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(ついに)ロゴマークができました!

(1)ロゴマークができるまで


最初は「ロゴマークなんて不要!」派でした(どんな派だよ…)。

ロゴマークが与える印象に、自分自身や道場生が引っ張られるのが嫌だったからです。視覚イメージの力は強いですからね。

また、自分の中にある合気道観などを現時点でうまくロゴマークに表せたとしても、自分自身の内面にある形のないものは、時間とともに変化していくはずです(大して変化しないかもしれないけど…)。

自分が変化したあとに、過去に自分が決めたロゴマークを嫌いになる。
そんなシーンを想像してしまい、「ロゴマークは不要です」とデザイナーさんにはお伝えしていました。

しかし、デザイナーさんから下のようなアドバイスをいただいたこともあり、あっさりと「ロゴマークは必要!」派に転向しました。ロゴマークを決めるなんてこの先もなさそうだし、考えるのも楽しそうだったので、せっかくなのでロゴマークを持つことに決めました。

【デザイナーさんからのアドバイス】

  • ロゴがあるとWebサイトのメニュー表示の印象が柔らかくなる(ロゴなしの場合、文字だけでのメニュー表示となる)

  • ブラウザのタブに小さく表示するファビコンとしても利用できる(ロゴがない場合、ファビコンはワードプレスのデフォルトか、文字を縮小したものとなる)

*WebサイトやSNSに使用する写真は、道場の先輩であるフォトグラファーさん(現在は尾道市在住)にお願いしました。Webサイトとロゴマークのデザインは、その先輩を経由してデザイナーさんにお願いしました。

(2)ロゴマークのコンセプトって?


デザインはデザイナーさんにお任せするにしても、コンセプトは自分で考えなければなりません。ですが、冒頭に書いた通り、ロゴマークに自分や道場生が引っ張られることは避けたい。

ということで、まずは3つのコンセプトでお願いしてみました。

  • シンプルなロゴ

  • なるべく自分の身近なものや、合気道至心会に馴染みのあるものを連想できるロゴ

  • 合気道的な「抽象的な概念」などをベースにしない。理由は、(おそらく)自分が理解しきれていないから。また、「抽象的な概念」を無理に形にすると、その形に理解が引っ張られるおそれがあるため。

こんな曖昧なコンセプトでしたが、
デザイナーさんからは3案のラフデザインをいただきました。

(3)ラフデザイン-第1弾-


(第1弾)ロゴマークのラフデザイン

この3案から、まずは2案に絞ります。。

● ロゴ案1:漢字「心」
これはわかりやすいですね。
「合気道至心会」から「心」を取り、それを変形して制作してくださいました。また、団体名の由来である「至人の心を用いること鏡のごとし」から、2つの点(、、)が鏡像関係に配置されているのもポイントです。懸念があるとすれば、ロゴマークとして「心」が前面に出過ぎることで、「精神論が先行する稽古方針」と勘違いされかねない点でした。

ロゴ案1は点の形状バリエーションを変えるなどで調整できる、
ということでしたので、ブラッシュアップをお願いしました。

● ロゴ案2:子音SSNK
これも面白いと思いました。
ローマ字表記である「SHISHIN-KAI」から子音部分を抽出して、変形・組み合わせる。ロゴマークを分解してWebサイトの各タイトル前に付けるといった、柔軟な使い方をするアイディアもいただけました。

ロゴ案2も、ブラッシュアップをお願いしました。

● ロゴ案3:禅の境地
他の2案と比較して、抽象度を上げて制作してくださいました。
こちらも組織名の由来である「至人の心を~」から、「至人(修業を経て高い境地に至った人)に見えている視界」を想像したということでした。

抽象的なイメージを具象化するデザイナーさんって凄いな、と感じたラフ案でした。ロゴマークの細部にも意味を持たせて作成してくださったのですが、ここでは割愛します。

ロゴ案3もデザインとしては好きなのですが、Webサイトのファビコンとしては目立たず埋もれてしまうような気がしました。また、合気道のイメージが「円」に固定されかねない点も不安でした

私が師匠から学んできた合気道は、「円」よりも「螺旋」のイメージです。「円」は回って元の位置に戻ります。しかし、「動くことでそれが技となる」合気道は、ダイナミックに動き続ける「螺旋」のほうがしっくりきます。何よりも、螺旋の動きは強くて止められない。

ということで、ロゴ案1・2のブラッシュアップをお願いしたのでした。

(4)ラフデザイン-第2弾-


● ロゴ案1(ブラッシュアップVer.):漢字「心」

私は赤色が好きなので、修正版では赤を入れてくださいました。
漢字内の2点を円にして、右上の円が分割されています。これにより、第1弾よりも「心」の字形に近くなっています。個人的には右上の分割円が笑顔の顔文字に見えるのが好きです。

第1弾よりも「心」の押し出しが弱められた感じもあり、良いなと思いました。

● ロゴ案2(ブラッシュアップVer.):子音SSNK

この記事のタイトル写真でネタバレしてますね。。
はい。このデザインが合気道至心会のロゴマークとなりました!
第1弾から下部の「▼」部分が省かれて、シンプルになりました。

赤色が強すぎる点については、重なりやグラデーションで対応してくださったそうです。また、フォントの角をすべて丸くすることで、ロゴと世界観を合わせた、柔らかい印象となるようにしてくださいました。

最後に、「合気道」の文字を追加して完成です!

(5)合気道至心会のロゴマーク


それでは、合気道至心会のロゴマークをご紹介します!
縦バージョン・横バージョンの2パターンを載せます。

ロゴマーク(カラー・縦)


ロゴマーク(カラー・横)


このロゴマークを使ってWebサイトなどを作成していく予定ですが、
いまはとりあえず道場の看板として使っています(クリップボードが醸し出す、「とりあえず感」がすごい…)。

ちなみに、Uターンの直前に多田先生に道場名の「書」をお願いしました。先生から道場名(至心会)の書をいただければ、それをデータ化して看板にしたいと考えています。

ただ、ほんとにUターン直前にお願いしたことと、先生がお忙しすぎるのでこの計画がいつ実現されるのかはわかりません。これについては今後の楽しみとして待ちたいと思います。

ロゴマークを作成してくださったデザイナーさん、デザイナーさんとの間に入ってくださった河西春奈さん、ありがとうございました。ロゴマーク、大切に使わせていただきます。


(本文終わり)



【合気道至心会のご案内】

岐阜市を中心に活動する、合気道の道場です。
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