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【ライブ感想】1月総集編

はじめに


12月から仕事の様子が少しずつおかしくなってきていたのですが、正月休み明けから目に見えて残業時間が爆増→土日は疲れてずっと寝てしまう、みたいな日々が続いており、なかなかライブの感想を書けずにいました・・・
(ライブ自体はライフワークなので元気に行っております)

それに伴い感想を書けていないライブの本数も溜まってきたので、今回は1月に入ってから行ったライブの感想を総集編というかたちでまとめておこうと思います。そのためライブ1本1本の感想はいつもより短めとなります。

もしかするとしばらくこんな感じのスタイルの感想文が続くかもしれません。
それでは、以下1月に参加したライブ4本分の総集編です。

※スピッツはまだツアーが続いているので、ネタバレにご注意ください。その他は単発イベントorツアー終了済みです。


■1/10 Guiba / Khaki @Shibuya WWW

2024年1本目のライブはGuibaの初アルバムリリースパーティで、対バン相手はKhakiでした。

トップバッターはKhaki
Khakiは去年から聴き始めたのですが、メンバーが何人いるとか何歳ぐらいだとか全く知らない状態で、今回初めてライブを見ました。

バンドマンぽいふわふわな髪のメンバーが3人と、会社帰りのサラリーマンみたいなメンバーが2人の合計5人。

まずびっくりしたのが、ボーカルが2人いたこと。完全に1人かと思ってました。。

ボーカル2人のうち、よりハスキーな声の方が中央にいる中塩さん、もう少し透明な印象の声の方が平川さん。2人とも少し湿った質感の声で、Khakiの不思議な雰囲気の曲にピッタリな声。

中塩さんの声はサブスクで聴いている時より生で聴いた方がよりハスキーでかっこよかったです。とくに「Undercurrent #3」のサビでのシャウトの掠れ具合が最高にかっこよかった。

リズム隊の演奏も印象的でした。このバンドの曲はテンポが途中で変わることが多いのですが、その変わる瞬間のバチッ!とした切り替えがキレキレでかっこよかった。また、音がそんなに詰まっているわけではない分、ひとつひとつの楽器の音がクリアに聴こえて隙間がかっこよく、かなり好みな印象でした。

次はGuiba
Guibaはもともと別のバンド/グループで活動しているメンバーが集まって新しく始めたバンド。バンドとしては新しいですが、メンバーはみなさん結構ベテランなので安定感のある演奏でした。

全体的に初秋のような涼しい雰囲気のシティーポップ系の曲が多くて心が落ち着きました。ゲストボーカルの「ましのみ」さんのウィスパーボイスと、ボーカルのアカツカさんの澄んだ清流のような声がぴったりフィットしていました。
(そしてボーカルのアカツカさん、勝手に無口そうと思ってたらめっちゃしゃべってて面白かったです。)

気持ちよくて溶けそうになる、残響のようなギターを弾いていたのは熊谷さん。私の好きな別バンド、Helsinki Lambda Clubでもギターを弾いています。この人のギターは、家主とかUulUとかと同様、どこから音が出ているのかいつも意味が分からないくらいかっこいいです。

照明は全体的に少し暗めで、大人っぽい雰囲気が素敵でした。
2組ともまた見たいです。

■1/11 スピッツ @日本武道館

このライブは全然チケットが取れず(有料会員先行から合わせて5回はチャレンジしたと思いますが全落ち)、ほぼほぼ諦めていました。

が、↑のGuiba/Khaki対バンの日に注釈付き指定席が発売されるとの情報をゲット。ダメ元で、WWWの目の前の渋谷パルコにてチケット争奪戦にチャレンジしたところ、なんとチケットが取れるという奇跡が起き、ぎりぎりで行くことができました。これで今年の運を使い果たしてしまったかもしれない・・・

この日も仕事が大変なことになっており、武道館までスマホで会議を聴きながら移動しました。(なお、もちろん会議の内容はまったく頭に入ってきませんでした)

自分の席に着いたのは開演2分前。なんとステージ真横(てっちゃん側)の前から5列目。あまりの近さに驚愕していたのと猛ダッシュしたのとで、すっごいゼエゼエしてしまいちょっと恥ずかしかったです。

