暖房のせいでカサカサ顔に…。乾燥肌さんのためのスキンケアや簡単な暖房対策を解説
11月ごろから気温がぐっと下がり、お住まいの地域によってはすでに暖房が欠かせない方もいるでしょう。しかし、乾燥肌さんにとっては、いくら保湿してもカサカサ感や肌荒れ、皮向けなどが気になるつらい時期でもありますよね。コロナ禍と比べて出社やお出かけの機会も増え、オフィスやお店での乾燥も感じやすいこの冬に向けて、暖房が肌を乾燥させる理由やうるおいをキープするためのスキンケアをしっかり予習しておきましょう!
秋冬は湿度がぐっと下がる季節
全国的に11月ごろから2月にかけては、夏の蒸し暑さが嘘だったかのように湿度が下がり、空気全体が乾燥しています。
たとえば東京の8月の平均湿度は83%に対して、11月は65%。さらに2月ごろには49%と大幅に変化しています。(出典:気象庁2021年データ)
このように外に出ていても、室内にいても乾燥を感じやすい秋冬は、スキンケアと環境の両面から乾燥肌対策が必要なのです。
かゆみや肌荒れも。暖房による乾燥が肌に与える悪影響
乾燥した部屋にいつづけると、肌がピリピリと敏感になったり、赤く火照ったようになりますよね。さらに頬や目元はカサカサしているのに、Tゾーンや顎先はベタつきが気になったりニキビができたりするという乾燥肌さんもいるのではないでしょうか。
それもそのはず、乾燥した肌はバリア機能が低下することで
肌荒れ
かゆみ
赤み
乾燥小じわ
などのトラブルを引き起こします。
また、反対に乾燥による皮脂が過剰に分泌されてしまい、ベタつきやテカリ、吹き出物などの原因にもなるのです。
そもそも暖房で肌が乾燥する理由とは?
経験として「暖房がきいた部屋は乾燥する」と知っている方が大半ですが、改めてなぜ暖房で肌が乾燥するのか、その理由を解説します。
空気には、飽和水蒸気量といって空気中に溶け込める水分の量が決まっています。この量は気温が高いほど増えるため、暖房によって気温を上げると、より多くの水分が空気中に溶け込みます。その結果、肌や喉にとどまっていた水分も空気中へ移動してしまい、乾燥を感じやすくなるのです。
暖房の乾燥から肌を守るスキンケア
乾燥肌さんの暖房対策としては部屋の加湿も重要ですが、同時にスキンケアの見直しもおすすめです。もともとの肌の水分量を高め、乾燥する冬でもうるおいをキープできるよう、肌の土台を整えてみましょう。
保湿美容液で暖房の乾燥に負けない肌作り
汗をかく夏はさっぱりしたアイテムを選びがちですが、冬の乾燥した空気では物足りないことも。
化粧水はセラミドなどの保湿成分入りのアイテムを、商品ごとの使用量を守ってハンドプレスしながら入れ込み、乳液やクリームもより保湿力があるものにしたり、量を増やすのも良いでしょう。
そして秋冬の乾燥対策として取り入れやすいのが、保湿に特化した美容液です。水分と油分のバランスを整えながら、みずみずしく肌をうるおしてくれる美容液は乾燥肌さんの心強い味方。一般的な使い方としては化粧水→美容液→乳液(もしくはクリーム)ですが、ステップ使いが苦手な方にも使いやすい、オイル成分配合の、それ1本で乳液の役目も果たしてくれる美容液も。
化粧水と乳液だけでは物足りないけれど、美容液まで使うとスキンケアが大変そうという方は、そんな高保湿なオイル美容液の1本だけで「美容液+乳液」のうるおいケアを始めるのもおすすめです。
■おすすめアイテム
アジャイルコスメ「白いオイル」
つけた直後からさらっとあと残りしないのに、もっちり保湿が続く「白いオイル」。厳選した植物オイルをブレンドした「オイル層」と美容成分をたっぷり配合した「美容液層」の2層式で、夕方も乾燥知らず。
化粧水のあとにこれ1本で
