誰にも言えない私の不倫体験談③(不倫→略奪婚→◯◯→現在)

私の不倫話を聞いてください。
不倫相手であるAとの出会いは、新卒で入社した大手商社でした。
25歳のときに携わったプロジェクトのチームメンバーで、当時、彼は32歳。
私の教育係として、またプロジェクトリーダーとして、基礎やプレゼンの方法などを教えてくれ、とても頼もしく感じました。

Aはいわいるイケメンで、体型も細身で私の好みドンピシャ。
どんな状況でも、テキパキと指示を出す姿も含めて、新人の私の目には、とてもキラキラして映りました。
ただ、彼には結婚していたので恋愛対象として意識したことはなかったです。
後々聞いたところ、彼も私を妹のように思っていたそうです。

関係が変化したきっかけは、年末の忘年会でした。
1次会が終わり、数人で2次会に行ったのですが、同僚はそれぞれ事情があって帰り始め、2人きりで飲む状況になってしまいました。
ただ、2人ならではの内緒話もあったりで、すごく楽しくて、つい飲みすぎてしまいました。
年末の激務で疲れていた事もあり、泥酔してしまいました。
足もともおぼつかない状態だったため電車に乗れず、休める場所に連れて行ってほしいとAに頼んでホテルへ行きました。
彼も終電を逃してしまい、一緒に泊まることになりました。
とはいえその夜はなにもなく。
ほんとに泥酔してたので、私はすぐさま爆睡しちゃったんです。
朝方に目が覚めて、程なくして起きた彼とベッドで会話していたところ…流れでセックスしちゃったんです。

その日を境に、仕事後に食事へ行ったり週末も遊びに行ったり、デートを重ねるようになりました。
深い話もするようになり、生活スタイルや価値観の変化によって夫婦仲がうまくいっていないこと、また、そのストレスで苦しんでいることを知りました。
それを聞いて、Aがすごく可哀想に見えたんですよね。
私は昔から困っている人を放っておけない性格で、当時は若くて視野も狭かったから、

“好きじゃない人と一緒にいるなんておかしい!”
"私が彼を幸せにしてあげなきゃ!"

と使命感を持つようになり、彼との関係に罪悪感を抱くこともありませんでした。
肉体関係を持ってから1ヶ月ほどすると、Aは家に帰らなくなり、私の部屋で同棲状態になりました。彼のことは好きでしたが、結婚願望がなかった私は、“楽しく付き合えたらいいや”という感覚でした。
一方で彼は、街で子供のいる家族を見るたび「B子(私)と家庭を築きたい」などと漏らすようになり、私と軽い気持ちで付き合っているんじゃないんだ、と感じて、彼との関係を真剣にとらえるようになりました。

しばらくして、彼との関係が会社内でも噂になるように。
とくに隠そうと気を使ってなかったので当然の流れでした。

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