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【育休の思い出】箱根強羅 佳ら久にお泊り

先日、記事として投稿しました
「男性の育休取得」が社内ルールになるまでの話。
たくさんの方から反響を頂き、感謝しております。


先日、僕自身が
当社で3人目となる育休取得者となり、
9日間の育休を経験させて頂きました。


9日間の思い出をカタチにして残すため。
そして、今後お子様をお迎えするご家庭の人たちが
「育休!楽しみ!!!」と思える資料になるように。
数回に分けて、note記事として投稿していこうと思います。



「育休の思い出記事」一覧はこちらからご覧いただけます。





前日宿泊した温泉「箱根強羅 玄」にて
かなりの気合いと勢いで発した言葉
「箱根、もう1泊しよか」

当日にも関わらず、
なんとか空きが出た旅館があったので
箱根湯本の温泉街から、登山電車に乗って車まで戻ります。


チェックインまで、まだ時間があったので
妻の行きたいと言っていた「箱根ガラスの森美術館」へ。

公式HPより引用

こちらのガラスの森美術館は
箱根でも人気の観光スポットの1つです。
休日ではなかなかの混雑具合ですが、全然人が居ない。

今回も「平日休み」の有難さを痛感しました。

入場して直ぐ、目の前に広がる絶景

写真では、かなり伝わりにくいのですが、
天気が良い日は、太陽の光がこの小さなクリスタルを
輝かせ、見える世界全てがキラキラと輝き、とてもキレイです。

クリスタルが光輝くツリー

近くで見ても、遠くから見ても、めちゃくちゃキレイ。
奥に見えるピンク色の花のような物も、
全てクリスタルです。きらっきらに輝いております。




ガラスの森美術館、館内へと入場します。

まずはヴェネチアン・グラス美術館。
北イタリア水の都ヴェネチア。
15世紀から18世紀にかけてヨーロッパ貴族を熱狂させてきた。
そう言われるほどとても美しく、歴史のある美術品です。

海との結婚
水の上に浮かぶきれいな玉

キレイだなぁ、と美術品に見惚れたい大人をよそに、
子どもたちはさっさと歩いて行ってしまい、
写真を見返しても、こんなのあったっけ?という記憶。

ガラス作家 江波冨士子様の作品

1つ1つが小さくて、キレイで、すごく惹かれた。
この繊細さは日本人ならではの味なのかな、と思いながらも
子どもたちはさっさと行ってしまう。

やっぱりゆっくりは見せてくれない。

もっと作品の近くで写真を撮れば良かった。と後悔。

ガラスでできた葡萄

子どもたちが吸い寄せられるように興味を示したのが
こちらのガラスでできた葡萄のオブジェ。

このくらい身近なモノだと、
そして分かりやすいモノだと
やっぱり興味が沸くんだなあ。



なんだか、ドタバタとしてあっという間に見終わってしまった。
ガラスの森美術館には、撮影スポットのような目玉となる場所が
いくつかあるのですが、全然撮影できず。

次回、行く機会があれば、もう少しゆっくり見よう。
4歳と3歳には、まだちょっと退屈だったかな。






美術館を後に、2日目に宿泊する旅館に向かいます。
今回、運良く泊まることができるようになった宿が
「箱根・強羅 佳ら久」です。

公式HPより引用

到着してびっくり。
めちゃくちゃ敷地の大きい宿でした。

佳ら久 エントランス

エントランスもとにかく広い。
なんだか場違いな場所へ来てしまったかのような
非日常的な空間が広がっていました。

佳ら久の廊下の一部

旅館自体の敷地が非常に広大なので、
当然ですが、廊下も広い。
ものすごく広い。

佳ら久 ラウンジ

真っすぐに伸びた廊下を歩くと、突き当りにはラウンジ。
こちらなんと、
飲み物と食べ物が、無料でした。
(時間帯、物によって料金が発生する場合があります)

ラウンジでくつろぐ

チョコレート、コーヒー、ジュース、軽食なんかを頂きます。
これが無料なんて。驚きでした。



広大な敷地の中を散歩することに。

旅館に到着して最初にする館内散策。
旅館が広いとか大きいとかは関係なく
ちょっとした冒険のようで、この時間がすごく好きです。

お土産売り場とか、用もないのに何度も覗いてしまう。
大浴場も、まだ入浴しないのにまずは覗きに行ってしまう。

旅館内から外に向かいます。


最初は、水のテラスへ。
箱根の「森」に包まれ、絶え間ない「水」の音に癒される。

佳ら久 水のテラス

僕らがこの場所に訪れたのは15時過ぎ。
夕方、夜、朝と、
きっと時間帯によってガラッと雰囲気が変わるのだろう。

癒しの空間。時間帯を変えてまた行ってみたい。


水のテラスから階段を下える

水のテラスの横には階段があり、
ここを下ると旅館入り口の正面道路に出ることができます。

佳ら久 正面横
佳ら久 逆側の正面横

写真からも分かるように、
この旅館、とにかくめちゃくちゃ広い。


道路を渡り、少しだけ階段を上る。
すると森のテラスがあらわれる。

森のテラス

青々と生い茂る竹林を抜けると、そこに広がる展望スペース。
目の前には障害物がなく、気持ちの良い風が吹き抜ける。




佳ら久施設内を一通り散策し終わり、
展望露天風呂に入ることに。

公式HPより引用

さすがに写真の撮影はできないので、
公式HPから写真をお借りしましたが、
とても広く、壮大な景色と開放感。

他のお客様がいなかったので、
僕は息子たちに「よし!泳ぐぞ!!!」と言って
露天風呂でキャッキャはしゃいでいました。
(旅館の方々に迷惑のかからない程度です)

