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RESYNC No.1 ”What are we really doing?”

Documentary film making workshop"RESYNC"
ワークショップ第1回目。
緊張の面持ちで参加。

すいません。初日からものすごく遅刻しました。

時間に間に合わないといけなかったのに、直前まで友達のエチオピア紹介のイベントに参加していて、早抜けできなくて、楽しくて遅刻。

主催者の方々すいません・・・。
でも楽しかったのでそれもついでに宣伝を。

これから神戸でエチオピアコーヒーと料理の店を始められるJebena のお2人が味覚からの理解を促進してくれて、そしてスーパー謙虚な最近しりあったエチオピア人友達のHaftomさんのプレゼンテーションで、知識面をアップデートさせてくれました。

Haftom さんはフクナガエンジニアリングというタイヤのリサイクル事業に挑む素敵な会社でこれから働きます。
コロナ前に開催された神戸アフリカセミナーに登壇されていた企業。
素晴らしい事業だと思っていたところに知り合いがいるって、自分はなんも関係ないのに嬉しい。
社長さんともお話しすることができ、熱い想いとエチオピアへの愛に感動。

美味しかったし楽しかったので、7月30日(土)はJebenaさんを私たちがいつもやっているアフリカランチの会にお招きして、東大阪にある私のリアル活動の本拠地 KitchenSAWASAWAでエチオピアランチを提供することにいたしました!

詳細は後日。
でもKitchen SAWASAWAのインスタグラムもここに貼っておきます。
みねさんとゆみこさんの料理、めちゃうまです。
アフリカ料理の日じゃない日もみんなに行ってほしい。


今まで使ったことのないコミュニティアプリ。

やっとワークショップのお話に戻ります。

このワークショップでは、Mighty networksという今まで使ったことがなかったアプリを使って、オーガナイザーや参加者の皆さんと情報共有や会話をしています。

FacebookでいうMessengerやStory、Post、イベントページ作成みたいな機能があったり。
ちょっとまだ使いこなせていないけど。

今まで出会ったことがない世界のクリエイター

海外からの参加者がすごい。
もちろんオーガナイザーが全員グローバルで、いろんな角度から創造活動、ドキュメンタリー作成に携わっている人ばかり。

そして参加者。
「ライターです。ソーシャルメディアの記事を書いています」
「映像作家です。テレビ局に所属していました。」
「活動家です。NGOをやっています。」
などなど、すでにクリエイター、ファウンダーとして活躍している人がたくさん!
それもフィリピンやカンボジアのクリエイターの人たち。
燃える。

このワークショップに参加していなかったら世界のクリエイターたちと同じ時間を共有して、一緒にワークに取り組んだり、話すこともなかったはず。
本当にこれだけで参加してよかったとおもった初日。

今まで経験したことがない形のワークショップ

①マインドフルネス


ワークショップが始まる最初、終わり、ワークショップ中、ところどころに目を閉じて自分の体や心、考えに思いを寄せる時間があります。

意識的に取り入れないと、目を閉じて何も考えない時間、自分を観察する時間って意外と取れない。

②トークピース


これは私やったことがあったワークショップが始まる時と終わる時の儀式みたいなもの。
チェックインとチェックアウト。
でも、今回のチェックインがとても面白くて。

「自分の名前にまつわるストーリーをシェアしてください」 というもの。

事前準備として紙に大きく自分の名前を書いて、それに色を付けたり、絵を入れたりします。

貴方だっただらどんなストーリーを話しますか?

私は、下のような絵を描きました。
そして、自分の名前の由来を小学校の授業で親からヒアリングして、発表する授業があったこと、そしてその時知った自分の名前の由来と、私自分が自分の名前に愛着を持っていて、名前のように生きていることを話しました。

同じ「名前にまつわるストーリー」でも、人が違えば、国が違えば話す内容が全然違います。
同じ日本からの参加者の方(カンボジア在住)は、私と違ってご自身のニックネームの誕生秘話を話されていました。

「チェックイン・チェックアウトは会の中身と関連性のある事を持ってきた方がよい」とたしかあきらさんが以前参加したワークショップでおっしゃっていました。
これはまさにそう。
これからドキュメンタリーフィルムを作る人たちが、ストーリーを表現する人たちだからこそのチェックイン。
そして初めましてなワールドワイドの参加者の人たちともとても打ち解けられて、お互いに親近感を感じられるものでした。
最初から感動しました。

③一緒にドキュメンタリーをとる仲間との初対面。初対話ワーク。


私が一緒にドキュメンタリーを作るのは大学生のあやのさん。
もちろん初めましてだったけど、とても優しい方で一安心・・・。

ここでもチームビルディング対話。
「自分の周りにあるもの、自分を象徴するものを3つ写真に撮って紹介してください」
というもの。

なんだかここでもオンラインで初対面とは思えない打ち解けようで。
お互いのコアに触れるようでいて、そこまでは触れず、でもお互いの事を知ることができ、共通点なんかもみえてきます。
とてもよいお題だった・・・。

自分のワークショップでも絶対使いたい!

