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Lesson.1.過去を振り返る時、イヤな思いに飲み込まれない、ぶり返さないコツ

過去の私の思い出を書き始めたわけですが、私なりに嫌だった感情を書き進めているわけで、どう整理してきたか自分なりのコツを書いてみました。

幼い頃に経験したこと、嫌な思い、トラウマなど
今思い返すだけでハラワタが煮え繰り返る!
この世が終わる心地になる…
そのような感覚をお持ちの方も多いと思います。

感情は一瞬で心と頭に広がり、身体まで広がっていき全てを支配することができる強力なエネルギーです。
使い方によっては最強の武器になるのですが、ここでは負の感情に焦点を当ててお話しします。

感じることは素敵ですが、取り扱いは要注意!
感情に飲まれる、なんて表現もあるくらいです。

そこで、感情に飲まれそうな時の私の思考癖といいますか、いなすコツを言語化してみました。

一番大切にしていることは
『客観視する』です。
過去の私は今の私と別人。
過去に起きたことであり、今起きているわけではない。

以前の私は、過去のことを思い出すたびに、その当時感じていた感情・感覚の記憶を使って、まるでドラマのようにリアリティ溢れる再現を得意としていました。
心の中に湧き上がる当時の感情・感覚に酔いしれながら悲劇のヒロインを、今の私が全力で再演していたのです。
過去の私も私ですが、今その感覚を作り出す環境にいないと知った時、恥ずかしかった思いもありましたw
それなのにその時と同じ感覚を引き起こすのが感情。
当時の状態まで再現する再現性、中毒性の高いものです。
しかも、周りから似たような話を聞くと共感を通り越し「私ももう一度」と顔を出してくるからくせ者ですw

コツは
整理したい、振り返りたい、見直したい過去の記憶を掘り起こす時、どんな感情と感覚が現れても
「へーそうだったんだ、そう思ってたんだ」
と知る。以上です。

悲しかった
苦しかった
寂しかった
悔しかった
痛かった
怖かった
「そうだったんだ、そう感じてたんだね」
です。

今の私がその当時の私の話をきいてあげるよ、くらいの気持ちです。
なぜなら、その当時の私に戻ることはできないのですから。
誰かの話をきいて、共感でなく、代わりに悲しみ苦しむことはできないですよね?
それと一緒です。
そうだったんだね、までです。

※怒りや恐怖でどんな気持ちか見えなくなる時は、感情の根っこが何か見えてない時が多いです。それが何なのかわかると、むやみやたらに怒ったり怯えなくて良くなります。
例)めっちゃムカつく!!→どうして?→〇〇してくれなかった!!→してくれなくて悲しかった?心配だった?悔しかった?何か当てはまる?→〇〇してくれなくて悲しかった!!→そうだったんだね。
こんな感じでやってます。

さらに、調子良いとですね、あの時の私はこうして欲しかったんだな…とわかったりします。
あぁ私はこうしたかった、こうありたかったんだと。
過去の私がありたかった状態がわかると、相手やその環境ができる状態でなかった理由がわかってきます。
と、双方の感情・状況が明らかになりますと、こうだったのかもしれないと第三者目線で推測が進みます。
すると「ま、いっか、これはもう終わり」もしくは「この思いは伝えよう」など、自分が次どうしたいか行動へとたどり着くのです。

とはいえ、気付いてからその感情・感覚を手放すまでに何年もかかることもあります。
出来なくてもいいと思っています。
ただただ、私がそういう気持ちを持っていたんだ、そういう環境だったんだと知る。

ポイントは今の私から生まれた感情ではない。
その私は今の私ではない。
です。

なので、保育園児の愛ちゃんはこう思っていた、をノーダメージで書き起こせるのです。
もし、当時の感情に振り回されて感情・感覚を味わっていたら、今の私はどこへ行ってしまうのか…
「あの時アレコレがあって思い出すだけでムカつく〜!」
と、今の私が過去の私に長期占領されてしまうのはしんどい、と今は思うので、過去の私が首を出してきた時には、こんな風に向き合っています。

そうだった=過去の情報レベル
にしてしまうと、感情に重さ(感情の重さについてはまた今度)が軽くなることを感じていただけると思います。

ぜひ、お試しください♪


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