見出し画像

たった1枚の絵が、世界を変える。

家に絵を飾る。


絵を飾るなんて、
どこか贅沢なことのようにも思えるけれど、
それでも飾ってみると、すごく良い。

なぜなら、
絵の持つ力は、とても大きい。



たった1枚、絵を飾る。



たったそれだけのことで、

部屋が色づく。
家が明るくなる。
空間が変わる。


世界が変わる。




絵って、すごい。





僕が家に絵を飾る時、
一番大事にしていることは、
その絵の奥に「物語があるか、無いか」


有名な絵、無名な絵
上手な絵、下手な絵
高価な絵、安価な絵


僕の判断基準に、
こういったことは、全く関係ない。


物語がある。これが一番大事。


更に言うと、
その絵を描いた画家さんが、
自分の知人、友人であれば尚更良い。


絵の持つ物語が色濃くなるから。




僕の家には、今3枚の絵が飾ってある。
3枚とも、僕の知人、友人が描いてくれた絵。




先日、4枚目の絵が我が家に飾られた。

画像1

絵を描いて下さったのは「画家 桃子さん

長い時間をかけ、丁寧に、丁寧に描いて下さった。
上の桃子さんの記事にあるように、
最初のコンタクトから絵の完成までの間、
とても丁寧で、親切に対応をして下さった。

多分、僕よりもずっと若いであろう桃子さん。
丁寧に向き合う姿勢、知的であり柔らかさもある対応。
と思ったらギャップを感じさせる可愛いらしい言葉遣い。

感服しました。

桃子さんに絵を描いてもらって、本当に良かった。
画家 桃子さん、ありがとうございます。

画像2


画像3

こちらは僕からの要望。
桃子さんの手書きで、子供たちの名前を書いてもらいました。

画像4

こちらも僕からの要望。
画家 桃子さんのサイン。

画像5

傘の奥に、薄っすらと茂る緑。
背景の水色と、緑、そして雨の白。
すごく淡く、混ざり合う感じがとても良い。

そして、てんとう虫がまた良い。

画像6

黄色のカッパ1つ見ても、
黄色の他に、茶色、白、緑、、、
たくさんの色が織り成す様が、とにかくすごい。

デジタルではなく、アナログ。
つまり、実物を手にして、じーっと絵を見つめて、
見る角度なんかも変えつつ、見つめる。

そうすることで気付き、感動がより強くなる。






自分たちが絵になる



今回、そんな経験を始めてする子供たち。
さぁ、どんな反応をするのか。

画像7

始めは、この絵が一体何なのか
あまり良く分かっていない様子の二人。

「すごく良いモノが届くからね」と事前に伝えておいた。
「おもちゃかな?」「プラレールかな?」などと はしゃいでいた二人。

画像8

「この絵の中で、自分がどれか分かる?」
って聞くと迷わず自分を指をさしました。

画像9

てんとう虫にもすぐに気付いてくれました。

画像10

画像11

自分たちが絵になる。

とても興味津々で、嬉しそう。
そんな表情を見られて、とても嬉しかった。





家族と言うのは、
晴れの日ばかりを一緒に過ごすわけでは無い。

例えば、
僕だって怒るし、不機嫌な時もある。
冷たい日もあれば、理不尽なことで叱る時もある。
そんな自分にがっかりする日もある。

そして、それはみんな同じ。
大人も子供も、きっと。


家族にとって大切なことは、
互いに支え合い、優しさを心に持って生きること。

雨が降る日だって、
優しさがあれば、きっと笑える。

雨が降る日だって、
足元にある小さな虹を見つけることができたなら、
歩く道の先は、きっと明るいって思える。



まだまだ若輩者の僕たち。
この先、色々な困難が待ち受けているのでしょう。
大いにつまづき、転び、ケガをしよう。

その度、しっかりと起き上がり、また歩こう。

それが苦しい時には、この絵をじっと眺めよう。


この絵に込めて下さった、桃子さんの想いも含め
ずっと大切にします。




画家 桃子さん、
心から感謝しております。
本当にありがとうございました。    

画像12

                         令和3年9月25日


子供


あなたから頂いたサポートのお金は「誰かを応援する資金」に充てさせて頂きます。