マインドロック
最初は、え、、無理だよ難しい、、って思っていたことが終盤にはいとも簡単にできてしまう、
そんなことが稽古をしているとしょっちゅうあります。
そんな時は、別段、何か特殊なことをしたわけではありません。
怪しい薬を飲んだり、アイアンマンのようなブースターを搭載したスーツを身にまとった訳でもありません。
変わったのは、考え方だけです。
難しい、そう簡単にはデキないという自己暗示を知らず知らずのうちにかけているんですね。
この先入観やバイアスを取り払った途端に、自分のパフォーマンスは飛躍的に向上します。
しかし、ここで注意しなくてはいけないことは、それこそが元々の本来の自分の実力なんです。
ですから、こういった稽古を重ねることは自分自身のマインドロックを外す道なんです。
こんな力を抜いていいのか?こんなに楽していいのか?そういった恐怖に対して、敢えて冷たくあしらうことで予想を上回るパワーを生み出すことができます。
そして、また稽古に来たときには元の自分に戻っています(笑)
これは、換言すると社会というコミュニティにいる以上、こういった影響は避けられないんですね。
ですから、繰り返し稽古を重ねることでこういったバイアスをゼロにはデキなくても瞬時に取払えるような訓練をするわけです。
このバイアスを払拭するメリットは明白で自分の可能性を最大化することができるという点です。
なぜなら、デフォルトで既に予想を上回るパフォーマンスを我々は出すことができるからです。
それが、自分には無理だとか、あるいは他人から君には無理だよとかそういった発言を浴びてるが故に、無意識にマインドロックをかけてしまっているんですね。
自分の敵は自分とは、正にこういうことなんだろうと思います。
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