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インバウンド班兼ブランディング班に携わっている伊藤友記です。

初めまして
インターン生として、インバウンド班兼ブランディング班に携わっている伊藤友記と申します。この度、ノートをトップバッターで書かせてもらう事になりました。今回は自己紹介と参加した経緯についてお話しさせていただければと思います。ぜひ最後まで目を通していただけると幸いです。

プロジェクトへの想い

私が今回このプロジェクトに参加しようと思ったきっかけは、官民と学生が海外に向けてアクションを起こすということに魅力を感じたからです。なぜなら、こんなことをやっている自治体は全国にどこにもないからです。

そんな革新的なことをしようとしている自治体があるなんて応募するしかないじゃないか。そんなことを思っていたら、このプロジェクトのキックオフミーティングの席に座っていました!

私はあまりにもこのプロジェクトに参加したい思いが強すぎて、事前に面接官の経歴を洗いざらいに調べた記憶があります。その方は学生時代に焼き芋屋さんの仕事をしていたという情報を手に入れ、ズーム面接の際には画面の片隅に半額シールのついた合計800円の焼き芋三つを置いて、アピールが大成功しました!そして、見事に面接をパスすることができました!

さて、現在の日本の地方は人口動態という大きな波に対抗する時代です。実際に、私の地元である青森県は2040年には今の人口の20〜30%の人口減少が予測されています。加えて、アンバランスな年齢比率や労働人口の減少は経済成長を大きく妨げる要因となるでしょう。それを防ぐためには、枠に囚われない解決策が求められます。まさしく、官民一体の海外プロジェクトこそがその解決策でしょう。そして今、この貴重なプロジェクトに学生という身分で参加できていることに光栄です。

この場を借りて、この機会を作ってくれた方々には感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。

人生の概略

あまり過去の話をするのは苦手なので、ここでは私の作品の説明をさせていただきます。

実は先日、生まれてから20歳までの履歴書として、作品を制作しました。そして、ちょうどこのノートの提出期限日の次の日に印刷屋さんで作品を受け取る予定です。ということで、完成品を見たい方はこちらのインスタグラムのハイライトのWORK、もしくは投稿をご覧ください。喜劇王のチャップリンにインスパイアされて、作らせていただきました。

title:「perspective」https://www.instagram.com/w1se_foo1


この作品に込めた思いは、


Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot
訳:近くから見たら人生は悲劇ばかりだ。しかし、遠くから見たらそれは喜劇なのだ。

チャップリン

という喜劇王チャップリンの言葉を自分に当てはめて作りました。
持病を13歳から現在まで患っていることもあり、この言葉には何度も救われました。

この作品を作っている最中はあまり良い気分ではなかった記憶があります。しかし、100時間ほど掛けてようやく完成したあの瞬間は今でも忘れられません。興奮と喜びが湧き上がりました。きっとそれは、何かを継続し続けるという苦行においては、全て通ずるものがあるのかもしれないと思いました。

将来の設計図

将来は大きな視点では地方創生、小さな視点では青森を一ミリ面白くすることを目標に日々活動をしています。というのも、青森県は他県と比較すると面白くない県だと痛感していると同時に、将来の青森県に危機感を持っているからです。私は19歳の時に、日本一周を二回経験しました。その経験の中で、面白いところがたくさんある都会、文化も食べ物も自然もある県などたくさん見てきました。

その中で、私個人が一番重要だと感じた観光資源は人であると結論付けました。

この結論に至った背景には私の今の人生の指針となる人物の影響があります。熊本県天草で出会った一人のアルバイトのおじさんが今の私を作ってくれました。熊本の天草というと、隠れキリシタンの聖地であり、世界遺産の崎津教会がある場所です。加えて、とても海が綺麗なところで、日本夕陽百景があるところです。

私は当時、勉強するのにちょうど良いカフェを探していたら、海の見えるカフェを見つけました。そこはとても夕日が綺麗なところで、毎日通っていました。

回数を重ねると、顔見知りのカフェの店員さんができました。その方が私の今後の生き方の指針を作ったくれた人です。

その方は、60後半で手取り13万ほどの収入で暮らしているそうです。その事実を知って、私はとても衝撃を受けました。というのも、親に将来はこんな人になりなさいと言われた人物像の全く真逆の人だと思ってしまったからです。沢山勉強をして、良い大学に入って、安定した企業に入りなさい、公務員になりなさい。と口を酸っぱく言われて育ってきた私として、この人はかわいそうな人なんだと当時ケツが青い私は思ったのです。

しかし、彼はみんなには持っていない素晴らしい魅力を持っていました。それは、誰よりも目を輝かせていたことです。そして、誰よりも幸せそうでした。

今まであんなに人生に喜びを感じている人は見たことがありませんでした。資産を15億持っている投資家の人と酒を交わしたり、年商90億の社長令嬢と付き合ったりしましたが、誰もその人の笑顔には到底及びませんでした。

そこで私は気づきました。

きっと世の中は全て「モノの見方」次第であると。

私はまた天草に行きます。その人に会いに行かなければならない。お礼をしなければならないのです。

これが観光の本質なのだと切に思います。

今回インバウンド班兼ブランディング班で私が心がけたいことは一つです。
それは、人と人の交わりです。
観光地や名産品、どれも魅力的です。しかし、それらは対話することができない。言い換えると、双方間でのやりとりができないのです。

このプロジェクトを通して、観光地の発掘だけでなく、人の発掘を大切にしたいと思います。それは、観光地を案内してくれるガイドさんやバスの添乗員、ツアーを取り決めてくれる人、観光地にいる地元の人全てが観光資源です。視察をする際には、このことを忘れずに観光地と一緒に人の観察をしたいと思います。

長い前置きはさておき、現状青森にはこのような人材への注目が圧倒的に少ないと感じています。県民性として、超がつくほどの保守的であり、頑固者。さらには、対他的なのです。裏返せば伝統を守り信念を貫く。これをうまく生かして、青森をもっと面白くしたいと考えています。

つまり、青森が面白いと思われるポイントは青森県民の隠された“人の魅力“をもっと発掘していくこと、また個をもっとオープンに押し出していくことなのです。私はこの青森県を面白くするために、少しずつ面白い事業やイベントを行い、若者から今の県民性に作用できることをしたいと考えています。

以上、自己紹介でした。
追記ですが、今回作らせて頂いた作品のタイトルは「perspective」つまり、物の見方というタイトルにさせていただきました。
よろしければ、こちらの作品も拝見いただけると嬉しい限りです。
https://www.instagram.com/w1se_foo1
最後まで拝読してくださり、ありがとうございました。

伊藤友記

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