見出し画像

[社員インタビューvol.09]デザイナーの個々の得意領域を活かしプロジェクトをリードする集団に

こんにちは、AID-DCCの皆川です。
今年は話題になりそうなラップの韻を考えて、TikTokでバズらせるか流行語大賞をゲットしようと目論んでいます。

今回はデザイナーチームのまとめ役で沢山のプロジェクトでアートディレクターとして活躍する、藤大路さんにインタビューを行いました。

早速、伺ってみましょう!

藤大路 季子
ART DIRECTOR/DESIGN TEAM LEADER 

-はじめに、AID-DCCでのアートディレクターの仕事内容について教えてください
藤大路:広告業界に十数年携わり、デジタルに関わり始めたのはエイド・ディーシーシー(以下:エイド)に入社してからです。経験を活かして、デジタル以外のプロジェクトにも関わっています。

AID-DCCのデザイナー、それぞれの得意領域

ーエイドのデザイナーは背景が多様だそうですね。どんな背景があり、それをどう活かしていますか?
藤大路:ディレクター出身の人、プランナーと兼務してる人、空間デザイナーと専門・得意分野が違い、個々に際立つメンバーが揃っています。
各自の得意なところを活かせるアサインを基本としながら、ちょっとチャレンジングなアサインも心がけています。専門・得意分野がさまざまなので、プロジェクトのどこから入ったら自分が光るか、デザイナーの取り扱い説明書のようなものを作成し社内に共有しました。

社内で共有したエイドのデザイナー紹介資料

ー各デザイナーさんの強みとやりたいことなどを明確化したのはフロント陣も動きやすいですよね!それぞれの事例を紹介してほしいです!

・空間デザイナー/PRイベントの空間デザインの場合

藤大路:内藤さんはPRイベントの空間デザインをメインに担当しており、昨年開催された「BAYBLADE X TRANING CENTER」では、Vector worksとTwinmotionで3Dパースを制作しました。初期段階で提案した空間の具体的なビジュアルがクライアントに大変好評で、そのまま最後まで、プロジェクトメンバーが共通のイメージを持ちスピーディに制作を進めることができました。
現在は、本人の意向もあり、空間デザインのみならず平面デザインの知識や技術をインプットしてもらっています。内藤さんのように「今のスキルを使って面白いものを作りたい」「新しいスキルを身につけてプロジェクトに携わりたい」などの意欲的な気持ちを持っている人は大歓迎です。

”Vector works”と”Twinmotion”を駆使した3Dパース

・アートディレクター/体験系プロジェクトや自社事業に包括的に関わる

藤大路:中山さんは経験豊富なアートディレクターとして、プロジェクトの種類も幅広くビジュアル面のリードをしています。

弊社の事業プロジェクトだった「ずかんミュージアム」では世界観策定からロゴなど全体のアートディレクションに携わり、ニジゲンノモリの「NARUTO&BORUTO 忍里」立体迷路アクション「天の巻」ではプロジェクト全体を俯瞰で捉え、ビジュアル面のみの”点”ではなく”面”で進行を支えてもらいました。

また、体験系プロジェクト以外のweb制作においても活躍してもらっています。アートディレクターに求められることは、プロジェクトのクリエイティブに責任を持ちながらプロジェクトを前進させ、俯瞰で見ることです。体験系、デジタル、オフラインとジャンルを限定せずアートディレクションが出来るのもエイド・ディーシーシーの良いところかと思います。

・デザイナー、プランナー兼務の場合/体験系プロジェクトのコアから関わる

藤大路:中川さんは元々インタラクションデザイナーという肩書きでした。ブレスト時に企画発案から、それを落とし込むところまでを一貫して考えられる企画力を評価され、また自身も企画をすることに面白さを見出したことでプランナーとの兼務となりました。
NeWomanのプロジェクトでは、中川さんならではの発想で企画・UI・造作のディレクションまで幅広く担当をしました。
デザイナーという専門領域がある上で、職種を超えてプロジェクトに関われることもエイドの特徴であり良さです。50名ほどの会社だからこそデザインに限らず、自分の裁量でできることも多くあります。プロジェクトを自分の力で進められることを実感するには良い環境かと思います。

それぞれが光るマネジメントを心がける

ー確かにみなさんそれぞれの強みがあって多様性に富んでいますね!そんな様々な背景をもつデザイナーのマネージメントについて気をつけていることはありますか。

藤大路:極端にいうと平面か立体かくらいしかデザイナーの定義が無かった頃と比べ、今はデザイナーの定義がweb、UI、UX…と多岐にわたり、歩んでいくキャリアも様々です。エイドのデザイナーも目指すところはひとつではないと思います。エイドで長く活躍してもらいたいのはもちろんですが、卒業しても活躍するデザイナーになってほしいという視点で、その人の得意なところを伸ばせる環境を作りたいと思っています。マネージメント業に新鮮な気持ちで取り組んでいるところです。

ー自身のキャリアであるグラフィックデザイン以外の領域までやることになった経緯についても教えてください

藤大路:伝えたいことを的確に伝えられるデザイナーになりたくて広告業界に入りました。パッケージ、OOH、店頭POP…とひととおり広告物の監修と制作をしてきましたが、webの監修はできても制作ができない。webも広告として影響力があるものと考えると、明確なフィードバックをできるようになっていたい、ということでエイドに入社しました。
ただ、今ではグラフィックをもっと突き詰めるのも有りかと思っています。

-今後のデザインチームの展望はありますか?

藤大路:言葉にできないものを形にして共有できるのがデザイナーの職務であり、存在理由だと考えています。エイドのデザインチームは自身の職能を活かして、プロジェクトをリードしていける人たちの集団でありたいと思っています。

ー今後、デザイナーとしてエイドで働きたい人へメッセージはありますか?

藤大路:能動的なひと、そうでなくても、エンタメをやりたい、広告をやりたい、どっちもやりたい、あれもこれもやってみたい!という方に向いている環境かと思います。
デザイナーに限らず、プロジェクトに関わっている実感や手応えを得たい方にも良い会社だと思います。是非。


AID-DCCでは、枠に囚われず、幅広くアウトプットできる環境があります。ぜひお気軽にご連絡ください。

協力:藤大路 季子
執筆:皆川 直紀

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?