就活今昔4

さて、前回は最初に就職した某公益法人を退職したことまで書きました。
今回はその続きです。

退職後、某資格予備校のコネで僕はとある会社でアルバイトしてました。しかし社員に登用されるわけもなく、その後もバイト生活がずっと続きます。
勿論、就職活動はしてました。
けど、どこに行っても門前払いか面接に進めば、過去について掘り下げられ、しまいには罵声を浴びせられることもありました。で、言うことは決まって経験がないからダメだと。当時は買手市場だから企業側もやりたい放題だったけど、よく考えれば新卒2年目くらいの人間にベテラン並みの能力を求めるのは無理ゲーも良いところなんですよ。
一番ひどかったのはとある大手の関連企業に派遣で入ったときのこと。ここは僕も一ヶ月でクビになったのですが、今思うとかなり傲慢でした。
とある日のこと、応募してきた人の履歴書を見て、担当者が言ったことは今でも忘れられません。
「正社員経験もないフリーターの分際でうちに応募してるなんてナメてるのか。さっさと返送しといて。」
いくら買手市場でも言っていいことと悪いことがあるでしょう。お前は何様だ?と。
まあ、結果的にクビにはなったけど社員登用されたとしても断ってたけどね。
その後、資格をとってようやく入社できたものの、1社目は広告を隠れ蓑にして実は結構ヤバい業種の会社、次は今でいうブラック企業で有給取得なんて怠け者のやることだ!長く勤めたらこちらからくれてやると。給与もとんでもなく安い会社で、どちらも早々に辞めました。簡単には辞めさせてくれませんでしたがね。
しかし、ここからまたしばらく経って漸く落ち着いてきます。

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