見出し画像

ど根性大根みたいな奴は強い

まえおき

「成長する環境」は与えてもらうものではないと僕は思います。なので、ど根性大根に登場してもらいました。温室でしか育てない植物もいますけど、社会って温室ではないですよね?

そりゃ夜中に電気が使えないとか、内戦が起きていたり、インフラが整っていなくて生きることが大変な環境も世の中にあります。僕にとっては、安心して本が読めない環境での成長はほぼ無理でしょう。

「ファクトフルネス」にもそう書いてありました。あれおもろいですの!未読の方は読んでみるとよろしくってよ。

でも、そうでない人たちにとってはどうか?

大多数のジャパニーズピーポーは今いる環境を自分の意思と工夫次第で改造すれば勝手に成長できると思います。夜勉強できるやん、君ら。

電気を使ってできる他のことに時間を割いてしまっているんじゃないですか?

ほんだい

「御社の成長できる環境を魅力に感じました!」って言う就活生、多いと思います。

そういう人に限って、「どこに行くの」って聞くと名の通った会社名を答えないことが多い気がします。

たしかに、名前の通った会社でも社員の能力を伸ばすことに主眼を置いているところはあります。柔らかい銀行とか求人とかね。

仕事に慣れて絶対定時内に帰れるようになりたいというならどこの会社行ったって同じことです。いっしょうけんめい、がんばろう。ありさんを、みならうんだよ。

人間的に磨かれたいなら本読めばいいじゃないですか。何度でも言いますよ。ちょっと難解な文章で書かれてる本読め。今よりも前に生きた人の本を読めってばよ。

仕事で使う能力を磨きたいなら勉強すればいいんです。人に聞くなり練習するなり色々やればいいと思います。

ここまで読んで、何かお気づきになりませんか?

僕は「」でくくった中以外で「成長」という漠然とした言葉を使ってないことにお気づきになりましたでしょうか?

僕は多数派の就活生達を淘汰、もとい他の就活生たちと十把一絡げにされないためにまず意識したことが、

「多義語をTPOに応じ自分で意味を再定義すること」でした。

「ちょっとお腹出てきた」でさえ「腹回りが成長した」って言えるんですよ。もしも(いないと思うけど)就活生が腹回りに贅肉つけたいという意味で成長という言葉を使っていたとします。

「ほんだい」の冒頭の文章と組み合わせると「御社で働くとお腹に贅肉がつくほど運動習慣が減る環境に憧れました」って意味になりませんか?

そんな奴誰も採用しないし、ビジネスやるとしたら曖昧な言葉ほど嫌われるものはありません。なので最初はちょっと面倒でも丁寧に説明した方が上手く回ると思うのですが・・・

散々に言いましたので、僕のことを説明させて下さい。

僕にとっての成長できない環境とは、脳と利き手の両方を潰され、病院にいる状態を指します。

「思考」と「記録」ができないとなると厳しいです。

超のつくネガティブ思考と、どんなことでも掘り下げて考える癖の合わせ技を使って「他人が怒られてる」時や「その辺をうろちょろしてる時」でも、何かしらを考察しています。さらに言うと「趣味とか好きなことしてる時」でさえも問題解決の糸口になったりします。

つまり僕は、自分の至らなさによって起きたことに対してこう考えるタイプなのです。「上手くいかなかった。悔しい。自分自身を許せん」とね。

いわゆる失敗をいつまでも引きずるタイプなのです。

リスクもありますが、自分にとってはなんだかんだプラスになっています。早いうちに立ち直るきっかけを見つけられますからね。

「引きずるのはダメだ!切り替えなきゃ」という考え方もいいと思いますよ。会社が粉飾決算して倒産したり、普段使ってる電車が遅延していたりする時は僕もこう考えます(これで内定先倒産したりしないよね・・・?大丈夫ですよね・・・?もしそうなったら、「株式会社死亡フラグ建設」を立ち上げよう)。


使いこなせる考え方を2~4こ持っておいて、状況に応じて使い分けていくのが僕にとってはわりと楽しいです。

けつろん

「貪欲に成長する」みたいな人はどんな時代になっても増えないんだなあと、時代を遡ってメディアを漁ってみて思いました。







この記事が参加している募集

#私のイチオシ

51,038件

頂いたお金は本代にありがたく使わせていただきます。