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3歳の息子から「財布が欲しい」と言われ、泣きそうになったお話。

3歳の長男がこんなことを言いました。


「ぼくね、おさいふが欲しいの」


それを聞いた僕は思わず、


「え!?財布?」
「財布が欲しいの?」


と、長男に聞き返しました。



少し恥ずかしいのか、
遠慮をしているのか、
いつもよりも弱々しい口調で、


「うん」


と、彼は答えました。





長男のこの発言には、結構な衝撃を受けました。
衝撃と同時に、
込みあがってくる感動がありました。

長男は、しっかり者とはいえ、まだ3歳の子供。

そんな子供の口から出た言葉が、
「さいふが欲しい」 







「なんで財布が欲しいの?」


長男に尋ねました。


すると、長男はこう答えました。




「おかねを貯めて、パパとママにお土産を買ってあげるの」




長男がこの言葉を発するとき、
きっと色々なことを考えながら、一生懸命頑張って、
自分の気持ちを伝えようとしていたのだと思う。

その証拠に、
この言葉を発するまでの彼は、
見たこともない表情をしていた。




この言葉を聞き、
僕は嫁と顔を見合わせた後、伝えました。




「分かった。なるべく早く、買いに行こうね。」



やばい、泣く。



と心の中で思いながらも、
頭を撫で、
いつもより強く、長く、長男を抱きしめました。







この日から1週間ほど経った週末。


よく行く地元のエアポートウォークというショッピングモールへ。


そこで財布を買うことにしました。


「子供用の財布」ではなく、紳士服売り場で財布を探しました。


「大人用の財布」の中から、
いくつか使いやすそうな財布を長男と選び、
そこから1つ選んでもらうことに。



「これがいい」


僕は、大人用の財布の中から、
スヌーピーのワンポイントがあるカワイイ財布や
カラフルな財布も幾つかピックアップしていましたが、

長男はどうしてもこれが良いとのことでした。


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渋すぎる。


と思いながらも、そこまで欲しいのなら。
と購入しました。





購入するための資金は、
以前こちらの記事で書いた「浮いたお金」です。
今回も幸せなお金の使い方ができました。ありがとう。




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後ろのカード入れには、
よくトーマスのカードを入れたりしています。


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この財布、小銭しか入りません。
既に長男の財布には、2000円近い小銭が。


そういえば、
ママの財布を勝手に触っているところを
1、2回見たことがあるけど、、、まさか笑





「お金の価値」が下がる世の中。
彼らが社会人となる約20年後は
一体どんな世の中になっているのだろうか。


どんな世の中になったとしても
しっかり通用する男になって欲しい。


お金の価値
お金の手に入れ方
お金の大切さ
お金の怖さ


そんなことを少しずつ教えていきたいな。
と思いました。



当然、僕もまだまだ勉強中。
1つずつ、ゆっくり、楽しく、
一緒に学んでいこう。




子供




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