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転職3回目の新入社員が、入社3ヶ月で感じた驚きとギャップ。

この記事はFeedforce Group Advent Calendar 2022の21日目です。20日目はKenichiro Tsutsumiさんのによる「スラムダンクが教えてくれた「チームのために才能を生かすことの大切さ」」でした!

チームのために自分の才能をどう生かすか、の章が特に心に残りました。Tsutsumiさんの素敵なお人柄があらわれておりますね。

足は遅い、力は無い、というスポーツ・ダメダメ人間だった幼少期の私にとって、考え方次第で活躍の場があるというスラムダンクの物語に、子供ながらに魅力を感じていたような気がします。

スラムダンクは山王戦・河田のスキルに圧倒され心折れかける赤木の前に、突如大根と包丁を持ち現れた魚住の「お前は鰈だ 泥にまみれろよ(赤木の顔アップと魚住の後頭部)」が大好きです。(早口オタク)

このまま語りだすと別の記事になってしまうので、本題に入ります。

この記事を書いている人の自己紹介

ソーシャルPLUS社でCRM PLUS on LINEのCS(カスタマーサクセス)を担当しているnakagawaです。今年の9月下旬に入社しました。
表題の通り、今まで3回転職を経験しています。

過去の経歴
不動産会社向けのマーケティングシステムの営業→ブルーカラー向けの求人媒体の営業→エンジニア特化の求人サービスのCS→今ここ

一応経歴上はずっとIT業界に身を置いておりましたが、同じ業界でも会社によって社員の考え方や、風土が全く違いました。
まだ外の感覚のある私が、ソーシャルPLUSに入社してから感じた、驚きやギャップをご紹介します。

転職経験者があまり信じない「有給取得しやすいですよ!」、本当だった

世間的にも大盛りあがりのサッカーワールドカップ。
その試合を見るため、ソーシャルPLUS代表の岡田さんは午前休を取得しています。あんまりにも自然に休むので、非常にびっくりしました。

キックオフに備える弊社代表取締役社長

面談時のアピールポイントあるある「うちは有給取りやすいですよ!」が、証明された瞬間でした。
代表自ら率先して有給取得してもらえると、メンバーとしてもほっとします。

詳しい有給消化率のお話はこちら。

岡田さん(社長)がめちゃくちゃ現場で働いている

社長はいつも忙しそうだけど、実際何しているのか見えにくい。
社長との距離感って少し離れていて、話しかけにくかったり、やっていることがわからない人も多いのではないでしょうか。

ソーシャルPLUSでは代表の岡田さんが毎週KPTに参加するし、なんなら朝会にもいます。サッカーで例えると、監督でありながら、ときには選手でも活躍する監督兼現役プレイヤーです。(つまりラモス瑠偉さんです)

そして監督が現役プレイヤー故に、メンバーに直接案件確認がきます。
「〇〇の案件、メール返信大丈夫?」
「この返信は△△にしたほうが良いよ!同席するよ!」
どうやってみんなの進捗を確認しているんだ?と不思議に思いつつ、一番サービスや技術に詳しい人がサポートしてくれている!という、安心感を持って、のびのび仕事をすることが出来ています。

社長との距離感について重要視するかどうかは、人それぞれかと思います。私も入社するまで、そこまで意識していませんでした。が、結果として、距離感が近いことにより、とても働きやすい環境で日々過ごせています。

Slackのチャンネルが多い、止まらない通知(スコココ)

チャンネルが多い理由は、ソーシャルPLUSの成り立ちも関係しています。
元々ソーシャルPLUSは、フィードフォースの一つのSaaSサービスとしてスタートしました。そこから2021年に分社化しています。


そのため、フィードフォース+ソーシャルPLUSのチャンネルが両方存在しており、どちらも投稿や閲覧できる状況となっています。

チャンネルが多いことにより戸惑ったのは、情報がうまく取捨選択できなくなってしまったことです。
通知ON/OFFの設定次第で通知がえらいことになったり、逆に通知を調整しすぎて必要な情報が追えなかったり…。あと、なぜか最初はスレッド内の返信通知が来なかったり。
(初期設定をバリバリミスってました。)

特に苦労したのは、メンションされていないけど、確認したほうが良い情報のキャッチ(こういう技術触ってみました系)です。
ソーシャルPLUSやフィードフォースの皆さんは、メンションされていないけど気になるスレッドに登場や、👀のリアクションをしたりします。欲しい情報を自分から進んで取りに行くマインドが大事で、その前提で働いていることも学びでした。

全社員、ITリテラシーの偏差値が高い

元々の自己評価では、「平均的〜チョットワカル」くらいのITリテラシー偏差値を持っている認識でした。しかし、ソーシャルPLUSに入社して、あくまで特定のコミニティの中での、相対的な自己評価だったことを痛感しました。

CSメンバーにはGASで業務サポート機能を設計したり、業務外の時間でDockerを学んでいる人もいます。その横で、私は白目を向きながらEC業界について勉強してます。
メンバー共通して新しい技術への関心度が高く、すぐに情報をキャッチ。その上、新しい技術を自分の手で触ってみるまでがワンセット。
業務上、新しい知識の吸収が常に必要な環境の中、みんながこのスタンスで行動しています。尊敬する一方で、焦りも感じつつ…。

