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習慣化のコツ

家の中で髪の毛が落ちてるとします。

それを見つけたらどうしますか?

その場でサッと拾って捨てるか。
見て見ぬフリをするのか。
明日でいいかー、と見過ごすのか。

何かを習慣化する上で重要なのは、
最小単位の行動から変えていくことです。

これが最も手っ取り早く、
即効性があると僕は思っています。

人間はそもそも変化を嫌う生き物です。
急激な変化はなおのこと。

であれば、なるべくハードルの低い
行動レベルで変えていくことが重要です。

先程の例で言うと、
ウジウジ迷わず行動するようになりたいのであれば迷う前に拾って捨てるが正解です。

洗い物も気付いた段階で、迷う前に洗う。

家の掃除も気付いた時にその場でやる。

このように極力、ハードルの低いことから、先ずは変えていきます。

結果、気付くと物事に対して俊敏に動けるようになります。

逆に、髪の毛の例に戻ると、

元々、直ぐ拾って捨てるようだった自分が、
後回しにするようになっていたら注意です。

つまり、最小行動レベルでそのような対応をしてるということは、
普段の生活・仕事や対人関係でも、そのように後ろ向きになっている傾向があります。

このように、反射的に面倒だなとか、
億劫だなと思うようになっていたら、自己対話が必要です。

そうなってしまっている原因が必ずどこかにあるわけです。

前置きが長くなりましたが、武道においても全く同じです。

ここで言いたいことは2つです。

一つは、合気道を上達する上でも日々の小さな行動レベルで変えていくこと
もう一つは、稽古の中で内省を繰り返し、自分の生活を見直すこと

一つ目は、武道の動きとは得てして常識離れしています。

これをいきなり、導入しようとすると上手くいきません。

ですから、日常の中で気付いた時に修正する
気付いた時に修正する、という繰返しのインプットが重要です。

もう一つは、日々の稽古で内省を繰り返すことです。

以前より力に頼ってしまう、等の傾向があれば、

それは普段の日常でも相手に対して攻撃的になってる可能性があります。

もちろん、そうじゃない可能性もありますが、

稽古は私生活を映す鏡です。

そういった、日々の自分の習慣を見直す有効な契機になります。

内省は第二ステップとして、先ずは習慣化のクセを身に着けられるといいですね。

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