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即興詩「共有されるアーカイブとしては感情的であろうし読みづらい人生かと思う。」

それでもなおそのままにしたのは、
やはり僕は僕であるからだろう。
自分の未熟や幼さを改善しない、
と思っているわけではなく、
何より感情を大切にしたかった。
自分が自分でしかいられないときに
その自分の中に幼さが潜んでいるならば
その幼さを否定してしまうことによって
私の故郷はなくなってしまうであろう
だから私は故郷を愛するわけではなく
故郷を愛している私を愛するべきだ
故郷を愛している幼かった頃の自分を愛するべきだ
故郷を奪われた幼かった子供が
故郷を奪った者たちを愛せなくなったとしても
再び
故郷を愛している幼かった子供の頃の
その気持ちを思い起こすことができるのであれば
その思い出を 
思い出すことができるのであれば
少なくとも僕の中の故郷は
誰にも汚すことができない
それを理不尽に汚染しに来るなら
それに対して僕は戦うであろうか?
汚染されたことをなかったことにすれば
それは汚れたままで暴走する子供となるなら
僕がその子供たちを守れなくなるなら
故郷の逆襲に打ち震えるのであれば
何のために僕にはこの命が今ここにあるのだろうか?
誰かの故郷を創る役目を
平等に担いながら

透明な壁に囲まれた
不自由な故郷を量産しながら

私が誰かの加害者であることを自覚する時
私の中に起こる災害を
誰かの災害につなげていい理由にはならない。




音声入力による即興朗読

即興詩人 AI UEOKA

 




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