はじめての業界でも、新しい世界に挑戦する気持ちがあればアイディアなら大丈夫!
事業戦略室 企画営業 安部 葵 × 事業戦略室 企画営業 小森 祐太郎
One on One Vol.1
アイディア株式会社の誰かと誰かをマッチングして対談してもらう企画です。
今回は、ほぼ同時期に入社された戦略チームの安部さんと小森さんをマッチング。はじめてのIT企業、海事産業にまつわる仕事についての働き方を対談してもらいました!
いままでの経験を生かして新しい世界に飛び込む
—— 前職はなにをされていましたか?
安部:前職はフィットネスコーチをしていました。体を動かすことが好きなので。それと間接的ではなく、直接的に人の役に立っていることを感じたくて。それをやりがいに思ってコーチをしていました。
小森:そうなんですね。そこからなぜ企画営業職に転職したんですか?
安部:新卒で入社した会社が旅行会社で、クルーズ船の企画があり「船の世界」にもともと憧れがありました。なにかしら船の業界に携わりたいと思ってました。
小森さんはどうでしたか?
小森:僕は前職は医療機器の営業をしていました。その前の仕事も営業職でした。1社目の仕事では新規開拓が多く、直接的にあまり人の役に立っている実感が持てず、医療機器営業に転職しました。人の役に立てている実感は持つことはできたのですが、ルート営業ということもあり新しい業界に挑戦したい気持ちが強くなり、転職を決めました。
—— アイディアに入社して、いままでの仕事を違うところはありますか?また前職の経験が生きているところはありますか?
安部:私はいまAisea Constr.の企画営業のチームに配属されて、IT企業も初めてですが、海事産業にまつわる仕事も初めてに加え、営業に関しても初めてなので、覚えることが多いです。Aisea Constr.は港湾工事など公共事業で使用していただくシステムなので、どんな工事にどんな目的で使っていただくか自分の中で理解するまでは本当に大変でした。
小森:それはすごくわかります。僕は営業という仕事の経験はありますが、医療機器営業と違い自社サービスでITに関する営業は、製品の更新スピードがまったく違いました。医療機器の開発頻度は、それほど更新されるものではなかったので、自分のなかで製品の良さをしっかりと咀嚼してセールスすることができました。
システムのセールスは、お客様の要望に沿ったアップデートの頻度が高いので、システムの理解はもちろんですが、なぜこのアップデートがおこなわれたのかという、お客様の理解を深めることが大切だと痛感しています。
安部:お客様を理解するのは本当に大切ですよね。
前職の経験か、自分の性格なのかわかりませんが、生きていることはあります。
Aisea Constr.にはテレアポの業務があります。人によっては抵抗があると聞きますが、私の場合はフィットネスコーチをしていたころから人と話すことが好きなので、まったく抵抗なくできていることが前職の経験が生きているところだと思います。
小森:僕も人と話すのは好きなので、そこは前職の経験が生きているところだと思います。安部さんはほかにご自身の性格が生きていると感じることはありますか?
安部:そうですね。昔からチャレンジ精神が旺盛なところというか、チャレンジしたいと思うとやってみないと気が済まないんです(笑)
興味のあるスポーツなどは、経験がなくてもサークルに入部したり、去年はフランスに行きたいと思い、ひとりで行ってきました。考えるよりもすぐ行動するタイプなので、挑戦する日々には向いている性格かもしれません(笑)
はじめての業界で感じるカルチャーショックは…
—— 海事産業で感じるカルチャーショックはありますか?
小森:カルチャーショックと言うよりは、自分が思っていたのと違うギャップを感じることはあります。
安部:どんなところですか?
小森:イメージ的に海事産業で働く人は、堅いというか職人っぽい人が多いと思っていたのですが、フランクな人が多いです。
人柄も良いですし、言葉なども距離が近い人が多く、わからないことをわからないと正直に言うと丁寧に教えてくれる人たちですよね。
安部:そうですね!それはわかります。
私も現場に行くことがありますが、いろいろと教えていただけることが多いです。
むしろ私が海事業界未経験だと伝えると、丁寧に次の工事にはどんなことが必要だから、弊社のサービスを導入したい理由を丁寧に説明してくれるので、それが自分の糧になります。
小森:僕はAisea CrewやAisea PROをセールスしています。営業のときに船のオーナーさんとお話をする機会があります。その際には、とくに専門用語などは出ることはありません。
「なぜいま、このサービスが必要なのか」をお客様に伝えるときに、船員法などのルールを理解することにカルチャーショックを受けました。その法律を理解していないとサービスの強みを伝えられないので日々理解に努めています。
—— IT業界で感じるカルチャーショックはありますか?
