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【レポ】Thinking Data Summit 2023 「グローバル展開におけるデータ活用の重要性」

Thinking Data Summit 2023 Tokyoに弊社の郷田が登壇しました。

今回はそのレポート記事をお届けします。

郷田 努 
気づいたらゲーム業界26年目。namco、バンダイナムコ、TAITOなどでプロデューサーとしてクロスメディアプロジェクトの複数立ち上げや部門長を経験。 また中国企業やベンチャー企業など幅広い環境での業務経験を持っています。 現在も開発の最前線に立ちつつ、組織開発、人材開発、製品開発の戦略立案と実行を担当。


Thinking Data Summitとは

「ThinkingData Summit」は、ゲームにおけるデータ活用をコアテーマとしたThinkingDataがグローバルで展開するカンファレンスになります。
本イベントでは、ゲーム開発、運用、マーケティングに関わる対象者に、「データ活用」という中心テーマを軸に最新トレンド、オピニオンリーダーのインサイト、各社が保有する成功事例などの情報を提供いたします。

ThinkingData Summit 2023 Tokyo 公式サイトより引用


簡単にご説明すると、「国内外含めた様々なゲームの収益課題を、各社がどのようにデータを活用して解決に導いているか?」についての講演です。

専門的な内容ではありますが、直接分析に携わってない層にもわかりやすく事例を共有されていたので、とても学びがあった場だと思います。

「グローバル展開におけるデータ活用の重要性」


弊社・郷田は「グローバル展開におけるデータ活用の重要性」のパートで、お話しさせていただきました。

グローバル展開を主題にしておりますが、実は『ラストクラウディア』の海外売上比率は国内リリースゲームの中で、TOP3に入るレベルで高いんです!※現在34ヵ国で配信中です

『ラストクラウディア

世界中の方に親しまれている『ラストクラウディア』の背景に触れつつ、その上で更なる各国展開のためにデータ活用の重要性についてお話しさせていただきました。

アイディスでは、本講演会の開催元でもある「ThinkingData」を導入しています。「ThinkingData」はゲームデータ分析に特化したデータ活用ソリューション。現在複数の開発プロジェクトが走っている中で、重要な共通基盤となっています!

アイディスのmissionは「世界一遊ばれるゲームを創る」ことです。
今後リリースする新作ゲームに関しても、世界基準を前提に制作していますので、データ活用は引き続き重要な要素となります。

なぜデータ分析が必要なのか?


他の登壇者の方のお話も聞かせて頂きましたが、
人や国が変われば、傾向・趣向も変わる…。それぞれ切り口が全く異なるので大変興味深かったです。

この「人それぞれ」という部分を基に感覚で調整しようとすると、時にはピントの外れた修正を行ってしまうこともありますよね。それを防ぐのが客観的な数値や事象に基づくでデータ分析なのだと感じました。

データから因子を発見することができれば、確実な軌道修正ができ、ニーズに合わせた人気ゲームの地位を確立することも可能になるんです…!
データ分析の活用は、今やすべてのゲームで必要といっても過言ではありませんね。

と、ここまではデータの重要性について記述していますが…大前提として、データを活用する為には「おもしろいゲームを作りたい」という思いが必要だと思います。

弊社の郷田の言葉を引用します。

「親に"ゲーム会社に入れ"と言われて入った人って多分誰もいませんよね。入りたくてこの業界に入って、やりたくて今の仕事をしている人がほとんどのはずです。それなのに、作業的に仕事していませんか。もっとおもしろいゲームを作ろうという気持ちを持てていますか。情熱がないとデータがあってもなんにもなりません。みなさん、おもしろいゲームを作っていきましょう」

本当にこの通りだと思いました。

情熱をもってデータを活用すれば、ゲームのクオリティ向上や舵取りの方向決定もより高い精度で行うことが出来ます。

ユーザー様にとって良いゲーム作りを目指して、今後もアイディスは、全社一丸となって最高に楽しいゲームを作っていきます!


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