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合気道とはダイバーシティの道

1.令和はパラダイムシフト

令和の時代はパラダイムシフトだと僕は思っています。

パラダイムシフトとは、世の中の常識が劇的に変化することです。

年功序列や終身雇用の崩壊で、転職が当たり前の時代になりつつあります。

そんな中で、中学生や高校生がいとも簡単にサラリーマンの生涯年収を稼いだりしてしまうわけです。

つまり、働き方も多様化してるわけです。

このパラダイムシフトは主にZ世代から端を発していると思います。

Z世代は、流動的かつ変化の激しい時代に適応するために生まれた新たな世代だと僕は思っています。

そして、Z世代の方は今までの日本人が許容して来た暗黙的なルールに疑問を呈する新興勢力とも言えます。

無意味なことや非効率的な行いは忌み嫌う傾向があります。

そうなってくると、良く分からない日本の非生産的な行いには疑問を感じるんですね。

ただ、全員がこの世代の人間だからこうだ!!と色眼鏡で見てるわけではありません。

飽くまで、これはこういった世代間の特徴を捉えた上で、このような傾向があるという話です。

ですから、そう言った意味では、日本でも日本人同士のダイバーシティが進んでる様に僕には見えるんです。

今までの日本のルールが重要だと思う人、それに疑問を呈する人。

様々な考えを持った日本人が増えて来たのかな?と思います。

2.相手を尊重するとは

そういう意味では、同じ日本人同士でも、世の中は既にダイバーシティ状態になっていると僕は思います。

そういった色んなバックグランドを持った世代が混合して社会活動を営んでいる訳です。

そういった環境の中で重要になってくるのは、違うということを認めること。

相手を尊重するという意味です。

相手を尊重するということは、ありのままを認めるということ。

仕事やプライベートでも人間関係は付き物です。

そこで、どうしても自分と合わない人や、周りで噂になっている人っていますよね。

そういった方に直面することは誰しもあると思います。

その際に、何でこいつはこうなんだ、と思わないことです。

僕自身はYoutubeであるような、ヤバい上司ランキングにランクインするような人に幸いにも会ったことはないんです。

ただ、周りの知人とかと話すと、そういった話は良く聞きます(笑)

そういった方は良くも悪くも周りで噂になっています。

問題はそういった方々とどうやって折り合いをつけるかですよね。

大切なことは、そういった人達に対して、何でこの人達はこんなことするんだろうか??と思わないことです。

3.その人の性格は防衛本能

それぞれの性格は、その人なりの防衛本能です。

その性格を変えられないのは、そうでないといけない理由があるからです。

ですから、何でこの人はこうなんだと思う前に、この人はこういう性格じゃないといけない理由があるんだなと相手を認めることです。

そもそも、何でこうなんだと思ってる時点で、自分のこうあるべきという常識を相手に強要してることに他ならないですからね。

同じ会社に所属しても、生まれ育った環境も違えば、考え方も何もかもが違うんです。

一緒な点なんて、同じ組織に所属してるくらいですよ。

ですから、本来は何もかもが違っていて、分かり合えるモノではなという前提知識に立つことが重要です。

このシリーズでは繰り返し述べていますが、合気道も他者に対して変化を強要することは一切ありません。

もし、強要したとしたら、相手に即座に反発されて、技は失敗に終わります。

合気道を行う上で大事なことは、相手に変化を求めない、強要しないこと。

その中で、自分は自分の動きたい様に動くんです。

そうすると、相手は気付かぬ内に崩されてしまいます。

これは、相手に変化を強要しなかったから、相手が結果的に崩れるんですね。

相手の性質に一喜一憂せずに、自分の行うべきことは粛々と遂行する。

こういった考え方の基礎を合気道を通して学ぶことが出来ます。

とは言え、合気道で出来たとしても、これを実際の私生活に応用するのは遥かに難易度が上がりますけどね(笑)

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