![スクリーンショット_2019-02-08_1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/9862114/rectangle_large_type_2_314d7fe747a6d97247758cf8d19a5390.png?width=800)
母は私がレズと気づき、彼女は死を感じている
彼女に、母が同棲に気づいたと報告。
彼女はその日、6連勤からの久しぶりの休日。
「休みだあああああ!! 自由だぞおおお!」と、シャバに出た囚人よろしくはしゃいでいた…のだが。
かわいそうに。
それが今日、あの恐ろしい私の母に存在を知られたとなれば…。
【同棲がバレて、彼女は死にかけている】
報告してすぐに「怖い、吐きそう」「ビビってお腹壊してる」「お腹痛い」
「ラスボスだから勝てない」などとつぶやき、
せっかくの休みなのに本当にいたたまれない様子だ。
蛇に睨まれた蛙。
いや、サウロンから逃げ惑い怯えるホビットのようだ。
というか、あなたにとって私の母は何者なんや。 やはりサウロンか。
母は存在だけで人を恐怖に陥れるのが得意なのだ。
死にかけてる彼女に私も、「鍵をかけて、誰が来ても開けるな」と、
犯罪者が来るかの如く指示をした。
母は、今すぐにでも飛行機に飛び乗って、怒鳴り込んでくるかもしれない。冗談と思うか? いや、そういう人なのだ。
突然やってくる殺人鬼だ。フレディか?
いや、ジェイソンだ。母はカバーの外れた扇風機をチェンソーのごとく振り回し、回る扇風機の羽で私の顔面を攻撃してきたことがある。
(扇風機チェンソー攻撃で、軽く目尻が切れた)
あの日ほど、我が家の扇風機がダイソンであれば…と願ったことはない。
彼女を落ち着かせ、書類が親元に行ったのは自分のミス。とりあえず名前以外の情報は漏れてないし、漏らさないと約束した。
それでも彼女はまだ、「死を感じる」とつぶやいている。
私も同じ気持ちだよ。
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