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(aan,pdf,w025) 人類と獅子 / THE MAN AND THE LION

割引あり

✅ 始めに

PDF データの配布用の記事になります。一般の方のためというよりも、2次利用で副収入を得たい方(=間に立って説明していただける方)、または、英語を習得されたい方向けのヒントとなる文献になっています。

※ 既存の英語教育ではほとんど実現できていなかった「洋書を読めるようになる日本で初めての英語解説書」にもなっていると思いますので、こちらもアピールしておきたいと思います。PDF データ内でも簡単な説明はつけていますが、全く足りていませんので、今後10年程度を目安に解説をしてくださる方が現れることを希望します。

✅ 音声動画 full-Ver

(英語音声 full 動画) ➊ペア語訳 → ➋発音記号 の順番です。

(日本語音声 full 動画) ➊ひらがなルビ → ➋ローマ字ルビ(漢字グレード番号付き) → ➌ペア語訳 の順番です。


✅ PDF 配布用ページです

“Aan-note 文献”PDF データ 配布用のページになります。

英語あんねAesop 著作物使用許諾プランのメンバーシップ加⼊をして頂くことで、サブスク版(フルバージョン) PDF データのダウンロードが行えます。
今後、3年間を目安に Aesop's Fables by Aesop ( by George Fyler Townsend ) の短編寓話313編全てをここで公開する予定です。

サブスクで得られた収入は“Aan-note 文献”作成作業の外部委託費に当てる予定です。
環境を整えつつ、現行の英語・日本語ペアと並行して、英語・タイ語ペア等のように種類を増やせるようにしていますため、是非「多くの国で同じ文献を読み、人種は違えど同じ解釈の出来る環境」を増やすためのご協力をお願いします。

✅ 和文・英文・考察


■ 人類と獅子
 人と獅子は、森の中を通り抜けて一緒に進んでいました。
 人と獅子はやがて、彼等それぞれの強さと勇敢さにおいて、お互いに対する優位性についての自慢合戦を始めました。
 人と獅子は口論しながら、彼等は石像の前を通りがかりました。石に掘られた像には『人によって絞め殺される獅子』、と記されていて…、
 旅人は其の像を指差し、そして言いました、「あそこを見なさい!、なんと強いのだろう私達は。なんたって、私達は百獣の王にすら打ち勝つのだから」
 獅子は斯う答えました、「此の像は御前達人類の内の1人によって作られたものだ。若し我等獅子の血族が像の建て方を知っていたなら、御前は見ていただろう、獅子の足の下に据えられた愚か者の姿をな」
 誇れる話とは良いものだ、別の観点からの話が語られる前までならば。


■ THE MAN AND THE LION .
 A Man and a Lion travelled together through the forest .
 They soon began to boast of their respective superiority to each other in strength and prowess .
 As they were disputing , they passed a statue , carved in stone , which represented “ a Lion strangled by a Man . ”
 The traveller pointed to it and said : “ See there ! How strong we are , and how we prevail over even the king of beasts . ”
 The Lion replied : “ This statue was made by one of you men . If we Lions knew how to erect statues , you would see the Man placed under the paw of the Lion . ”
 One story is good , till another is told .


■■ (2) 考察・此の御話の教訓は?
 "The Lion and The Statue."『ライオンと彫像』という別のタイトルも持っている寓話です。
 何であれ物事には表と裏が有る訳で、此の話の彫像等も最初は良いものと見ていたのに、視点が変わればそうではない見方も出来るという教訓を示してます。
 でも、まあ、私達はライオンではなく人類なのですから、敢えてライオンの側(相手側)に立った視点を優先させるのは、あまり良い事では無いと私は思っています。どちらか一方を優先させるのではなく、共存共栄、ギブアンドテイク、持ちつ持たれつ、Win-Winな関係を私達は常に目指すべきだと私は思っています。
 つまり、2000年前に言われていたからとオウムの様に繰り返すのでは、現代に生きる私達の存在意義がありませんのでちょっと捻ってみましょう。
 例えば此の寓話に出てくる彫像等は、単に其れを自慢のタネにするのではなく、もう少し突っ込んで「彫像は人の願望を表したものだ」と言ってみてはどうでしょう?
 凡ゆる彫像は、其れが人には簡単には成し得ないからこそ、或いは偶々一度だけ成し得られたような偉業だからこそ、作られ残されている訳です。
 「自由の女神」などは其の最たるものですよね、普遍的に自由の存在する社会には「自由の女神」を作ろうという動機がそもそも発生し得ないのです。先ずは相手が自由を欲しているという事実をベースにして対話をするべきでしょう。
 と、こんな感じで此の様に、そして更にまた此れとは違う別の視点から物事を捉えられる様になるととても良いですよね!
 ※此の御話には多くのバリエーションがありますので、此処に書いた教訓が好みでない方々は別の方の御好みの解釈を御選びください。


✅ 配布 PDF データの目次

■ (1) 目次
  (-) 表紙
  (1) 目次
  (2) 考察・此のお話の教訓は?
  (3) Aan-note文献(含:Aan-Marker) の 利用許諾 について
  (4) 英文・和文マーカーの簡単な説明
  (5) 和文マーカー・一覧
  (6)(カラー)本編・和文 , ふりがなルビ ★
  (7)(カラー)本編・和文 , ローマ字ルビ ★
  (8)(白黒)考察 , ふりがなルビ
  (9)(白黒)考察 , ローマ字ルビ
 (10)(白黒)本編 , 英和ペア語翻訳 ★
 (11)(白黒)本編 , 英語マークアップ ★
 (12)(白黒)本編・和文 , ふりがなルビ ★
 (13)(白黒)本編・和文 , ローマ字ルビ ★
 (14)(白黒)本編 , ローマ字ルビ(親文字無し・枠表示有)★
 (15)(白黒)考察 , ローマ字ルビ(親文字無し・枠表示有)
 (16) データシート ★
 (17)(付録)Aan英文マーカー一覧
 (18)(付録)日本語の活用表・動詞(サンプル)★
 (19)(付録)令和式ローマ字・一覧(筆記練習用枠表示頁有)

★ マークの付いた項目はサンプル版では一部省略出力しています。

✅ 配布 PDF データサンプル版

✅ 配布 PDF データ サブスク版

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日本語を話せる外国人さん達を増やすために日本語学習用書籍を発刊したいです。 Aesop寓話300余編は2025年末まで作業を続ける予定です。 多くの外国人に「物を粗末にするな!」「人の家をミサイルで壊すな!」と日本語で話し通じるようにする為に、是非サポートをして下さい!