コンサータ18mg使用感①

 とりあえず36mgに増えたので、18mgを飲み始めた際の変化等々をまとめてみる。服用による心身の変化をできるだけ正確に主治医に伝えたいと思いノートに記録をとっていたので、それをもとに。
 そういうと自己管理が得意な人間に聞こえそうだが、当時は鬱がひどく不眠、希死念慮、強迫観念や意欲低減が強かったため、縋る思いでそれを伝えるためでもあった。書けるときはできるだけボールペンをとって正直なことをノートに走り書きでもなんでも書いて、それら二つを病院前日のうちに(当日の朝になることもたまにあった気はする)できるだけ端的にまとめ、先生に渡す。会話になると伝えたかったことを忘れてしまうことが今まで多々あったし、口に出すのは憚られるような心境も文字にすることで伝えられた。
 ADHDなので相応しい表現を探してどもったり黙ったりで症状が正しく伝わらなかったような思いをすることは減ったし、あと本当に訊きたいことを忘れなくなる、日常生活の些細な迷いを訊くことができる。たとえば今の自分の状態でどこまで日中運動していいものかとか(30分の散歩から帰宅して吐き気がしたりしたんで…)、家族からものを頼まれるとニートには断れないとしんどい時も安請け合いしてしまうとか。
 お察しの通り実際そこまで短くまとめられていないし医者はカウンセラーではない、書いたことすべてに返事があるわけではないしそれらの情報をどのくらい「必要なもの」として拾っているのかも分からないわけだが、言いそびれた感覚を持ち続けていた時期よりずっと問診が楽になった。こういうことをするのは面倒な患者なのかもしれないが、信頼関係のある主治医のいる方はやってみてほしい。


 かなり前置きが長くなったが本題へ。

○コンサータ18mg一日目
08:40~(コンサータ服用)
 ものすごい不眠で三時間も寝ていない。朦朧としつつ枕元にあったコンサータ(他にも一種類気分安定薬を飲んでいるが、ぼかしておく)を飲む。
・12:20~
 起き上がれずずっと布団でもだもだしている。副作用も、シャキっとする・体を動かしやすくなる等の効果も感じていない
・15;10~
 前日まで飲んでいたインチュニブの副作用の残りか寝不足のせいか、ぼんやりする・体がだるい・すぐに疲れるなどがある。寝ようと思えばすぐに寝られそうだったらしい。
・20:00~
 空腹感はないものの一応リビングに降りる。勧められやきとりを食べたが三切れで限界。気分が悪くなる・味覚障害・気分的に食べたくない、というよりは「食べる必要がないから食べない」という感覚。
・20:20~
 風呂には無理やり入っている。が、その後洗濯機が回せない。考えごとをしていたせいか、柔軟剤と洗剤を間違えた。服用が08:40だったことを考えるとコンサータが切れていたせいかもしれない?

視界に入る物のうち必要な物とそうでないものの区別をつけるのがむずかしい、頭が回らないなどADHDの症状はあったが、多分昼は感じられていなかっただけでコンサータ切れ


 二日目から五日目は諸事情により端折る。
 そもそも蓄積性がないので毎日分載せる意味がないというのもあるが、避けられない予定が密集したため服用していようが有無を言わさず軽いパニックを引き起こすことが多々あったものの、鬱があまりにひどく体の重さ・思考の鈍さが鬱とADHDどちらの仕業か分からない状態だったためである。低用量だったということはあったかもしれないが、コンサータの効能を実感できなかったことを書くには適さない状況だったのだ。

 ところでここまで書くのに休憩どころか風呂を挟むほど時間を使ってしまい、昼すぎに着手したはずがとっくに晩飯時をすぎている。じつはめちゃくちゃ調子が悪く意欲低減が著しいのだが、あーあのタスク溜めたまんまだなーという状態、それを頭の隅で考えてしまうというだけのことにリソース全部もっていかれて余計に他のことが何もできないからなんとか二日分くらいは書いて投稿しようと思っている。


○コンサータ18mg六日目
・11:30~(コンサータ服用)
 中途覚醒が04:30ごろに一度、その後は目覚ましを止めた記憶すらなく眠り続けようやく起床。前日から不眠時にと出されたエビリファイの眠気がひどく意識がぼんやりしてもたもたしたが、数分後にはコンサータとエビリファイを服用。頭痛があったため鎮痛剤も飲んでいる。
 この大して仲良くもないのにしれっと会話に入ってきたエビリファイだが、不眠と不安等の症状がひどすぎるため「朝1t、不眠時1t」で前日から処方されたものである。結局ふらつきがひどすぎて音速でやめた
・14:20~
 少しだけ食欲があり、先日残したマカロニサラダ(¥188、残すなそんな量)と冷食の焼きおにぎりを半分くらい(残すならあっためんな!)。
・16:00~
 食事がとれたということもあり調子がいいのかなー陽浴びたほうがいいなーと散歩へ。公園でベンチに座りながら「あったかいしこのまま眠るように死ねたらいいな~」と若干の幸福感。そして帰宅後疲れきって数回のえずきと息苦しさ。
・18:20~
 肺の苦しさに休んでいたら18時にアラームが鳴るも、なんのためにセットしたか考えることさえなく止める。20分後に頼まれごとを思い出して急いでこなし、昼に残したおにぎりも完食。
・19:30~
 なんとか入浴。
・22:00~
 急に空腹感を覚えカップラーメンを完食。

この日一日でずいぶん調子にムラがあったようで、14時の食事のあとは調子がいいかもしれないと感じているものの、18時と22時の食事に関しては食べてしまったことへの後悔や罪悪感・嫌悪感、リバウンドへの恐怖がつらつらと書いてある。またそのあとに「いつものような夜に突然くる強い不安感や希死念慮がない」と書いた直後「(だから)はやく就活しなければ」と強迫観念に駆られているともとれる記述があったり、就寝直前は結局希死念慮や無価値感、無力感にさいなまれ自身の人格について懐疑的なことを書いている
 全体的に思考がふわふわしているというか上滑りしていて、エビリファイがあまり合わなかったのかコンサータの切れ目の鬱なのか、これだけだと判断しづらい。ノートは手元にあるけれど翌日以降の様子を確認する気力もないので、中途半端だがここまでで。

 ちなみにエビリファイだが一応アカシジアはなかった。が、トラウマがあるのでできればもう出会いたくない薬である。28%は確率たかすぎ。


 もう23時をすぎて力尽きてしまったのでこのまま投げるが、推敲をろくにしていないのでトンチカンでも許してほしい。後日修正すると思うので。
 こんなところまで読んでくださりありがとうございました。今後の記録が誰かの役に立てれば幸い。
 タラコ

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