小森:専門用語としてはシステムに関することのほうがわからないことが多いですね。
安部:そうですね。すごくわかります。ITシステムについても未経験ですし、むしろ苦手意識のほうが強いです。
携帯の契約ですら、ひとりでできませんでしたから(笑)
小森:それはだいぶ苦手ですね(笑)
安部:そうなんですよ(笑) なのでシステムに関する専門用語はまったくわからないことが多かったです。社内のミーティングでエンジニアさんと話すときは、最初は戸惑いました。
小森:ですよね。僕もミーティングのときは、わからない言葉を一つひとつメモして、後で調べたり、調べてもわからないことはエンジニアさんやプロジェクトマネージャーさんに聞いてわかるように努力を続けています。
自分の成長を感じられる職場と働きやすい人間関係
—— 入社半年が過ぎて、自分の成長を実感することはありますか?
小森:少しずつですが、仕事に慣れてきました。ですが、逆に自分の仕事をしているとまだまだ足りていない部分が見えてきました。
最初のころは、ただガムシャラに毎日を過ごしてきましたが、見えてきたことがある「いま」からこそ、やらなきゃいけないことがわかってきました。
安部:どんなことですか?
小森:仕事の全体像を落とし込まなければいけない点ですかね。
サービスのリリースに向けて、他部署の人たちがどういった動きをしているのか理解する必要があります。リリースというゴールを目指し、自分がしなければいけないこと、メンバーに伝えることの把握に課題に感じています。
安部さんはご自身の成長を感じることはありますか?
安部:私は港湾工事の現場にIoT機器やカメラを取り付けに行くことがあります。
その機器をひとりで取り付けられるようになったのは、システムに対して苦手意識があった自分にとっては一歩進めたのかなと思っています。
小森:それはすごいですね。
安部:現場を多く経験させてくれる環境や、上司である永田さんや会社のいろいろな人たちがレクチャーしてくれて、ただ配線を覚えるのではなくて、こことここをつなぐこと意味を理解することで、多少のトラブルがあったときも原因を探ることができるので、そこは自信になりました。
—— アイディアに入社して良かったと思うことはありますか?
小森:いろいろ学べることです。好奇心が満たされることは入社して良かったと思っています。
安部:すごい!前向きですね。でもその感覚は理解できます。
私も入社して最初の数ヶ月は、情報量の多い仕事をするなかで、もう頭がパンパンの状態でしんどい時期はありました。しかし、その足を止めてしまうと、日々更新される情報についていけなくなるので、常に頭に情報を入れるようにしています。
小森:僕も頭はパンパンの状態ですが、その情報一つひとつを理解することで、ようやく業務の入り口に立ったところだなと感じます。
安部:そうですよね。いままで海事の業界紙など読んで理解できなかったことが、この前調べたあのことだとか、言葉と意味を理解できることが実感できるのがいまは楽しく感じます。
小森:あとは上司の尾崎さんや先輩たち、チームメンバーに恵まれたことも良かったです。アイディアでは、疑問に対して自分で調べ、理解し、解決方法を提案する。自分の裁量で仕事を進めさせてくれる度量があります。
そうすることで、きちんと必要な情報や解決方法が身につきます。しかし、調べてもわからなかったり、仕事の進め方が間違っていたら、チームメンバーが相談に乗ってくれるので、安心してプロジェクトに取り組むことができます。
安部:私もそれは感じます!見守ってくれている感があるので、安心できますよね。
チャレンジする気持ちが強ければ、未経験でも問題ない!
—— 最後にどんな人がアイディアに向いていると思いますか?
小森:僕もそうですが、新しい世界で自分を試したい人、挑戦する気持ちがある人は向いていると思います。
安部:私も挑戦する気持ちがある人や好奇心旺盛な人は向いていると思います。先ほどの見守ってくれている話に近いですが、私はひとつのことを理解するまで時間がかかるタイプです。一回自分のなかに落とし込んで、その後もう一度整理して、と本当に時間がかかるんです。でも、急かしたり、答えをすぐ求めたりせず、考える時間をいただけるので、はじめての海事産業やIT企業でも働きやすいので、興味があるならばドンドン挑戦して欲しいです。
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