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母は私がレズと気づき、彼女は死を感じている


彼女に、母が同棲に気づいたと報告。         

彼女はその日、6連勤からの久しぶりの休日。
「休みだあああああ!! 自由だぞおおお!」と、シャバに出た囚人よろしくはしゃいでいた…のだが。

かわいそうに。
それが今日、あの恐ろしい私の母に存在を知られたとなれば…。

【同棲がバレて、彼女は死にかけている】

報告してすぐに「怖い、吐きそう」「ビビってお腹壊してる」「お腹痛い」
「ラスボスだから勝てない」などとつぶやき、
せっかくの休みなのに本当にいたたまれない様子だ。

蛇に睨まれた蛙。
いや、サウロンから逃げ惑い怯えるホビットのようだ。

というか、あなたにとって私の母は何者なんや。 やはりサウロンか。
母は存在だけで人を恐怖に陥れるのが得意なのだ。

死にかけてる彼女に私も、「鍵をかけて、誰が来ても開けるな」と、
犯罪者が来るかの如く指示をした。

母は、今すぐにでも飛行機に飛び乗って、怒鳴り込んでくるかもしれない。冗談と思うか? いや、そういう人なのだ。           
突然やってくる殺人鬼だ。フレディか? 
いや、ジェイソンだ。母はカバーの外れた扇風機をチェンソーのごとく振り回し、回る扇風機の羽で私の顔面を攻撃してきたことがある。
(扇風機チェンソー攻撃で、軽く目尻が切れた)
あの日ほど、我が家の扇風機がダイソンであれば…と願ったことはない。

彼女を落ち着かせ、書類が親元に行ったのは自分のミス。とりあえず名前以外の情報は漏れてないし、漏らさないと約束した。

それでも彼女はまだ、「死を感じる」とつぶやいている。      

私も同じ気持ちだよ。

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