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合気道とは常識を疑う道
1.自分を苦しめてるのは自分
最近、このように思う機会が多いんです。
生きていれば、自分の周りに色々な問題が起こるかと思います。
ただし、それを問題と感じてるのは、
自分自身であって、他人ではないということです。
全ては自分の解釈次第という話をこのシリーズでは何度かしてきましたが、
逆にこの自分の解釈次第という考えが、
意図せず悪い方向に行く場合もあるのでは?と最近思うようになったんです。
つまり、自分自身でそれを問題と解釈してるだけであって、
実はそれは問題ではないということです。
自分でこうあるべきだ、とか
こうでないとダメなんだ、という思い込みが結果的に問題を引き起こしてると思うんですね。
その思い込みは自分の中から湧き出たもので、
つまりは自分で自分自身を拘束してるんですよ。
ただ、厄介なのは、こういうのって無意識にやってることが多いんです。
やり始めたことは最後までやり遂げないといけない
途中で投げ出したらダメになる
苦しくても続けないといけない、とかとか
でも本当にそうか??って考えてみることが大事です。
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2.常識を疑う
常識を疑うというのは、自分の中にある常識です。
自分の中で無意識に、
こうでなくてはいけない。
という考えを自覚するということです。
このような常識は自分が育って来た環境の中で無意識に形成されます。
家庭や交友関係、学校など様々な環境から無意識の内に影響を受けているんです。
無意識の常識に支配されているんですね。
しかし、厳密には支配されているのではなく、
支配してるのは自分自身だということです。
これを自覚するのが結構、難しいんですよね(笑)
なぜかと言うと、僕自身もこういった常識に縛られていた過去があり、
現在もまだ常識に支配されている自覚があるからです。
![](https://assets.st-note.com/img/1654342716320-TcrIbgMWVU.png?width=1200)
3.合気道は常識を疑うツール
合気道の稽古では不利な状況から稽古をする場合があります。
2人に両手を持たれてる場合、
後ろから羽交い絞めにされている場合、
短刀を突き付けられている場合、
しかし、このような一見、不利に見える状況も
本当に不利なのか??と視点を変えることが重要です。
つまり、マインドロックを外すということですね。
それをいきなり、自分の私生活に応用するのはハードルが高いんです。
ですから、稽古という比較的ハードルが低い環境で
先ずやってみることが大事なんですね。
稽古を繰り返すことで、自分でかけたマインドロックを徐々に解除していくことが出来ます。
また、そういった常識を棄てていくことは対人関係でも役立ちます。
つまり、普通こうするよね??って考えが薄くなっていくんです。
いや、普通って何だよ??って話ですよね(笑)
あなたにとっての普通は、私にとっての普通じゃないからって思いませんか??
ただ、僕も結構、この普通はってフレーズ使っちゃうことあります(笑)
ですから、自分が他人に何かを強要しないためにも、
常識と言われる物に囚われないことが重要なんですね。
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