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カンボジアWC DAY5 -2023 Spring

【3月6日】
午前:コットム小学校 ①女子教育セミナー ②ヒアリング
午後:ロムチェック小学校 ①手洗いセミナー ②ヒアリング
はぼ

3月6日。カンボジアに来て5日目になります。この日は、風会が建てたコットム小学校でセミナーの日でした。

この日のセミナーは、私がリーダーを務める女子教育プロジェクトの生理教育セミナーというものを用意しており、10月から今期に渡り様々な過程を経て準備してきたものとなります。

内容が子どもたちにとっても、大人たちにとっても難しいものであり、繊細であったため、実際に現地でセミナーを実施するために考えていかなければいけないことがたくさんありました。

コットム小学校につくと大歓迎してくれた子ども達、先生。
温かい歓迎のおかげで和やかな雰囲気からセミナーを開始できました。

授業内容としては、最初20分程度の座学(生理についての基礎知識、アクティビティ①(生理ナプキンの付け方)、②(生理周期カレンダーの書き方)、③(生理痛の対処法ゲーム)を用意していました。
今回、プロジェクトから実際に渡航をしたのは私だけでしたが、他会員にサポートをしてもらいました。また、子どもたちにとっても初めて聞くような言葉が多い内容になっていたため、通訳をしてくださったガイドさん、コットム小学校のボーテリー先生の支えによりセミナーを無事終えることができました。

子どもたちも真剣に取り組んでくれて、「生理教育」という大切な授業の意味を感じ取ってくれたのではないかな、と思います。

また、今回のセミナーを通して「女子教育プロジェクト」の名前変更を考えました。当初は「包括的性教育」、「生理」という問題を女子向けに支援を考えていました。しかし今回のセミナーでは学校側の意見もあり対象は小学校6年生の男女たち。思春期に入り始めている男女が同じ空間で「生理」について学ぶ環境を作ることは不安いっぱいでした。

実際に現地でセミナーをしてみると男子も協力的に話をきいてくれる姿に驚きました。中には、私に「自分はお姉ちゃんがいる!」と話してくれた子や、手を上げてナプキンの付け方を見せてくれた子もいました。その姿に感銘を受け、「男女」というカテゴリーに縛られていたのは自分の方だったんだと気づかされました。

今回のセミナー内容に対してはまだまだ反省点が沢山出てきますが、本当に現地で実施することができてよかったと思えています。
私にとっても大切な学びを教えてくれたコットム小学校のみんな。
必ずまた会いに行きたいです。

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