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シン・ゴジラ  一

前回から続いている。

こちらを先に読む事を勧める。

今回から、何故私がシン・ゴジラが好きな理由を分けて紹介する。


最初の理由は、日本が綺麗に描かれているから。



・優秀さ


政治家、官僚が優秀過ぎるという点。まず、人間の主人公である長谷川博己さん演じる矢口という男。公式設定では39歳の衆議院議員で内閣官房副長官という立場らしい。

この若さで、劇中を見る限り優秀で抜かり無い。劇中の台詞日く親も政治家らしいが所謂二代目らしいが現実の世界とは大違い。元首相のバカ息子プラスティック大嫌いセクシー議員とは比べ者にならない。

その他の登場人物、特にクセのある人、若い人それぞれが自分の仕事を完壁にこなしている。

こんなに頼りになる人々が今の内閣、官僚にいるか。もし本当に現実世界にゴジラが現れたら日本は無いと私は感じる。



・老夫婦

続いて、老夫婦を撃たないを事も凄く日本らしさが出ている。

初めてゴジラが蒲田に上隆し、内閣特に大河内
首相が相当な覚悟で武力行使命令を決断し、街中で自衛隊にゴジラ駆除を命じた。
自衛隊の対戦車ヘリコプターがゴジラに射撃を開始しようとした時、逃げ遅れていた老夫婦がいた。結局自衛隊の弾を国民に向ける事は出来ず攻撃は中止となった。

私はこの一連が好きという言葉で合っているか分からないが好きだ。関係者日くこの時に攻撃をしていればゴジラを倒せていたらしい。

二時間という映画の中で勿論ここでゴジラを殺すわけにはいけない。しかし攻撃中止の理由が老夫・とはとても考えされられる。
別に攻撃中止の理由なんて他にも幾らでも作れる。ゴジラが攻撃してきたり自衛隊のトラブル然り。

しかし庵野氏は老父娘を使って攻撃を中止した。ネット上のコメントで、如何にも日本らしく嫌だ。米国だったら迷わず撃つと言ったらコメントが見られた。
そんな事を見越しても日本らしいこの一連の流れを作った事に私は感嘆している。



・同情と愛

日本が綺麗に描かれているのは世界からの同情、愛され方もだ。

彼の国や中国、ロシアはそんな事は無いだろう
がフランスが日本に協力してくれなかったらヤシオリ作戦(ゴジラを倒した作戦名)は成功して無いかもしれない。

国連で核を落とす事を簡単に決めた大国共に日本の政治家の裏からの交渉には連れた。
劇中でも米国人が「日本が狡猾な外交手段が使えるとは驚きだ。」と言っているが、私も驚きだ。
同様に、ドイツのスパコンの並列を頼んで劇中を見る限り簡単に協力してくれた。

実際にこんな簡単に事は進むのか。どの道、現実世界の政治家達にこの様な事ができるのか疑
間。それでも日本人ならではの真面目さ、協調性が全面に出ているのが嫌いじゃ無い。



この様にこの作品の中で日本がかなり優秀で愛されている事が分かる。綺麗な日本を見るのは気分が良い。だから何度も見てしまう。

続いての理由は次のnoteで



お見知りでも、


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