普段なら「静かにしなさい」とか
「他の人に迷惑がかかるから大人しく入りなさい」とか
そんな事を言われるのに、

「泳ぐぞ!!!」なんて僕が言ったもんですから、
子どもたちはめちゃくちゃ嬉しそうに、
楽しそうにはしゃいでいました。

男湯から聞こえるそんな声に対し、
「おーい、何やってんのー笑」と妻の声。

子どもたちとの一連のやり取り、
妻に筒抜けでした笑。




そうこうしている内に夕食の時間に。

今回の宿は部屋食ではないため、
夕食開始の時間が決められており、
かつ当日予約のため、選べる時間帯に限りがありました。

確か夕飯の時間が17時からだったと思う。
この時間帯で子供たちは大丈夫だろうか。。。

日常とは全然ちがうこの夕食時間に対し
僕でさえ、若干不安でした。
子どもたちのことを熟知している妻は
もっと不安があったと思います。

とても美味しい夕食。1品1品がキレイ。

とはいえ、美味しくて、鮮やかで、豪華な食事に興奮。
良いスタートをきれた。
これなら子供たちの機嫌も大丈夫か。と。

お品書きをかじる三男

しかし、僕らの不安は当たりました。

食事開始直ぐに、急に不機嫌になりだす子供たち。
食べない。いらない。疲れた。眠い。
ぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー。

妻は食事の途中で退席し、三男を寝かしつけに。
僕もイライラ、子供もイライラ。
ご飯どころではありませんでした。


やはり子供が小さいうちは、
部屋食が良いな、と改めて実感。




バタバタの食事をなんとか終え、
部屋に戻り、家族全員ドッと疲れが。


2連泊したことは、失敗だったかも。
なんて思っていると、
子どもたちが「お風呂に入りたい!!」と。

僕らのお部屋の客室露天風呂
ここでも泳ぐ長男
ガラスに絵を描いてはしゃぐ次男
「これがパパだよー」と嬉しそうに指を差す。


さっきまでの不機嫌は??
さっきまでのぎゃーぎゃーは??
なんだったのだろうか。。。

しまいには「ぱぱーお腹へったー」なんて言ってくる。

子どもに振り回されるとは、このことなんでしょうね。
振り返ってみると、可愛いなぁと思いますが、
当時は、大人気も無くむかっ腹が立っていました。

まぁ、それも含めて良い思い出ですね。




この後、子供たちは眠りにつきました。
妻は「夜のラウンジに行きたい」と言ったので、
小一時間ほどラウンジでお酒を飲んで帰ってきました。

たった1時間ではありますが、
「1人だけの時間」を過ごすことができて良かった。
ラウンジにはイケメンの店員さんもいたようで
嬉しそうに帰ってきました。

そのイケメンスタッフさんの写真まで撮影したようで、
何をやってんだか笑

でも、こうやってほんの少しだけでも
羽目を外す時間が作れて、良かった。本当に。




子どもたち皆寝静まった夜、
長男が今までに見たことの無いくらい
「ぎゃー!!!!」と泣き叫び、びっくりしました。
どうなってしまうんだろう、何かの病気か、
目に見えない大きなケガでもしたのか。

そんな風に思える程の、泣きっぷり。
とりあえず抱っこして、旅館内を歩きました。

眠りについたと思い、部屋に戻る。
しばらくすると、再び「ぎゃー!!!!」

もう一度抱っこして、旅館内を歩く。
救急車を呼んだ方が良いのかと思うほどでした。



旅行がいくら楽しいものとはいえ、
気付かない、見えないストレスや疲れは溜まるんですね。
子どもなら、きっと尚更なのかもしれません。

これも1つ、勉強になりました。
大人の都合で、大人の目線で、
子どもを行動させ過ぎることは、あまり良くないですね。

反省、勉強。




翌朝、
チェックアウトまで時間があったので
子どもたちと客室露天風呂に入る。

良い朝。良い景色。
朝風呂なんて、ませとるね。
でも、熱くて足までしか入れない。

そしてチェックアウトの時間がやってきました。
念願の、待望の、予想外の
箱根2連泊の旅もこれにて終了です。



箱根から愛知への帰り道。
今までに見たことの無い程、
くっきりと、鮮明に、富士山が見えた。

帰り道に車内から見えた富士山

良い旅でした。
最後の最後まで、縁起の良い思い出を下さり、
箱根の全てに感謝、ありがとうございました。




今回の記事では、箱根ガラスの森美術館での思い出、
そして箱根強羅・佳ら久での思い出を記事にしました。

次回、育休のまとめ記事を投稿させて頂きます。

今回、事細かに育休の思い出を投稿したのには
理由がありました。
そのあたりも含め、次回投稿させて頂きます。

ここまでお読み下さり、誠にありがとうございました。



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