ブライトニング美容液
保湿美容液
乳液
クリーム
を重ねたような、内側から湧き上がるようなうるおいが続きます。
お湯だけ洗顔はNG! ぬるま湯と洗顔料でうるおいキープ
寒くなってくると、ついつい朝の洗顔も温かいお湯を使いたくなりますが、実は乾燥対策としてはおすすめできません。
お湯は油を洗い流す力が強く、本来肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうため、乾燥肌さんにとっては洗顔後のつっぱりを感じやすくなってしまうのです。
一方で、乾燥が気になるからと洗顔料を使わずに洗顔を続けてしまうと、きちんと洗い流したい汚れを落としきれず毛穴汚れや古い角質が溜まりやすくなってしまいます。
「必要なうるおいは残し、適切に洗浄する」という理想の洗顔のためには以下のポイントに気をつけましょう。
ぬるま湯(32〜35度前後)で洗う
洗顔料は商品ごとの適量で使う
泡立てが必要な洗顔料の場合は、しっかり泡立てる
指でこすらずに洗顔料をクッション代わりに洗う
こめかみや目元など細かい凹凸までしっかり洗い流す
乾燥肌さんの場合は、保湿成分入りの洗顔料や、泡立てず素早く洗えるジェルタイプもおすすめです。
オフィスには置きスキンケアで午後も安心
どんなに朝のスキンケアを念入りにしても、暖房のきいた室内で1日中過ごしていると、夕方には頬や口元がカサカサ…ということも。
オフィスや仕事場に私物が置ける場合は、保湿スキンケアを常備しておくと、乾燥を感じるときやメイク直しの前に保湿することで、いつでもうるおった肌に。
このときのポイントとしては、水分がメインの化粧水ミストだけなく、オイル成分の配合されたアイテムで肌のうるおいにフタができるアイテムを選ぶこと。
みずみずしい美容液と厳選された植物オイルでツヤとうるおいを与えてくれる「白いオイル」は、手のひらサイズなのでオフィスに置いたり、ポーチにも入れやすい大きさもポイントです。
■おすすめアイテム
他にもできる、簡単な暖房の乾燥対策
暖房を使いながら乾燥肌さんが心地よく過ごすためには、加湿器などで十分な湿度もキープするのがベスト。しかし、オフィスや公共交通機関ではなかなか難しいですよね。そこで、スキンケア以外にもできる、簡単な対策方法をご紹介します。
お水をしっかり飲む
スキンケアでうるおい補給ができていても、体内の水分が足りない「インナードライ」状態だと肌も乾燥してしまいます。
特に寒くなると、夏に比べて水分をとるタイミングが減るので、意識的にお水を飲むようにしましょう。体を冷やさない常温のお水や白湯がおすすめです。
温かい飲み物を加湿器代わりに
加湿器を近くに置けない場合は、マグカップに入れたお湯やお茶の湯気が簡易的な加湿器代わりに。コーヒーや紅茶のカフェインが気になる場合は、リラックス作用があるとされているハーブティーや、体を温めてくれる生姜湯、ビタミンCたっぷりなホットレモンなどもおすすめです。
部屋干しも実は有効
自宅の加湿器が置きづらい場所には、部屋干しがおすすめ。洗濯物が加湿器代わりとなって部屋全体の湿度を上げてくれます。窓や壁の近くはカビが生えやすいので避け、部屋干し用の洗剤を使用すればにおいも気になりづらいです。
アジャイル コスメティクス プロジェクトとは
アジャイル コスメティクス プロジェクトは「天然由来成分」の持つ「豊かな有効性」を最大限引き出しながら、製品の「官能性」を追求するスキンケアブランドであり、購入者の意見を取り入れ、製品を迅速に進化させていくプロジェクトです。
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