ダメ元精神と潜在的ニーズの良い関係
こんにちは、キャリアコンサルタントの山本です。
年齢を理由に色々と諦めなくてはならない現実に、私も直面することが沢山あります。
が、それがやりたいことを我慢する理由になるかいうと、一概にはそう言えません。
例えば、年齢の上限がある仕事の応募の対象外だった場合どうしますか?
通常ならあきらめるかと思います。
経験者優遇だったとしたら未経験では気が引けるかもしれません。
でももしどこかその企業が求める経験やスキル、求める人材像のいずれかがマッチしていると感じたら、そして何よりその仕事やその会社で勤務したいという気持ちが強いのなら、問い合わせてみる、飛び込んでみるのが一番です。
俗にいう「駄目で元々=ダメ元」精神です。
自分がその働き方や企業でいかに働きたいかやいかに貢献する気概があるのかを伝えずして諦めるにはまだ早いとは思いませんか。
なかったはずのところから自分を採用するだけの価値や理由を創りだしてもらいたいという気持ちがあるのなら、
相手側にそう言えば君のような人材が必要だったと気が付かせる「潜在的ニーズ」の掘り起こしをする価値がその仕事にあるのなら、
一度きりの人生です、ダメ元精神で試してみる価値はありますよね。
ここで、私がずいぶん昔に人材派遣会社で勤務していた時の印象的なエピソードを一つ。
とある企業さんから工場の事務員の紹介予定派遣を依頼されました。
以前からお付き合いもあった企業さんだったので条件の細かいヒアリングができたその中に、
特殊なシステムを導入して間もないのでその教育と習得に時間がかかる、後続の教育の為になるべく長く勤務して欲しいなどの理由からある程度の年齢の上限設定がありました。
私たちが提案したスタッフさんは私が今思い返しても条件に完璧に当てはまる人材でした。
が、実際に採用されたのは後からやってきた取引のない依頼もされていないはずの他社の、上限を遥かに超えた定年に近い年齢の方でした。
偶然にもその特殊なシステムを導入期から携わって扱っていたという経歴が、今その新システムの扱いに皆が混乱している中、即戦力となる人にあと数年でも社員になって欲しいと、社長の心を動かしたのです。
後日社長から直接、「当時出した条件に完璧に当てはまっていたのは御社だったが経験者がいるという話を聞いたら今必要なのは条件外の彼女だと思ったから」とお詫びまでいただき恐縮しつつその後のお取引の継続をお願いしたものですが・・・
これは私たちの募集情報を手に入れた他社に運よく経験者がいてラッキーだった、という単純な話ではありません。
「ダメ元」でも「潜在的ニーズの掘り起こし」に成功した素晴らしい一例です。
条件に合わなくても潜在的ニーズをいかに引き出すかによって、どんな採用条件も飛び越えて雇用契約を獲得する人というのは必ずどの会社、どの業界、どの世界でも存在するのです。
条件はあくまでも条件です。
が、ニーズや採用してみたいという企業側の心理を掴むのとはまた別のものです。
それは何も特殊な経験やスキルに限ったことではありません。
自分が持っている武器がなんなのか、それをどう活かせば希望する会社の目に留まるのか。
戦略によっては、条件さえも軽々超えていけます。
あなたの武器はなんですか?
それをどんな会社、どんな仕事、どんな働き方で活かしていきたいですか?
ダメ元で挑戦するにも、まずは自分の武器と熱意を知ってからです。
キャリアコンサルタントと一緒に、自分の知られざる武器や秘められた熱意を探ってみませんか?
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