私の席だと、音がお風呂場みたいなほわほわした感じに聴こえて、今までにあまりない感じで新鮮でした。あとメンバーがとにかく近かったのもあって、ずっと夢のような時間でした。

この日はあの伝説の「直前のMCでギターを練習したにも関わらず、サンシャイン冒頭でギターを思いっきり間違えてしゃがみこむマサムネさん」回だったのですが、これをあの近さで肉眼で見てしまったのは本当にとんでもないことだったな、と今になっても思います・・・

本編の感想は今までも書いているのでアンコールの感想を。

「潮騒ちゃん」は初めてライブで聴きました。明るいギターがかわいい曲。シャウトパートで田村さんが「ぶどうかーん!!」と叫んでくれてテンションが上がりました。

「1987→」はスピッツが30周年を迎えた2017年に書かれ、一生バンドやるぜ!という宣言のような曲。以前武道館でスピッツを見たときもこの曲を本編ラストあたりでやってくれてすごくかっこよかったのですが、6年半後の今も、スピッツが元気でライブをやってくれて、私も元気にライブに通えていてすごく幸せだなと心から思いました。

この日は終演後、隣の席の方と話しながら会場を出ました。仕事終わりに来たんですよ~(お互い)とか、最後の最後でチケット取れてよかったですね~しかもこんな前のほうの席で、とか、隣の人(私)が全然来ないなって心配してたんですよ~とか(ご心配をおかけしてすみません・・・)、いろいろお話しできて楽しかったです。

■1/19 pavilion @新代田FEVER

昨年対バンイベントで見て、重々しい音が超かっこよかったpavilionが初のワンマンということで、これは行くしかありませんでした。

開演前のBGMで大好きなピロウズや家主が流れていて、すでに楽しい。

1曲目の「STRIDE」からpavilionらしいゆったり爆音が炸裂していてストレスも吹き飛びました。私は飽き性なので長い曲(5分以上)は少し苦手なのですが、pavilionの曲はなぜか長ければ長いほど気持ちいいです。ずっと聴いていたくなる。

個人的にこの日特に嬉しかったのは「Your Eager Dog Song」です。
pavilionでは珍しくテンション高めなパンクソングで、「Your Eager Dog Song」と「唯我独尊」をかけているのも素敵。
金曜日のライブハウスで、お客さんが「唯我独尊!」って叫びながら腕をぶんぶんしているのを後ろから見ているのがとっても楽しかったです。

脱力感のある声なのに声量があり力強くて、かっこいい爆音が最高なバンド。また見たいです!

■1/26 the pillows @Zepp DiverCity (TOKYO)

ピロウズツアーファイナルです。
今回のツアーは今まで宇都宮、水戸と比較的小さめのライブハウスでの公演に参加してきて、今回久々に大きなライブハウスでやっているピロウズを見ました。やっぱりかっこいい。。

2階指定席からゆっくり見ていたのですが、お客さんの盛り上がりっぷりでテンション上がりましたし、メンバーもすごくうれしそうでした。

このツアーについても今まで何度か感想を書いてきたので、今回は総括的な感想を少し、、

今回のツアー、私がピロウズを好きになってから初めて「アルバム縛りがないツアー」でした。そしてあまり馴染みのない曲多めのセットリストでした。

Coooming Sooon、Flashback Story、She is perfect、My Girlなどは、アルバムの中の1曲で知ってはいるけれど、思い入れが深いわけではなかったです。

でもこのツアーでこのセットリストで聴いてみて初めて、「こんなかっこいい曲だったのか」とか「こんな切ない歌詞だったのか」とか新たな発見があってわくわくしました。また、ツアーに複数回参加することで、セトリが体に馴染んできて、心地よさも増していきました。

ユニゾンとかくるりもそうなんですが、まだまだ知らない曲や、「聴いたことあるけど曲名わからん」という曲がたくさんあります。
こういう、今まで馴染みの薄かった曲を生で聴いて解像度があがるのも、ライブのすばらしさのひとつなのではないかと思います。

今回の感想は以上です。
長文をお読みいただきありがとうございます。

2月もまたライブに行くことを楽しみに、仕事に負けずがんばります。
みなさまもお体にお気を付けください。



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