今どき珍しくもない?シェアハウスに住む小学生。家庭訪問は非常識!?


こんにちは。愛ちゃん先生です。今回は私が現場で出会った子の話です。


1年生のR君は、愛嬌のある笑顔が印象的な子でした。しかし、本人を取り巻く環境は、私が出会った子どもたちの中でダントツに悪かったのです。

R君はひとり親家庭で、シェアハウスのような所に住んでいました。特定を避けるためこんな風に書いていますが、実際はもっとありえない環境でした。親は仕事でほとんど家におらず、食事などの世話はシェアハウスの住人が何となくやっているという感じ。さらに医療ネグレクトの疑いもあり、親との連絡もほとんど取れない状況でした。

医療ネグレクトとは、以下のような感じ。

保護者が子供に対して必要な医療を受けさせないこと。子供に検査・治療など適切な医療行為を受けさせないと、生命や身体・精神に重大な障害が生じる可能性があるにもかかわらず、保護者である親などが医療行為を拒否する状況をいう。

そのおかげでR君はある日持ち前のアレルギーを遺憾無く発揮。しかし親に連絡がつかず。本人に話を聞くと、親御さん、入院しているとのこと。


まてまてまて。聞いてねーぞ!


入院って、いつまで?親以外の緊急連絡先は?この子の命に対する責任は誰が負うの?ていうか診断書出せよ子どもから先に病院連れて行け!等々問題が噴出。

これは学校の力だけではどうにもならないと、関係機関にお願いして、一緒に家庭訪問をすることになったのです。




続きます。




(愛ちゃん先生)

サポートしていただけたら、支援が必要な家庭の子への学用品などの購入にあてたいと思っています。よろしくお願いします。