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AIイラストビジネスについて月3万円収益を出している僕が思ったこと

はじめに

まずはじめに、僕はAIイラストにて月3万円を稼いでいます。もともと副業に興味があり、2022年の11月からAIイラストで副業しています。
AIで稼げるのか?という質問に対して、僕ははっきりと「稼げる」と答えることができます。

誰でも稼げるわけではない

この記事を書いた2023年1月現在、Meitu「AIイラストメーカー」など無料のアプリでもAIイラスト生成機能を使うことができるようになったので、誰でも簡単に、そしてすぐにAIイラストを作れるようになりました。AIイラストを作れるだけでは稼げるとはいえないというのがポイントです。

※僕はすぐに淘汰されて稼げなくなるような方法は、「稼げる」とは言えないと考えています。よってAI生成をしただけの画像に理由をつけて売るような方法は推奨しません。

AIで稼げる人とは

あくまでも僕が思ったことですが、稼げる人のタイプは大きく2つ、

  • ①パイオニアとなって商品の生産・宣伝まで誰の助けも無く、光速で行動できる人。

  • ②クリエイティブな活動に興味がある、または現役のクリエイターが制作の一助としてAIイラストを活用する。

この2つのタイプに当てはまる人が稼げている印象です。

①のタイプの人は天才型です。僕の記事を読むまでもないでしょう。
実はこの記事は、②のタイプの人に向けて書いています。

ちなみに僕はクリエイターではありませんでしたが、クリエイティブな活動に興味がありました。僕は現在も商品レベルの絵は描けません。

これが僕のリアル(画力)です。


そんな僕でもAIイラストで稼ぐことはできます。

【簡単に】AIイラストビジネス時系列まとめ

2022年9月26日 日本で初めてAI画集が発売される

2022年10月3日 NovelAI イラスト生成機能実装

「NovelAI Diffusion(以下、NovelAI / ノベルエーアイ)」にイラスト自動生成機能が実装される。これによってAIイラストが広く活用されはじめる。

blue cat,arms crossed,anime(青い猫・腕組み・アニメ風)と文字入力
1girl,blue cat,anime,(一人の女の子・青い猫、アニメ風)と文字入力

上記の画像をご確認ください。
NovelAIは萌え絵の生成にあまりにも長けていました。美少女・美少年の生成に長けたAIはすぐさま成人向けコンテンツでの活用が進められました。

※novel aiが美少女・美少年生成に強すぎた理由として、海外のイラスト転載サイトで主に日本の絵師が描いたと思われる絵を元にAIをトレーニングしたことから、最強の萌え絵マシンと化してしまったことが挙げられます。詳しくは「novel ai danbooru」で調べてみてください。

2022年10月7日頃 成人向け同人サイトにてAI生成コンテンツの規制開始

7日には各種成人向け同人配信サイトが、AIイラストを使用したと思われるコンテンツ(主にCG集)のリリース申請で溢れかえるも、FANZAでは【AI生成】タグと使用したAI(例 novel aiを使用しています)を記載しなくてはならなくなる。また、10月10日まで販売を一旦見送りとしたものの、AIイラストを使用した商品を認める流れになる。

2022年11月初頃 成人向け同人サイトにてAI生成コンテンツが供給過多となり配信数の規制開始

結果として、配信プラットフォームの運営がAIイラストの使用をオフィシャルで認めたことからAI絵師のクリエイターが急増。1日10作品まで等、配信規制が開始される。
また、この頃から生成しただけのCG集はほとんど売れなくなる。

2022年12月7日 アドビがAdobe StcokでAIイラストの販売をすることを認める。

アドビはAIは「人間の創造性を高めるもの」であり、取って代わるものはないとしたうえで、AI使用が明示されたユーザビリティに優れたコンテンツであるのであれば、ストックコレクションにふさわしいとコメント。特定のクリエイターの画風に寄せるようにコマンド生成されたコンテンツは認められていません。

2023年01月05日「Midjourney」で作った漫画サイバーパンク桃太郎が新潮社から発売されることが発表される。

Midjourney(ミッドジャーニー)はイラスト生成AIのひとつでnovel aiと比較してnovel aiが漫画やアニメ絵の表現に特化しているのに対して、「印象派の画家の絵」のようなアーティスティックな仕上がりが自慢です。サイバーパンク桃太郎の発売は3月9日で価格はB版1650円。作者は2022年夏ごろにすでにTwitterで当作品を発表していましたが、今回リリースされる書籍には作品の修正・加筆のほか、制作の経緯、制作過程の紹介、AIの使い方が収録されるようです。AIイラストを活用した漫画の教科書的存在になるかもしれません。

【本題】AIイラストでの稼ぎ方

では本題です。
記事をここまで順番に読んでくださった方はお気づきだと思いますが、AIイラストはただ生成しただけでは価値がほとんどありません。誰も描かなかった画風を生成するとか、漫画化するとか、CG集であっても緻密なストーリーにするとか、AIイラストの稼ぎ方の根本は付加価値をつけるということに集約されます。

パイオニアであった人たちの中には無造作に生成した画像集を販売して収益を出した人もいます。しかしこれは初期の強みで、後続者が教材として購入していった背景も大いにあります。よって単純なコンテンツ力だけで販売実績を出しているわけではありません。

ですから、私たちは「付加価値」について思考する必要があります。

現役のクリエイターの人たちのなかには絵は下手だけど、めちゃくちゃ面白いシナリオが描けるとか、コンテンツを生み出すスキルはないけど、ニッチな層に対して最適なアプローチをする戦略を立てることができるという人たちがいると思います。このような一見、埋もれてしまった才能を世に出すにはAIイラストは最適な方法のひとつだと考えます。

僕自身は絵は決して上手くないのですが、「面白い」と言ってもらえるようなネタを生み出すのは元々得意な方でした。そこで、脳内を具現化するツールとしてAIイラストを使ってコンテンツ制作をしています。

「自分には何もない」という人も大丈夫です。
この記事を読んでくださった人のためにネタをひとつ考えてきました。
これは無料で提供できる情報ですが、試されるのであれば他の人がはじめる前にお早めに実施されることをオススメします。

そのネタとは、「素材屋」です。
現在成人向けコンテンツのAIイラスト同人作家が急増しているとお伝えしましたが、元々絵師でも同人作家でもない彼らは「素材屋」を活用して、難しい表現や特殊なアプローチを可能としています。
素材コンテンツの価格は100円~2000円程度となっておりますが、
制作者のニーズに合う素材であれば、BOOTH、pixivFANBOXなどで僕と同程度の収益であればあげられるのではないかと考えています。

ちなみに僕が素材屋をしない理由は、作品としてコンテンツ制作が楽しすぎるのでもっと没頭したいと思っているからです。よって、素材屋のネタはnoteで発信して、他の人がそのネタで稼いだらいいと思ったのでこの記事を執筆しました。良い素材は僕が買いたいくらいです!

本気で僕と同じくらい、またはそれ以上に稼ぎたい方へ

リトマスピーナッツさんはAI絵師から絵師を目指している人です。
彼の知見に学び、足跡を辿ることがあなたにとってヒントになるかもしれません。ぜひ一度ご一読ください。

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