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劇団って魅力的

準備は整った


撮影の場所を再びチェックし、オーナー喜多さんといろいろ確認する。

「電気通ってないからこれ使えばいいよ」

わざわざ6階の事務所から延長ケーブルを引いてライトも貸してくれる。

「もうめちゃくちゃにして大丈夫ですからね」

と笑顔で言う喜多さんは本当に表現者に好意的だ。だってこんな意味わからんおれに対してこんなに尽くしてくれるなんて……

このビルをクリエイティブなビルにしたいと語るその顔は本気で、次きた時は凄いことになってそうな予感。
その時は是非何か一緒にやりたいものだ!


ライトまで貸してくれるとは

稽古見学

夜は劇団まんまるの稽古を見学させてもらう。
主宰の丸山さんの本の元、必死に足掻く俳優達をみてなんか感動、不器用ながらも何度もくらいついていく様子はみていて胸にくる。

上手い下手とかそんなんはどうでもよくて、足掻いている俳優ほど美しくみえる。
いいものみた。

終わってアトリエくまで飲みながら話す。
劇団まんまるの俳優たちの葛藤だったり劇団への熱い思いだったりを聞いて劇団って改めて不思議で魅力的なんだなぁと。

劇団とアトリエを維持し続ける


お開きになり帰ろうとしたら丸山さんが送ってくれるというので彼と二人でゆっくり話したいのもありお願いする。

丸山さんは言葉よりも行動を強くみる人であり、彼自身が行動する人なんだろうと思った。

彼は長年この徳島で劇団とアトリエを維持し続けて作品を作り続けている。
劇団とアトリエを維持し続けるのは本当に本当に大変なのに

「だってアトリエあった方が気軽に集まれるじゃん」

確かにそうだけど…

いろいろな苦労もあったろうにそんな事を感じさせない彼の雰囲気が懐の深さを感じさせるんだよなぁ

演出の際に言葉少なめな事が時に俳優との誤解を生むように見えたが

¨俳優は考えるべきであり行動するべきなんだ¨
というサインでもあるような気がした。

彼と俳優の表現方法について長々と話し、夜はふけていった

#出会った人と作っていくぜ #徳島 #徳島市 #藍コンクリート #廃墟 #PCR #撮影 #劇団まんまる #アトリエくま

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