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cotreeさんのコーチングで増やせた、「やさしさ」の視点

「人にやさしくするんだよ」

幼稚園や小学校に通うようになってから、たくさんたくさん言われ続けてきた言葉であるとともに、自分自身も言い聞かせるように自分に言っている言葉でもあるような気がしています。

でも、「やさしくする」の具体的行為ってなかなか示されないし、”示されないもの”であると思います。
これについて、改めて見直すきっかけになったのが先日うけたcotreeさんのコーチングでした。
実はコーチングを受けるのは2回目でした。前回のコーチングで、「自分がいたい環境ってどんなものだろうか」ということをコーチのかたに導いていただきつつ考えました。それを踏まえて生活していたうえで、今回改めて、自分の思った「これからの自分に向けた課題」ときちんと向き合いたくて 一からコーチングを受けてみよう、と思ってのことです。

とっても率直に結論から言うと、「自分の根深い課題に気がつくことができた」時間でした。

やさしさってなんだ

自分にとってはずっと、「相手に受け取ってもらうこと」や「相手に何か喜んでもらえること」です。相手のことを考えている時間がすきだし、すきな人に喜んでもらえるようにすることが「やさしさ」だと思っています。
それを疑ったことは今までなかったし、自分でもまさか「ここが自分の大きな課題になっているのか」ととても驚きました。

自分はずっと、「誰かのヒーローになりたい」と思っています。と同時に、「ジェントルマンとか執事になりたい」とか思ってもいます。とにかく誰かの役に立ちたいし かっこよく誰かの力になりたいし、さりげなくスマートに相手に喜んでほしいし、 サッと手をのばせる人でありたい。 正直なところ実際問題としてできていないことが多いのですが、それでも「そうありたい」とは思い続けています。
それ自体は悪いことだとは未だに思っていないのですが、「やさしさ」への視野がとっても凝り固まっているなあということを コーチングをうけた今では ”それだけじゃないんだぞ”と思えるようになりました。

自分の思っていた「課題」について

自分がコーチングをうけるまで、自分の一番の課題は「感情のコントロールがド下手くそなこと」でした。もともとキャパ小さめ人間なのですが、 キャパオーバーするたびに「やさしさ」を失っていることが本当にいやでいやでたまらなかった。 キャパオーバーの回数や頻度が大学に入ってから数段上がったのにともなって、「やさしくいたいのにやさしくいられない」自分へのいらだちとか悔しさでもっと余裕を失っていく堂々巡りに陥ったり、相手にやさしくいられない自分の幼さに苦しくなったりしていました。

何度か今までのnoteにも書いたのですが 決定的なことがあって、「キャパオーバーしたときに感情をコントロールする術を見つけたい」というのが自分の課題だと思っていました。

「本当の課題」はどこにあるのか

今回、コーチとしてお世話になった茂木さんが何度も「どう思いますか」「この時、どう思っていましたか」「○○だと感じるのですが、どうですか」「今まではどうですか」と、自分の課題について掘り下げる問いをなげてくださりました。自分は「どうですか」という問いにうまく言葉を発することができず何度も「どうなんでしょう」と繰り返したのですが、言葉を変え聞き方を変え、考えさせてくださりました。
その中で 課題は『キャパオーバー時にどうするか』じゃなくて『どうしたらキャパオーバーしないか』ではないかということになり、キャパオーバーになるプロセスを探ってみましょう、というアドバイスをいただきました。

いくつか過去のキャパオーバーの話をしている中で、気がつかせてもらったことは「自分のキャパを削って他人のキャパを削らせないようにしているのではないか」ということでした。
自分がキャパオーバーすることで、他人のキャパが守られるならそれでいいや、という自己犠牲(?) の精神が極めて強いこと そしてその通りに自分は着実にパンクしていること。

「自分のキャパを無視して相手を助けようと(?)する」ことが自分の課題なのだ、と感じました。

「やさしさ」の視点

自分が茂木コーチに繰り返して教えていただいたことがあります。
「自分がやさしくしたい相手は、自分にやさしくしたいと思ってくれているのかもしれない」ということです。
ちょっとうまく伝える言葉が見つからなくて難しい言い回しになってしまったのですが。自分が「この人にやさしくありたい」と思っている相手も、自分に対して「この人にやさしくしたい」と思ってくれているかもしれない、ということです。
部活関連でキャパオーバーしたときに、あることを秘密裏に解決しようとしていた時がありました。それを、同級生に伝えられてしまった(とその時は思った)ことがあったんです、というお話をしたとき、「仕事上必要だっただろうけど、気持ちとしては理解できない」と思っていたのですが 「自分だったらどうしますか」と聞かれた時、確かに伝えるな、と思ったのが自分で口にしてから かなり衝撃的でした。

確かに「自分のすきな人がキャパオーバーするのを防ぎたい、できればいい方法で」という気持ちは自分の行動指針の一つなので「自分のキャパを守ることが、 ”そう”思ってくれるだれかのキャパを守ることになる」というやさしさの形があるんだと思います。

「やさしさ」の視点を増やすこと

自分は、やさしくなりたいです。とても。
ただ、「やさしさ」にはいっぱい視点があって それを増やすことが「やさしくなること」に必要不可欠であるんだなあと今回のコーチングで強く感じました。

あと数回確実にお世話になることができるこのコーチングで、もっともっと「相手を守るための”自分の守り方”」を模索していきたいなと思いました。

「やさしさ」の視点を増やすことで、 「やさしさ」をつよくする。

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