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直感に従う

先日、久々に実家に帰ったのですが、

ちょっとお酒でも買おうかなと思って家を出たんです。

その瞬間に、「あっ、父親と会うな」と思ったんですよ。

そしたら、本当に向こうから父親がやってきて、

ちょうど仕事から帰ってきたとこだったんです。

いわゆる、ってやつですね。

この勘や直感は意外とバカにできないんです。

以前、テレビを視ていた時の話です。

よく、テレビ番組で飲料水や食べ物にモザイクがかかってる時あるじゃないですか?

なんで、モザイクなんか、かけるんだろう~

とボーっとテレビを視ていた時です。

いきなりバチーンと稲妻が走った様な感覚に襲われて

あ、そういうことねと一瞬で分かったんです。

急に結果が降って来たんですよ。

それで冷静に考え直してみたら、

スポンサーがいてその競合他社の製品をそのまま映したら

スポンサーにお金を貰っているのに、そのお金で競合の宣伝をすることになってしまいますよね?

なので、モザイク処理をかけているんですよ。

って感じで本来、このように論理的に思考をして、

結果に辿り着くと思うんですよ。

ところが、今回の場合は真逆でいきなり答えが降って来て

それを逆説的に紐解いたら理由が解ったって感じなんです。

普通に考えたら理解不能ですよね?(笑)

とりわけ、情報過多の現代では論理性を司る左脳優位な社会になっています。

ところが、このような事例は論理の世界を超えてるんです。

だって、そうですよね?

いきなり答え、つまり結論が降ってくるわけですから。

この時は左脳ではなく右脳優位になってる時なんですね。

父親の帰宅を当てた例も、テレビの話も双方とも特に何も思考していなかった時、つまり右脳優位になっていた時なんです。

右脳とはこのように常に左脳の先を行っています。

武道においても同じです。

よく私は先生に「自分が思っている以上に成長は速いよ」と言われます。

正にその通りなんです。

自分が思っている=左脳的な論理思考だからです。

先生はできるけど自分ができるにはあと数年はかかるだろうな、

と思っていたことが1週間後にできるようになったり

なんて割としょっちゅうあります。

最近、経営者などが芸術に関心を持つようになったのも
同様の理由かと思います。

つまり、流動性の激しいこの世界で、より一層、論理を超えた直感が重要視されるようになった結果だと思うんです。

ですから、論理性が重要性されている時代だからこそ、

直感や勘に従うということが大事なのかなと思います。

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