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【40歳を機にラッパーとして再活動】D.DOGG a.k.a DOGGSTASR

「よし飯食いに行こう」

なんて言えなかった 10代 20代

中途半端なリスク背負ってギラついてたのは 

言うなよ言うな



この言葉が心底突き刺さる。






D.Doggというラッパーは、僕の地元の先輩。

僕が10代の頃に出会って、そこから随分とお世話になった方。
僕の家にも、何度も遊びに来てくれたし、
一緒にお酒を飲んで、現状への不満や夢を、何度も語り合った。

「雅樹の作ったチャーハンが食べたいから、今から家行くわ」
と、現在の奥様を連れて遊びに来てくれたことも覚えている。
これは嬉しかったなぁ。







D.DOGG 「BACK」




この曲がYoutubeで公開されたことを知った時、
思わず電話をかけた。
連絡をするのは約1年ぶりくらいだったと思う。


この人の造る音楽が、
またこうして聴けることに興奮した。
ただただ、嬉しかった。




この先輩との思い出を語ると、
とんでもない文章量になってしまう。
それほどに長く、深く、僕の人生に関わって下さった方。





D DOGG。この先輩は、
お酒が大好きで、常に酔っぱらっていた記憶がある。



酒グセがとても悪く、
ある時なんか、1日の間に10~20回くらい蹴られたこともあった。
しかも、後日そのことを言うと、全く覚えていない。


生粋の不良なのでシンプルに怖かったし、
酔っぱらうとややこしかった。
でも、それ以上に大好きな先輩の一人。
尊敬なんて、してないわけがない。


「まさき!」とか「まーくん!」
って呼ぶ声にいつも愛情を感じていた。
(悪酔い・泥酔している時以外笑)





もう10年も前の話し。
D.DOGGという名前ではなく
「DOGGSTAR」という名前で活躍されていた頃。


できたばかりのアルバムを僕にくれた。


「やけくそshit」というタイトルのそのアルバム。
そのアルバムの確か10曲目だったと思う。
ずば抜けて「良い!!」と思う曲があった。


アルバムをもらってその日のうちに、
栄の住吉「Club WALL」で先輩と再会。

「10曲目、やばいですね。」

と伝えると

「この曲、まさきを思って作ったんだよね。」

と言われた。

この時の衝撃と、感動と、嬉しさは、今でも忘れていない。




僕はこの日「音楽の本質」を理解することができた。




その曲から一部抜粋。

上手くいかない時もそりゃある
自分だけのこだわりにこだわる
よく分かんねぇしがらみにつかまる

おめぇがリスク抱えてもきっと
見ててくれるはずだジッと
お前を阻むのはきっと嫉妬

格好なんて気にせんでいこう
一歩ずつその足でジッと
踏みしめる痛みは自然と
いつか日の目浴びるお前の理想

当時、この気持ちはあまり伝えなかったと思うが、
こうして自分のことを考えながら曲を作って下さったこと。
本当に、心から嬉しかった。



そんな大好きな先輩、D.DOGGの曲を紹介させて頂きます。

D.Dogg / BACK

作詞:D.DOGG  作曲:KISSINNOIZE BEATS
Yo 久々に歌う 理由なんてない 携帯を
取り出し ひたすら言葉を探して めでたいよ
日頃は仕事と家族と暮らして それなりの
幸せ感じながら充実した日々 all right?

記憶を辿れば初めて歌った 人前も
まだ思い出せるくらいに鮮明 遠くないよ
酒とガンジャ 溺れた昨日も悪くはない 
結局 何がが正しいか 今も わからないよ

ただ言える事 子供は宝それはマジだろ
誰もが誰かに育ててもらったらわかるだろ?
でもここじゃ終わらない 人生は誰も一回
歌うのをやめた 10years ago
I'm Doggstar K-TOWN BOYZ

Back いつでもやり直せる
Back 自分次第だろ全部 
Back 本当は知ってる
心の奥では今も探してる
Back いつでもやり直せる
Back 自分次第だろ全部 
Back 本当は知ってる
心の奥では光が満ちてる

いつもの生活 これは贅沢な
時間の始まりなのかもな
金は大丈夫 時間も創れる
嫁には感謝なのかもな

大酒は飲めなくなったが
その分近くなった札束
貯めた金でどこの株買う?
なんて 昔の俺に分けてあげたいな

「よし飯食いに行こう」なんて
言えなかった 10代 20代
中途半端なリスク背負って 
ギラついてたのは 言うなよ言うな
でも夢に向かって必死だった
それなりに何かが光ってた
歌うのをやめた10years ago
I'm Doggstar K-TOWN BOYZ

Back いつでもやり直せる
Back 自分次第だろ全部 
Back 本当は知ってる
心の奥では今も探してる
Back いつでもやり直せる
Back 自分次第だろ全部 
Back 本当は知ってる
心の奥では光が満ちてる


全部、自分次第。
いつだってやり直せる。
そのことを、本当は気付いているし、知ってるんだ。





本物の自分を、取り戻そう。

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