見出し画像

合気道とは自分に集中する道

1.人は変わらないし、変わりたくない

職場で会う度に愚痴をこぼす人っていますよね。

でも、よく言われるのが、そういう人に限って辞めない説です(笑)

これは、私の職場でも当てはまります。

逆に全く愚痴をこぼさないような人が辞めていくことの方が多いです。

これもよく言われていることですけどね(笑)

得てして、愚痴をこぼす人は、要は自分の思い通りにことが進んでいないんですよね。

その思い通りにことが運ばない理由を他者に求めてるんです。

いわゆる他責思考ってやつですね。

そういう人は自分の中で、こうあるべきだという考えが根底にあって、

その通りに行かないから腹を立てている訳です。

しかし、悲しきかな、自分の思い通りに相手を動かすことなんて基本無理です。

私の職場でも、会う度に他人の悪口を言う人がいます。

まあ、その方は根は良い方なので憎めないんですけどね(笑)

ただ、その人自身も周りから結構、陰口叩かれてるんです。

何が言いたいかというと、結局、相手を思い通りに動かすことはできないんです。

なぜなら、自分自身だって他人の思い通りになんて動けてないからですから。

2.自分に集中することの大切さ

やはり、情報過多という世の中の趨勢もあり、

我々はどうしても周りのニュースとか時事ネタに左右されがちです。

誰が不倫したとか、どのドラマがつまらないだとか。

とにかく、あらゆるものに反応し易い傾向にあると思います。

しかし、それ自体に反応することは極めて時間の無駄です。

ドラマがつまらない!!ってネット上で吠えたところで、
そのドラマが面白くなるわけじゃありません(笑)

そういう不可抗力なことに幾ら時間を割いても無駄なんですね。

合気道の稽古でも同じです。

相手が怖いとか、相手を意識してしまうとか

正に時間の無駄なんです。

相手を意識する前に、先ず自分がどうあるべきなのか

これを追及することに徹底します。

相手に強く持たれたとしても、

その現状を相手に何かを強いることで変えようとするのではなく

自分の発想を変えることでその場を自分の空気で支配するんです。

3.誰にも拘束されていない

こう思えることがとても重要です。

これは稽古でもそうですが、むしろ日常の方がもっと大事です。

そういった考えを養成するための稽古でもあるんです。

誰も自分自身を拘束することは本来はできません。

されてるとしたら、それは自分自身の暗示に過ぎません。

稽古の時でも、その場が不利か有利か決めてるのは自分です。

日常においてもそうです。

起きた出来事に対して、どう反応するかは自分の見方次第です。

そう考えれば、自分自身が何かに拘束されることはないと思うんです。

今こそ敢えて周りからの関心を削ぎ落して、
自分自身にフォーカスすることの大切さを訴えたいと思います。

あわせて読みたい


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?