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ドラマみたいな不倫話⑭(家中監視カメラ!束縛旦那からの脱出願望を叶えてくれたのは)

毎日のスケジュールを把握される
出かける時はGPS持参
家の中のカメラ設置
私の知らない鍵があり
家の中で私が入っては行けない部屋がある。
ケータイは毎日22時に提出。
これが私の夫婦生活でした。
DVと言われるような暴力はありませんでしたが
ずっと監視されてるような毎日。

夫が帰ってくると
今日のこの時間は無駄なのでは?
この時間にこのテレビは面白いのか?
あの時間に夕飯を作ったら
僕が帰ってくる時間だと冷めてしまうじゃないか。
何かにつけて小言を言われる毎日。
怒られるような、指摘されているような。
あんなに大好きで、結婚した時はとても幸せだったのに。
こんな生活から逃げ出したいと思う毎日でした。

唯一、監視から逃げられるのは実家。
もちろん夫もついてきますが、
実家にいる間は親の目もあり、
GPSなどをつけられることはありませんでした。
私が実家に行けるのは、年に2回。
9月と2月。
8月と1月は決まって旦那の実家へ。
本当に逃げ出したいと思っていた、結婚6年目。

私はついに逃げ出しました。
実は1年ほど前から、職場の同僚に相談してたんです。
まさし君といって、年は私より3つ下ですがとても頼りになる子です。
私の結婚生活の話をきいて「そんな男、すぐに別れなよ!」と言ってくれました。
もちろん私もそうしたかったですが、旦那がすんなり離婚届にサインする訳ないのも分かってました。
離婚の話なんてしたら今以上にがんじがらめの生活にされるのは目に見えてました。
なので、半ば諦めてたんですが、まさし君は違いました。
私の背中を押してくれて、慎重に計画を考え、行動してくれて、希望が見えてきたんです。
そして、今日、その時がきました!

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