見出し画像

モノクローム考察_001→013

どうもこんにちは、栗山喬@age_cox です。今月は特にモノクロ写真熱が高まってまして、撮影もエディットも好調なのでここで一旦の総括というか比較記事を書いておこうかなと。当初から整理したかった話なんですが、ある程度作例が溜まってきた今なら傾向とか見えそうだなと思いまして。

整理したいのは、本当にモノクロ設定で撮る必要があるのか(カラーで撮ってモノクロエディットすれば良いのでは)、FujifilmとLeicaの機材に差はあるのか。というような辺りの話です。今までのベスト写真を中心に総集編みたいな感じにもなるかと思います。

ということで、❶Fujifilmのカメラでカラーで撮ってモノクロエディットしたものと、❷Leicaのカメラでモノクロ設定で撮ってエディットしたもの、を分けて見ていきます。ボリュームもあるので、結構、見応えある内容になりました。

❶Fujifilmのカメラでカラーで撮影→モノクロエディット

霧とモノクロ良いですね。手前の樹や植物のシャドウをどれだけ沈めるか迷った1枚。
シルエットが主題なのでモノクロが、はまりますね。
カラーでもかなり気に入ってる1枚ですが、モノクロだとさらにぐっと見入る感じになりますね。
良いですね。奥が明るく手前が暗い+人のシルエット、というストリートの定石みたいな1枚。
これもモノクロにして大正解な1枚だと思います。自分が撮るときに感じた「おっ」と心動いたときの印象がモノクロにしてより伝わる感じがします。
これもカラーでも結構気に入ってましたが、空の青色がなくなったほうがより伝わってくる何かを感じます。鳥の躍動感とか方向性とかが増す感じ?
時間的意味が乗っかってくる1枚。今はなき風景との距離感が、モノクロにすることでより強調される感じでしょうか。
モノクロのエディットだいぶ掴めてきたなーと最近感じた1枚。どこを見せて、どこを見せないか、モノクロならではのアプローチがありますね。

❷Leicaのカメラでモノクロで撮ってエディット

モノクロで想像して、モノクロのディスプレイで覗くから撮ろうと思った瞬間ですね。
何てことはない1枚ですけど、自分的には結構気に入ってます。実は水面の静けさ、欄干、建物2階が写ってる、というような条件を考えたら意外と北九州での撮影場所の検討がつくと思うんですよね。それって場所のチカラみたいなものが撮れてるのではないか、という仮説。

ここから先は

1,991字 / 11画像

起業して6年が経ちました。主に自分のための整理と記録ですが、地方都市を生き抜くフリーランスの方(めざす方)に役立つ内容だといいなー、とも思って書いています。

整理と記録

¥500 / 月 初月無料

フォトグラファーとして日々感じることを整理し、記録しています。クライアントワークで現在進行形で考えてるコンセプトや舞台裏なども掲載。その他…

他の連載マガジン「整理と記録」をご購読の方は「モノクローム考察」の全記事を見ることができます。別途、購入しないようにお気をつけください。

モノクローム考察

¥100 / 月 初月無料

モノクロで撮影した写真と考察文章のマガジンです。撮影時に考えてたこと、エディットしてみた感じたこと、今後の改善点なんかを書いていきます。月…

マガジン購読だけで十分です!いつもありがとうございます。