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20卒デザイナーが技術研修「CREATIVE BATTLE」でたくさん学びを得た話

みなさんはじめまして!
サイバーエージェント2020年度新卒入社のAi3です🍧

先日フルリモートの中、技術研修を終えました。
この研修は配属後にスタートダッシュを切ることを目的に、「CREATIVE BATTLE」と称した技術研修を約1ヶ月行ってきました。

今回は「CREATIVE BATTLE」で製作した3つの作品の紹介とともにそこで得た学びについてお話ししたいと思います💬

「CREATIVE BATTLE」って何?

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「CREATIVE BATTLE」とは、3つの制作課題に対しそれぞれがアウトプットをし、各課題ごとの評価を星の数⭐️0~3つで表していきます。

同期全員で45個以上の星獲得をミッションとし、個人でも数を競い合いながら、皆で目標達成を目指していきます。

実施内容としては タイポグラフィ、カーニング、色彩についてを2日間で学び、その後は週ごとにインフォグラフィック、WEB(PC)サイト、ゲームUIと課題を変えて制作をしました。各課題の講義や技術メンターなどはすべて、現場のクリエイター社員が担当してくだいました。

課題1 : インフォグラフィック

期間 :   3日
お題 : 「就活生に向けた弊社のアピールポイントをインフォグラフィックとして表現せよ」

Cチーム_石井彩夏

◼️5W1H
なぜ:
若い世代が活躍している理由が想像しにくく、サイバーエージェントでどんな経験ができるかわからないという課題に対して
誰に:チャレンジ精神が強いデザイナー志望の学生向けに
いつ:大学の掲示板、就活イベントへ来た際に
何を:内定者アルバイトを通して経験値を積んだ内定者が多い = 若手が成長できる場が多いことを表現する
誰がどれだけ経験を積んでいるか く 経験を積める"場"が多いことを強調

このポスターは、内定者時代から自分のやりたい事業部を選んで「経験を積める」というアピールポイントを表現しました。

「経験を積む」→「何もないペタンとした箱を組み立てる」に置き換えたことでデータや情報などが視覚的にわかりやすくなっています📦


✍️インフォグラフィックでの学び✍️

この課題では、5W1Hよりも自分の得意なグラフィック表現に軸を置いて作業してしまうことが多く、何を伝えるべきものなのかわからなくなってしまうことが多々ありました。。。

デザイン製作において、自分の設定した目標やゴールを理解し軸つことが重要であること。その軸を明確にするために言語化の能力が求められることを学びました👩‍🎨

また全ての課題はチームごとに作業やFBをもらっていたのですが、このインフォグラフィックスの課題ではチーム全員で意見交換をしたりそれぞれが切磋琢磨し合うことで全員で星を獲得できたのが良い思い出です!

ちなみに、こちらの評価は星1でした⭐️


課題2 : WEB(PC)デザイン

期間 :   5日
お題 : 「サイバーエージェントの全サービスを紹介する今までにない新しいサイト」

アートボード 18

※上記に書かれている内容はサンプル用です

◼︎5W1H
なぜ:サイバーエージェントのカルチャーである挑戦できる環境をアピールする為
誰に:成長環境を求めているデザイナー志望の学生向けに
いつ:就活の時期に
何を:作り手の苦悩と喜びという成長過程を見てもらうことで、就活生にサイバーエージェントに成長環境があることを知ってもらう

作り手の成長という部分に着目し、ファーストビューを吹き出しで表現するなど見る人の興味を引かせる設定にしました。

遷移後のUIも必要最低限の情報に絞ることで、情報の優先度がシンプルでわかりやすくなっています👨‍🎨


✍️WEB(PC)デザインでの学び✍️

実はこの課題 3日目までIR向けのサイトで製作を進めていました💦

理由としては、公式サイトを見る人の区分としてサービス利用者、ソリューション導入者、投資家、就活生の4パターンがあると考え その中でサービス情報一番知りたいと思われるであターゲットが投資家だったからです。

しかしながら、投資の知識が全くなかったことでターゲットに刺さるベストな提案をするのが難しいという結果に。。。

デザイナーはターゲットの行動や本質を一番に理解する必要があることを改めて気づかされました

こちらの評価はブラッシュアップを行い、星1でした⭐️


課題3 : ゲームUI

期間 :   5日
お題 : 「タワーディフェンス型ゲームのUI制作」

1.ゲームタイトル
5.インゲーム

◼️テーマ
コンセプト:
正義の博士vsウイルスで世界滅亡を企んでいる悪の博士
世界観:研究所

ゲームUIは前2つの課題とは異なり仕様書が予め設定してあること、利用シーンやターゲットの絞り込みが広い範囲になるため世界観の作り込みを重視して製作を行いました。

今回は某ウイルス感染ゲームに関心が向けられていることに着目し、関連するワードをゲームの世界観に組み込むことで、DLするきっかけを増やす目的で上記のコンセプトを設けました🦠

イメージボード

ターゲットに思う存分世界観に浸ってもらうためゲージを試験管や温度計に見立てて表現したり、細かな文言設定も行っています!


✍️ゲームUIでの学び✍️

召喚獣の下に表示されているHPゲージが必要以上に大きくなってしまったりと細かなUIの配慮がおろそかになってしまっていました。

ユーザー視点に立ち、それぞれのタッチポイントで知りたい情報力の優先度を考えることが大事だと学びました💡

また、AEなどのインタラクションを再現するツールを習得しきれておらず説明不足になってしまった部分があったのは悔しかったです、、、

こちらの評価は星1.5でした⭐️⭐️


まとめ

結果として、同期全員で星獲得数46.5個というとこでミッション達成〜〜!
個人3つ全ての課題で星を獲得し、合計3.5個になりました⭐️

研修前、自分で「説得力(UXを意識した)のある作品を作る」ことを目標に取り組んでいました。
5W1Hからコンセプトを導き出し、それに沿ったアウトプットを心がけたことでこの目標は達成できました🎉

約1ヶ月間、フルリモートという前代未聞の研修の中メンター社員や同じグループになった同期たちと切磋琢磨することで、配属先でスタートダッシュを切れる状態で終わらせることができたと思います!
ありがとうございました!!


研修の最後にSGE(ゲーム事業部)へと配属が決まり、今週からまた新たな研修が始まりました。さらに成長できるよう頑張っていきます💪

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