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第二新卒は年収●●万内なら今すぐ転職すべき!

第二新卒は転職する時期なのか問題

あなたは第二新卒という言葉を、聞いたことがありますか?
定義は諸説ありますが、一般的に新卒で入社してから3年以内(22〜25歳あたり)のビジネスパーソンを指す言葉として広く定着しています。

この期間に新卒で入社した会社でそれなりの経験を積むことは大切ですが、今の時代、3年間同じ会社にいることが全てではありません。実際、多くの調査データによれば、20代の転職経験者は平均して前の会社に3年も在籍していないのです。恐らくあなたも一度は目にしたことがあると思います。
 
昔からことわざでも「石の上にも3年」と言われ、若いうちは我慢も大事的な声もありました。しかし、現在のビジネス環境は変化のスピードが早いですし、時代に合わせた新しい価値観が求められています。マイナビの転職動向調査によれば、20代男性は平均2.6年、20代女性は2.7年で転職しています。短絡的かもしれませんがこの数字からも、長期間同じ会社にとどまることはもはや必要ないことがわかります。

なぜ今すぐ転職すべきなのか

では第二新卒が転職をするべきか否かのジャッジをする基準として、この記事のタイトルで年収を一つの判断材料として選びました。
結論、現在の年収が600万円内なら今すぐ転職すべき!です。

えー600万円もらっちゃってるよ!って方はどうしたらいいか?
その場合は急ぐ必要はありませんので、少し落ち着いて考えてみましょう。第二新卒でこの金額に達していること自体が超勝ち組と言えるほど、非常に恵まれた状況だからです。恐らく転職をしたら100万円以上年収が下がります。
まずは年齢の近い先輩、少し先の先輩のキャリアや表情を観察し、少し先の未来の自分を想像してみる。そのイメージが違うと思ったら初めて考えてみるくらいでいいかもしれません。

逆に年収600万未満の方(恐らくほとんどの方がこちらかと思います)は、するしないは別として、今すぐ転職の検討を始めてみることをオススメします。
一つの目安として、今の仕事を通じて将来に繋がる(もっと具体的にいうと自身の市場価値が高まるような)スキル、経験が得られているか。得られていれば今の環境でそれこそ3年くらいは頑張る意味があるかもしれません。
仮にそういった経験が思い当たらない、大体同じ毎日を過ごし、人生消化試合感を感じているようでしたら、今すぐに転職活動を始めるべきだと思います。

3つの転職すべき理由

ざっくりと第2新卒が転職すべき理由が見えてきたかと思います。ここからは3つのポイントに分けてもう少し詳しくご説明したいと思います。

① リスクとリターンのバランス
まず、第2新卒が転職するリスクについて考えましょう。
マイナビの転職動向調査のデータによると、年収が600万以上の若手人材が転職した場合、年収が下がる可能性が高いです。年収が下がるのはいうまでもなく大きなリスクです。
一方で、年収が400万から600万の範囲にある人々の71.1%が、年収を維持または増加させて転職しています。さらに、年収400万未満の人々の93.8%が同様の結果を出しています。

つまり収入だけの観点で見ると、年収が低ければ低いほど、転職するリスクよりもリターンの方が大きいと言えます。

② 成長こそが最優先
次に、20代のうちに最も重視するべきことは自己成長です。
20代において、年収の違いはハッキリ言って誤差の範囲と捉えた方がいいかもしれません。
例えば20代のとき友人よりも100万円の年収が低かったとします。大学卒業から29歳まで続いたとしたらこの間の差は800万円になります。
これが30歳になったとき逆に200万円上回ったとします。これが10年続いたら2000万円の差を作れます。トータルで考えると40歳時に単純計算で1,200万円も自分の方が多くなります。
例え話として紹介しましたが、これに近いことは必ず自分の周りで起きると思っておいた方がいいです。

前置きが長くなりましたが、本当に重要なのはビジネスパーソンとしての成長です。
20代の間に、いつでも転職できるレベルのスキルや、年収を得る権利を手に入れることが重要です。もしあなたが現在の職場で成長を感じられていないなら、これは致命的な問題となりえます。
転職市場で評価されるスキルは(MBAなど特殊なものを除いて)資格取得では手に入らないことが多いです。大事なのは実務経験です。

③ 未経験転職のタイミング
最後に、未経験転職ができる有利なタイミングについてです。
20代のうちに未経験の業界や職種に挑戦したい場合、常に今日現在が最適なタイミングです。多くの企業が未経験歓迎の採用を行っており、第二新卒や20代のビジネスパーソンにとっては絶好の機会です。
若ければ若いほど、ポテンシャル評価で見てもらえる可能性が高まり、実務経験が無いことがデメリットになりません。
当たり前ですが、いつだって”今が人生で最も若い時”なので、思い立ったら吉日で挑戦するべきだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
もし未経験の第二新卒で転職をお考えでしたら、転職エージェントナビにお気軽にご相談ください。

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