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日本橋高島屋のロブションでランチ!喫茶 薔薇窓で先輩女性に囲まれながら、かつての自分達に思いを馳せる◎

こんにちは、aicafeです。
40代、人生時計で14:00頃に差し掛かったところです。
これからの人生の午後の時間の過ごし方を模索中です。

三井記念美術館を後にして向かったのは、日本橋の高島屋です。
この2階にジョエル・ロブションのカフェがあり、ここで久しぶりに心理士の友人と会う約束をしていたのです。

オンラインでは会話をしていましたが、前回会ったのは3月の東京ステーションホテルでのモーニングの会。
彼女の仕事観などに触れて、とても考えさせられた会でした。

それから、わたしなりに日々考えながらも、のほほんと、マイペースに仕事をしている様子を伝えたところ、とても喜んでくれてうれしかったです。

ジョエルロブションは素敵な店構え。

休日だったので、メニューA(前菜・メイン・デザート+コーヒーor紅茶 3,300円)か、B(前菜・メイン・小菓子・コーヒーor紅茶 2,750円)の二つから。
デザート付きのAにして、「野菜とスモークサーモンのテリーヌ」と、メインはガレット、デザートはバニラのクレームブリュレにしました。

美しい断面のテリーヌ
思ったより大きいガレット
クリームが濃くて美味しいデザート

席は雰囲気のあるカウンター席。テーブル席より落ち着いていて話しやすかったです。

近況アップデートをしつつ、わたしが最近この記事で書いた友人について話ました。

すごい。頑張ってる。ちょっと、羨ましい。
では自分ができるか、というと、それはできないんだ、ということを話していたところ、
今、手に持っているものも、いい加減にしたくないんだよね
と言われて、なるほどと腑に落ちました。

そうだ、わたしは、頑張りたいとは思っているけれども、同時に、自分が今抱えている、他の誰かにとっては些末に思えるかもしれないこと、例えば日々のごはん、家の中を気持ちよく整えること、家族と寛ぐ時間など全部を、いい加減にしたくないのだった、と、はたと気づいたのでした。

こういう言語化をしてもらえると、すごくすっきりします。

わたしは時々、大きな夢を持ってひた進む人を凄いと思い、一方自分は…と卑下してしまいそうになります。

でも、今手に持っているものを「いい加減にしたくない」という気持ちだって大切にしてもいい。
友達と話して、モヤモヤがまた晴れました。

やがて、ロブションを出て、日本橋高島屋の中2階にある、「喫茶 薔薇窓」に場所を移しました。

昔、両親や祖母とデパートに出かけて、ちょっと一休みしたような、デパートの奥にあるいわゆる喫茶コーナー

店内は、わたし達より遥かに先輩の女性たちが、お買い物の途中なのかパフェやお茶を飲んで寛いでいらっしゃる。

こういう喫茶店って、以前は友達同士で入るには敷居が高く感じたよね、と。
迷いなく入って行けるようになったわたし達って貫禄出てきたわね、と笑いました。

アールグレイティーを飲みながら、かつてのわたし達、よく頑張っていたよね、という話になりました。

子どもが幼くまだ手がかかる頃、
毎日フルタイム出勤し、
仕事時間は業務に誠実に邁進し、
出退勤時は保育園や学童の送り迎え
終えられない仕事を同僚に頼むのを申し訳なく思ったり、家に持ち帰ったりしつつ、
家のことも完璧にこなそうとして。

そうしなければならないのだと思っていたけれど、今思うと若さゆえに周りがよく見えておらず頑なだったよね、と。

今は年齢を重ね、子どもも育ち、少し周りを見る余裕が出てきたからか、その頑なさが解れてきた。
当時の自分に、どうどう、と声をかけてあげたい。
自分ばっかり!」と思っていたけれど、それを言われた当時の家族が「キョトン」としていたのは今ならわかる。

同時に、あなたは本当によく頑張っている、と抱きしめてやりたくもなる。
精いっぱいがんばっていた当時の自分が愛おしい。

二人で、先輩女性に囲まれながら、当時の若き日の自分たちに思いを馳せるのでした。

先輩女性たちが聞いたら「ひよっ子が何をか言わんや」でしょう。
そう思うと、年齢を重ねるっていいものだなと思うのでした。

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