【短編小説】小さな世界 あとがきのようなもの+おしゃべり
『小さな世界』を読んでいただき、ありがとうございました。
noteを始めてから今日でちょうど30日です。一箇月たちました。
フォローしてくださった方、スキを下さった方、本当にありがとうございました。
『小さな世界』は原稿用紙67枚くらいの作品でした。短編と呼ぶにはちょっと長いかな?
分割して、リライトしながらちょっとずつ投稿しました。半月もおつきあいいただき、本当にありがとうございます!
この作品も、かなり以前に書いたものです。
調べてみたら2012年でした。
ああ、10年以上も前なんだな。いやいや、あの時から11年しか経ってないの!? って、逆にびっくり!
意外と10年って長いんですね。全然あっという間なんかじゃないな。
さてさて。ここからは、とりとめもないおしゃべりです。お時間のある方はおつき合いいただけると嬉しいです。
わたしは読書が好きで、いつでも本を持ち歩いてちょっとの暇でもあれば読んでおります。
まじで、長い信号待ちでも読むことあります(笑)
読みたい本が絶え間なく並んでいて、早く読めよとせっついてくるので。
とはいえ、なかなか読書のためのまとまった時間は作れません。だからこそスキマ時間を大切にしております。
なので、読書数はそんなに多くないのです。去年は66冊でした。
あ~、そんなもんか。
そんなわたしが、去年読んだ中で面白かった本の発表です。じゃん!
『鎖国の正体』 鈴木荘一 著
実はわたし、日本史が好きなのですが、そんなにめちゃめちゃ詳しいというわけではなく。
「そういえば日本は鎖国中に中国とオランダとだけ交流があったんだよね。中国はわかるけど、なんでオランダ?
キリスト教を禁じるために鎖国したんじゃなかったの? オランダはキリスト教じゃん」
という素朴な疑問が、これを読んでスッキリしました。
いや~、三英傑はやっぱりすごいわ!
そして、これを読んで思ったこと。
ありがたや。ホントにありがたい。
命をかけて、全力で日本を守ってくれた人に感謝です。
自分が日本っていう国に守られていること。
なんだかんだ文句を言いたいことはありますが。
世の中にはひどい目に遭っている人がたくさんいる。個人的に犯罪に巻き込まれたり、貧困から抜け出せないということもあります。
けれども、生まれた国そのものに問題があると、そこから抜け出すことがもう本当に不可能に近いのです。
わたしたちが恵まれているな、と思うのは、どんな人にもチャンスがあるから。
それってやっぱり、日本がちゃんとしているから。
大航海時代にヨーロッパの国がドカドカやってきて、平和に暮らしていた民族がジェノサイドに遭ったり、植民地化されたり、奴隷として引っ張っていかれたりしました。
日本にも来ましたよね、キリスト教と鉄砲が。
その時の外交手腕に拍手です。ぱちぱち。
その後も、貿易の規制がしっかりしていたお陰で、ペストもうつされずにすみました。
そして幕末。黒船がドカーンとやってきて日本に開国を迫りました。
列強はみんな日本を狙ってた。誰が奪うのか、戦々恐々としていた。
でも、そこも外交でうまく乗り切ってくれました。
明治時代は軍事費にお金かけて国民が貧乏になったけど、日本を攻撃するとコスパ悪いよ、と外国に示すためにはどうしても軍事に力を入れる必要があった。
よくやってくれました。おかげで日本はこれまでいっちども植民地になったことがないです。いやあ、ありがてえ!
教科書には名前が残っていないような、官僚の誰かを想像します。
も~きっと頭が全部白髪になっちゃうくらい、考えて考えて、相手の出方を見て、また考えて、色々と調べて、考えて・・・ってそうやって必死で外交してくれたのでしょう。
なんか、想像したら泣けません?(ToT;)
昔は小説ばっかり読んでいたのですが、というよりも小説しか読まなかったのですが、最近は小説以外の本を読むことが増えました。小説を書くための資料になるし、インスピレーションももらえるし。
映画鑑賞も好きでして、たまに映画館に観に行きます。
とはいえ、真の映画好きからしたら、全然レベル低いですが。
最近は就寝前のわずかな時間、映画タイムとして楽しんでおります。至福💛
昨夜は『HOKUSAI』を観ました。まだ2/3までしか観れていないのですが、感動しました。
芸術って、それを生み出す人だけの力じゃなくて、その才能を世に送り出してくれる人の存在があるんだなあって。
これまた、ありがてえ!
映画鑑賞はいいのですが、ついお酒を飲みながら食べてしまう・・・いや太るって、寝る前に。
さてさて、わたしの長いおしゃべりにおつき合いいただきまして、ありがとうございます。
今回も「みんなのフォトギャラリー」から写真を使用させていただきました。
きいろさんの「紅茶」です。主人公・佐和子にとっての、儚くてもろい当たり前の日常を思い浮かべて選びました。
素敵なお写真です。ありがとうございました!
それでは、また次回からは別の作品を投稿していきたいと思います。なにとぞよろしくお願いします。
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