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【開催レポート】第1回共創実践発表会

6/19に1回目の共創実践発表会を開催したので、そのレポートになります。
共創実践発表会とは、TOCやエンパワメント、味方学などいろいろな学びのコンテンツをまたいで、実際に現場での共創が起こった取り組みや事例を、コンテンツを学んで実践された方に発表してもらうオンラインのイベントです。
今回は7社の方にそれぞれ15分間の発表をしてもらってから、参加者に"共創"を感じた取り組みや事例に投票をしてもらいました。その結果でグランプリを決めるという流れになっています。
※各発表者のスライドの画像から発表の様子が分かる動画が見れます。動画をご覧の方には、応援コメントという形で発表者の方々に、感想やコメントをお届けできるフォームをご用意しました。よろしければ、ぜひ、発表者の方へ応援やコメントなどをいただけたらと思います。(動画の説明のところにフォームがあります。)

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発表者のみなさんはもちろん、参加者やコメンテーターの方々のおかげで、"共創"の場になったのかなと思っています。いろんな方の発表を聞いても、学びのアプローチは違えど、共通するところや共感できるところがたくさんありました。みなさん、それぞれの"共創"を考えていただくきっかけになってもらえたらなと思っています。

グランプリ受賞 相互電業株式会社 今野愛菜さん

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グランプリ受賞おめでとうございます!
今野さんの事例はオンラインTOCからの学びを、サイボウズ社のkintoneを活用して現場の業務改善を進めていくというものでした。「愛犬の茶々丸と過ごす時間を増やしてあげたい」そんな自分のエゴだけど、それを実現するために、職場の仲間との共創をいろんな工夫をしながら根気強く進めていきます。当然、紆余曲折あるのですが、諦めない今野さんの姿勢が素晴らしかったです。そして、仲間との共創によって業務改善が進んで、茶々丸との幸せな時間を過ごすことができるようになったという事例でした。

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TOCやMGを学び初めて、今回、他の人の事例も聞けて勉強になったので、会社の仲間のエゴも叶えられるようにしていきたいという受賞のコメントでした。ちなみに、今野さんはkintone hiveというイベントでも登壇されますので、そちらもみなさんで応援しましょう!
(相互電業さんのホームページはこちら)

株式会社Kai.Manu 岩城さん・かほりさん・希美さん

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味方学からの事例で、同じ会社の社長と店長さんの3人で受講されて、今回も3人で仲良く発表されていました。味方学の学びをそれぞれ3人の目線で語ってもらえたのが印象的でした。ご自身や現場での実践のお話で、それぞれにどんな気づきや成長があったのかが分かりやすかったです。
(Kai.Manuさんのホームページはこちら)

「ありがTOH」企画。 大畑さん

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「長野のやくみつるです」という自己紹介が印象的だった大畑さんは、利益の組立図を作るゼミナールからの事例になります。ご自身の取り組んだ内容を分かりやすく説明していただきました。大畑さんの魅力でお客様や周りの人との"共創"が起こっているんだなというのが伺えるお話でした。
(大畑さんのホームページ)

医療法人陽仁会 清水さん

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社会福祉士として現場の第一線で活躍されながら、サイボウズ社のkintoneのエバンジェリストという異色の肩書きをお持ちの清水さんは、TOCやオンラインTOCからの事例になています。TOCの"全体最適"の考え方を活かしながら、kintoneというツールを使って、一緒に働くメンバーをエンパワメントしたり、チームビルディングを進めた取り組みを語ってもらっています。
(清水さんのkintoneエバンジェリストの記事)

ヴィスト株式会社 奥山純一さん

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就労支援や放課後等デイサービスなどを金沢で展開している奥山さんは、エンパワメントからの事例になります。「あらゆる人に働く希望を、心豊かなStoryを」というミッションを掲げて、Hatarakist(ハタラキスト)というフィロソフィーを会社のメンバーと実践されているのは、まさしくエンパワメントなお話でした。
(ヴィストさんのホームページ)

株式会社鈴木茂兵衛商店 榎本さん

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榎本さんはスライドなしで、とっても優しい口調で語っていただきました。味方学からの事例になります。本人は現在進行形とは言いつつも、味方学から学んだことを活かして、会社内を"共創"につなげたエピソードをいくつもお話してもらいました。中間管理職の大変さにとっても共感できる内容です。
(鈴木茂兵衛商店のホームページ)

Farmめぐる株式会社 吉田さん

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吉田さんは、農業でTOCやMQ会計の考え方を活かして、農作業時間を3,000時間削減したという素晴らしい実績に繋がった事例をお話してくれました。共創に必要な"見える化"にきちんと取り組んだことが、成果に繋がったのではと思います。TOCの全体最適(共創)の活かし方が分かりやすい内容になっています。
(Farmめぐるさんのfacebookページ)

学びのコンテンツのご紹介

今回の発表者の方々が学ばれたコンテンツの紹介になります。それぞれの学びによって単語や呼び方が違っても共通する部分があります。詳細は、ぜひ各リンク先をごらんください。
・TOC
・オンラインTOC
・味方学
・エンパワメント

参加者の声

◾️私は専門職であり、これまで学びの場は学術大会や技術などを学ぶセミナー等、とにかく専門職だけの場でした。連携は大事と言葉はよく聞いていますが、どのような関わりが「連携」なのだろうか?と明確なビジョンが持てずにいます。今日、全く違う職種の方々のお話を聞くことは、雷に撃たれたようなすごい衝撃でした。「同じだぁ」と共感することも多くありましたが、その「課題」に対する過去、現状の分析。物事の捉え方。決して否定をしない物事の捉え方に驚きました。

◾️皆様課題を感じてから、文句を言うのではなく、学び、自分を変え、周りを変化させていく。他責する方が多い中で、素敵な方々が集まっていたなーと感じました。私も学びながらアウトプットしていこうと思います。

◾️手法を学ぶことは知識を得るという意味で大事だが実践していくにあたり、どう伝えていくか?相手をリスペクトするという姿勢を大切にしているということを全ての人に共通しているということを感じ、大切な部分を学びました。

◾️共創という概念を捉えるときに、一つの見方に囚われてはいけないと学びました。確かに重要な概念ではあるもののバズワードとして消化されやすい状況にあり、表面上だけでその流れに乗ってしまう可能性がある中でどうすればいいのか、これまで悩んでおりました。今回の発表会では、皆さんが皆さんの環境に合わせて、理論を新しい文脈としていく姿を見せていただき、捉え方次第で大きな可能性を生むことを教えていただきました。

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