指す人に向けて、AI時代の生き残り方やAIツールの使いこなし方をお伝えしているので、ぜひこちらもフォローして下さい!
最後に…今日のプロンプト集をつけるので、ぜひ使って試してみてね!
ではまた次回もお楽しみに!
【付録】 今日のプロンプト集(コピーして使ってね!)
ステップ1
・あなたは「ストレングス・ファインダー」を知っていますか?
・私はストレングス・ファインダーで以下の5つの性質を持っていると診断されました。それぞれの項目について解説をお願いします。
1. 競争性 2. 回復志向 3. 活発性 4. 目標志向 5. 達成欲
ステップ3
さて、上のようなストレングスファインダーの特性トップ5を持つ起業家の強みは何でしょうか?
ステップ4
次にストレングスファインダーの特性トップ5を持つ起業家の弱みは何でしょうか?そこから分かる注意点も教えて下さい。
ステップ5
・ステップ上のようなストレングスファインダーの特性トップ5を持つ起業家が取るべきビジネス戦略についてアドバイスを下さい。
・具体的な事例はありますか?
ステップ6
では、上のようなストレングスファインダーの特性トップ5を持つ起業家がタッグを組むべき相手はどんな人でしょうか?