見出し画像

Libertable のチョコレートケーキにクリームを添えて 〜祖母のお皿の思い出〜

こんにちは、aicafeです。
40代、人生時計で14:00頃に差し掛かったところです。
これからの人生の午後の時間の過ごし方を模索中です。

お土産にもらった Libertable のチョコレートケーキ
最近、母がハマっているらしく、赤坂店で買ってきたものをお土産にくれたのでした。

いかにもオサレなパッケージ

見るからにおしゃれな箱に入っています。
横にして持って帰ろうとしたら、こっちよ、と縦に直されました。

開くと漂う高級感

上にナッツやオレンジピールの載った、濃厚そうなチョコレートケーキです。
お店のウェブには以下のような情報が。

これは美味しくいただきたい。

このまま食べても美味しいに決まってますが、わたしはチョコレートケーキといえばホイップド生クリーム!と思い立ち、唐突に泡立てたのでした。

わーい!

完璧〜!

このあとまた倍くらいのクリームと共に食べてしまいました。
美味しいおやつを、最高な状態で食べられて、大満足です。

このお皿は、祖母から譲り受けた和食器です。
とても軽くて薄くて使いやすく、波打つ形状が洒脱で気に入っています。

筋金入りの器好き料理上手だった祖母は、大正生まれにもかかわらず、料理と器を合わせる感覚がとても現代的なひとでした。
和食器は洋風な料理と合うのよ、とよく言っていたことを思い出します。
今となってはよくある組み合わせですが、祖母の時代の人の感覚としては先鋭的だったと思います。

その現代的な感覚は、祖母の朝食によく表れていました。
決まって、硬めのブールのようなパンをスライスして焼き、たっぷりのバターを塗って、そこにチーズやたまごを添える。
そしてミルクティーを毎日違うカップに淹れる。
食後は新聞に目を通しながら、ラジオを流し続ける。

わたしの朝食も、祖母のオマージュのように似ています。
一緒に暮らしたことはないのですが、時々お泊まりして覗き見た祖母の生活は、今のわたしの食やライフスタイルに色濃く影響しています。

美味しいチョコレートケーキに和食器を合わせながら、今は亡き祖母のことを思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?