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男性育休のとり方/講座アウトプット2

さて、前回に引き続き講座受講のアウトプットをします。

前回の講座の後編となる、こちらの講座を受講しました。

今回は実践編、ということで、かーなーりー具体的なところまで落とし込んだ講義内容となっていました!

産後も夫婦でフルタイム就労を継続するために、それを阻む心理的・物理的障害への対処法、そしてそれを実現するための前提条件である「男性も長期育休を取得」する術をあらゆる方面からご指南いただきました。

具体的に言うと、まずは夫婦の稼働計画。
多くのご家庭では、子どもの保育園送迎を夫婦で分担する、といったときに「送り出し担当」「お迎え担当」「どっちも担当(時短勤務対応)」のいずれかをほぼ固定で対応しているのではと思いますが、家事育児レベルを同一水準にさえしておけば、これを完全に按分しフレキシブルに対応できるようになります。
コロナ後はうちもわりと柔軟に按分しあっていると思っていましたが、・・ちっともでした!先生の実践例から、本当の意味での「按分」を目の当たりにし、カルチャーショック‥自分たちの場合に落とし込んで時間の使い方を考え直す良いきっかけになりました。

そして、厚労省調査による「男性が育休を取らなかった理由」の統計を題材に、「それは理由になりえない」ことをばっさばっさとロジカルに切り倒していきます。ええ、もう、それは痛快なレベルです。

さらには、育休取得にあたって、会社とうまくいくための交渉術まで(笑)

ここまで完膚なきまでに、「男性育休を取りづらい」「夫婦でフルタイム就業は二の足を踏む」理由潰しを、こんなにロジカルにしてもらえたら、あとは取得するだけですよね。
受講後には

「なんで長期育休を夫婦で取らないの?」

という感覚になること請け合いです。

・・・というわけで、今回も本当に面白かった〜〜!
わたしが前回の記事に書いた育児時間の考え方や、収入面でのインパクトについても、先生のお考えとほとんど一緒だったのが嬉しかったです。

それにしても、こういった講座を現役社労士さん実体験をもとに開講してくださっている、ということが本当に素晴らしいことだと思います。
育休をしっかりとられている男性の視点はとても参考になるけど、変わりゆく制度を定点観測している社労士さんにしかできない、明快な解説つきの講座ってなかなかないですよね。

雇用者側の人たちにも聴いてほしいなあ。


・・さて、わたし自身は2人の未就学児を育児中で、3人目をつくる予定もないくせに、なんでこんな講座を聴講しているんだい?と疑問に思われるかたもいらっしゃることでしょう。

以前も書きましたが、わたしはね、「働く×育児」が窮屈な世の中に一石を投じたいのですよ。そうして始めた発信活動で、少なからずこのムーブメントはわたし一人のものだけでなく、あちこちで起き始めているものだと確信しました。

おそらく似た想いで発信されている方がこのnoteにもたくさんいらっしゃって、一時期

「それなら敢えてわたしが発信する必要なんてないじゃん。。。わたしより上手な発信している人ばかりだし。。。」

としょげておりましたが、下手でもいいからこういうパッションを持っている人間がここにもいまっせ!と主張することが、そういう粒がひとつでも増えていくことが、やがて文化を変える大きな波となるはずだと思い直し、発信のモチベーションとしております。

知らない間にスキやフォローもたくさん頂いていて、本当にありがとうございます。
そんなあなたに、今回ご紹介した講座シリーズは本当におすすめなので、ぜひチェックしてみてください。これから出産を控えているお友達ご夫婦にも紹介してね。

講座のリンクと先生のその他の講義情報を再掲。


最後に、受講後の先生のコメントが印象的だったので、一部抜粋して引用させていただきます

上司から「なんで育休とるの?」と聞かれて、仕事の土俵で答えようとすると大体ダメですね。具体的な話もできず最終的に支離滅裂になって、「それなら育休なんかとらないほうがお前のためだぞ」と言われてしまう典型的な展開が待っています。そもそも理由なんか尋ねられない世の中にしたいのですがね…

そうなんです。育休を取るのに理由なんか問われる必要はないはずですよね。だって「取る必要がある」って夫婦が判断したんだもの。

取るも取らぬも、先入観や風潮に流されることなく、夫婦でフラットに選べるべきです。そこから「働く×育児」をもっと楽しくする人生が始まる気がします。


おしまい。

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