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読書習慣#13 今週の本 12冊

今週は12冊です。

■ローマ人の物語 18 ティベリウスーカリグラ

やっぱり塩野先生のローマ人の物語。おもしろいです。
これはティベリウスからカリグラまでの話。
ざっくりいうと、共和制ローマ前期が外との戦い。後期は内での争い、元老院(貴族)VS民衆。そして最後は1人がかっさらい帝政に。ところが帝政にはいると後継者争いとその適格という問題になる。
今回は適格かどうか。共和制ならば能力ありそうな人を投票で選べたが、帝政で1人の皇帝が任命する。。
そこで生まれた皇帝がカリグラ。。
ちょうど外敵もいない蓄財も莫大。。ところがティベリウスが残した国家の財産を3年のパンとサーカス(剣闘)で使い果たす。。

人の欲望とか本質とかローマ人の物語から垣間見ることができると思います。

こちらも面白い
NETFLIEX ローマ帝国 カリグラ編



■戦略は歴史から学べ 3000年が教えてくれる勝者の絶対ルール

昔の軍師も将軍も歴史から戦略を学んだ。。。
昔の勝者戦略を歴史から今に活用できる形でまとめた本。

史上最強の英雄たちが命がけで見出した、思考と行動の全技術。

ハンニバル、カエサル、、諸葛孔明、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、
リンカーン、ナポレオン、

3000年におよぶ歴史の中から、
「勝者の戦略」を32個取り出し、
今日のビジネスシーンでも活用できるように1冊にまとめた本

Amazonより

■冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか

道徳感情はときとして人を暴走させる。
正義という意識をすると、意外と盲目となる。

戦後の静岡で続発した冤罪事件。その元凶が、“拷問王”紅林麻雄である。検事総長賞に輝いた名刑事はなぜ、証拠の捏造や自白の強要を繰り返したのか?

amazonより

認知バイアス(要するに思い込み)が人の判断を誤ませる。どんな状況になるのか、どうやってそれがわかるのか?回避していけばよいのか。。事例をもとに解説する。


■世界をデザインした男 キッシンジャー

米国の国務長官等を歴任した男。キッシンジャー。
70年代から90年代・米国の黄金期を一歩引きながらも冷戦中の世界をデザインした男。
その彼の足跡。毛沢東らとの駆け引きも。
著者はジョブス等の伝記で有名なウォルター・アイザックソン
今の世界はどうやって作られたのか。今からどんな方向に変わるのか。。そのヒントになるかどうか。。
なお廃番 まだ古本ならば入手可能。



■壁を破って進め ロッキード事件

最近にわかに書籍が発刊されつつあるロッキード事件・田中角栄。
この本ではロッキード事件の元検事が操作状況の様子を明らかにする。
ワタシ的には誰が悪いよりも、組織構造・社会構造と、それから何が生み出されるのかそのあたりを知りたくて。。

「巨悪許すまじ!」 動き出した法務・検察の前に立ちはだかる厚い壁。国境・政治・人・時間など、いくつもの壁に阻まれる捜査がいかにして壁を破ったのかを、「ロッキード事件」元特捜検事がいま初めて明かす。

MARCデータベースより

■失敗学 実践講義

私はいろいろなものを開発するが、危うく失敗する可能性が高い。
それをカバーするのは慎重さ。他山の石として失敗を知っておけばそれにちかいところに対して対応できる。失敗の落とし穴は知っておいたほうが良い。
そんなわけで失敗学を学ぶ。


■困難な組織を動かす人はどこが違うのか?

困難な状況で成功した事例をを集め、心理学からのアプローチを試みる本。
組織風土・人間関係・コミニュケーション・意味付け・・の4つが鍵になると解説する。



気分転換に

■日の名残り 

カズオ・イシグロの名著。忘れられた巨人が面白かったので。


■さらばF1 HONDA 名ドライバー伝説

雨の日のアイルトン・セナのアグレッシブさはものすごい。伝説。
そんな時代をつくったHONDAがF1を去る。
どんな時代を作ってきたのか。。

■ファブル セカンドコンタクト 2

面白い。面白すぎる。ファブル。
とはいえ、まだ事件はじわりとした感じ。


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