フィードバックが的確、そしてストレート

アウトプットに対して率直なフィードバックを受けます。
最初は真っ直ぐすぎて必要以上に落ち込むことも多かったのですが、
受け止められるようになったのは、同じソーシャルPLUSのCS川井さんとの1on1がきっかけでした。(川井さんについては以下記事をご参考ください)

今まで1on1で話した内容のざっくり概要はこちらです。

  • 中川さんが働きやすいのが一番なので、何かあればすぐ言ってほしい

  • 性善説的な制度が多く、それが成り立っている(=いい人が多い)

  • フィードバックに対して、謝る必要はない

  • フィードバックに他意はなく、言葉の背景を気にせず受け止めてほしい

定期的に行っている1on1で、私が働きやすいように不安や不明点がないか声がけしてくれています。
1on1を実施する中で、ソーシャルPLUSの人たちはいい人ばっかりなことと、本当にフィードバックに他意はなく、物事をより良くするために助言してくれているのだと、段々受けとめられるようになりました。
他の人のやり取りを見ていても、みんなフィードバックを受けて「すみません!」ではなく「ありがとうございます!」と返信をしています。

前提として、相手を信頼しているからこそ率直なフィードバックを伝えられるし、受ける側も相手を信頼しているから受け止められるんだと感じました。

様々なギャップや驚きを経験する中で、
ちょっと困ったことも発生しました。

中途社員あるある、即戦力化急ぎすぎ問題発生。根気強く、諭してくれる優しさ

私自身の話です。
このあたりが前フリになっていましたが。

・みんながこのスタンスで行動しています。尊敬できる一方で、焦りも感じつつ…。
・最初は真っ直ぐすぎて必要以上に落ち込むことも多かったのですが、

早く独り立ちできるように、周りの負担にならないようにと焦り、確認が甘くなり、急いで物事を進めようとして失敗が多くなっていました。
失敗が多くなるとまた焦り、そしてまた失敗…。
悪循環が生まれ、すっかりダークサイド堕ちしていました。
ダークサイド入りしていた時の自分はこんな感じです。反面教師になれば。

  • MTG中、考えに自信が持てず発言なしで終わる(絶対ダメなやつ)

  • 確認が多くなることを焦り、周りのチェックが中途半端なまま返信してしまう(事故の元)

  • 単位が取れず、卒業できない悪夢を見るようになる(原因:メンタル)

  • 自分はミスマッチ人材なのではと思い、試用期間終了に怯える(判断が早い)

こんなに落ち込むなんて、入社当初は想像していませんでした。
今思うと、前職と現職とのギャップを受け入れてられなかったのが原因かもしれません。

前職では、当時在籍が一番長いメンバーとして業務に取り組んでおり、ある程度自分一人で対応できる範囲が広い状態でした。
新しい環境では(新入社員なので最初からできるはずがない、という当たり前のことなんですが)業務が一人で完結できず、周囲のスキルの高さに焦りを感じながら過ごしていました。

今までと違って思うように動けない、未熟な自分自身に対してストレスを感じ、「即戦力として採用されたのに、このままじゃクビになる!」と変な方向に考えが向かっていきます。

そんな暗黒面にいた私に根気強く、「よっぽどまずかったら事前にちゃんという、いきなりクビにならないから安心して」「入社3ヶ月位は勉強期間だから、焦らなくていい」「業務をすることではなく、知識をつける期間として取り組んでほしい」と岡田さんや川井さんの1on1や、様々な機会で伝えてくれました。

ダークサイドが浄化された瞬間
確認ラリーになった後の優しいスタンプ

人事の井上さんも、私が不安に思っていることを打ち明けるとすぐに「1ヶ月後にMTG入れました!」と不安解消のお話会を組んでくれました。感謝!
色んな人が言い聞かせてれたおかげで、自分が勝手に上げた自分自身の期待値を、本来の期待値に合わせることが出来ました。

今はほぼ、ダークサイドから脱出。
皆様の手厚いサポートにより、無事商談デビューも果たせました。
本当にありがとうございます!

まとめ

様々なギャップ、良い意味での驚きを経験しながら、無事ソーシャルPLUSで3ヶ月目を突破しました。

ソーシャルPLUSの全社員、みんなが働きやすい環境づくりにとても真摯に向き合っていて、誰かをサポートしたり助け合いすることに遠慮がない風土を感じています。
みんなをいい人だと思うのは、根本にその思想がある影響なのかな〜と勝手ながら思っています。

感謝の気持ちは形で返せるよう、引き続き頑張ります💪

おまけ

私の元気を支えてくれた一つに、サウナの存在があります。
アドベントカレンダー用のボツネタサウナ記事も供養させてください🙏

明日のアドベントカレンダーは、アナグラムの岡田さんです!
昨年は「島暮らしの準備をしてたら千葉の一軒家をもらった話」を執筆されていました。今年も可愛いサバちゃんは登場するのでしょうか?明日が楽しみです!


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