④メインルームすべてチャット参加型。


参加者は70人くらいいます。
だから全員が一緒に参加して、話すことはとてもじゃないが無理。
(チェックアウトで一人一言声出して実施して確信。)
だから、最初にチャットの使い方のルールや共感した時の表現方法を決めてから実施しました。

そして、つねにモデレーターのみなさんが反応が欲しい時に声掛けをしてくれるし、みんなの回答をピックアップして読み上げてくれるし、みんながチャット欄にコメントを書くまで待ってくれるので本当に反応しやすい。

こんな大人数参加していて、こんなチャットが動いていて、こんな自然に参加者が打ち解けているワークショップは初めて。
マジックが起きています。

⑤美しい映像の数々


ドキュメンタリーフィルム作りのワークショップだからね。
映像も見ました。
英語の映像って、普段私はBBC Africaとかのアフリカ関係のニュースとか、映像を作った人が言葉で伝えたいメッセージがあるものしかほぼ意識して見ていません。

その映像に何が含まれていたのか。何を感じ取るのか。
余白がある映像。
みんなでチャットでコメントしました。

映像を見て絵でその映像の内容を要約して話す会は個人的にもやっています。
私が拾ってくる映像は、私の今考えていること、取り組んでいることがもろに出るって一緒にやっている人に言われている 笑

その会を繰り返せば繰り返すほど思うことですが、
同じ映像を見ていても、一人ひとりの印象に残る部分が違ったり、見えているものが違っています。
その人によって、その映像のコアになる部分、つまりメッセージ性とつかむ部分は違います。

これから自分が作る側に回るのかと思う、ぞくぞくとわいてくるものがある・・・。

ドキュメンタリーフィルムを作るものとしての基本的な流れ。

トップ画にもしていますが、この3つのアイコンに集約されていると教えていただきました。

①Pause 
 Seeing / observing 

②Play
   try / act / seeing from different perspective
ディレクター、プロデューサーだからって、椅子に座って指示しているだけではなく、遊び、試行錯誤を繰り返すんだよ。とのこと。

③record
 create / take responsible / memorize ethical way 
お話をいただいた時系列のまま伝えるわけでもなく、映像を切り取り、メッセージを組み立てないといけない。
そして組み立てる際に、私達の意図も反映させながら、話し手の意図を無視しない放送倫理にもそったものを作らないといけない。
クリエイティブってとても責任の伴うことです。

私達はこの流れに沿って組まれたワークショップで、最終的に3-5分の1人のドキュメンタリーフィルムを作成します。

いまのところ楽しみ半分。恐れ半分。

映像を作る上で大事なこと。

①Be of the same time


このワークショップの名前RESYNC
SYNCHRONIZATION=シンクロ
語源が、Be of the same time(同じ時間にある、いる)ということだそうです。
確かにこうでなければ、人から真のお話を聞きだすのは難しいだろうし、寄り添ってくれているなと思っている人でないと、自分が話し手だったとしても自分の大切な部分を話そうと思うことができないなあ。

②Keep asking myself ”What are you really doing?”


自分が何をしているのか?
本当に自分は何をしているのか?
何がしたいのか?

お話を聞いているとき、映像のシナリオを考えるとき、お話を違う角度から見ようと思った時、つねに問い続けることが大事だとのこと。

まとめてみて。

研修やイベントを作ることを生業としている私。
創造者でありたい私。

だから学びは2方面。
プログラムの組み方、ワークショップの入れ方、声のかけ方など、会を運営するにあたっての事。
それとクリエイターとしてのドキュメンタリー作成のこと。

よって初回からnoteがめちゃくちゃになってしまいました・・・w
書きながら考えているのバレバレ。
ストーリーテリングもくそもありませんな状態。

はてこの記録が会に参加しながらどう変わっていくのか。
もしくは変わらないのか。

みなさんもPauseしてみていっていただけますと幸いです。

では。

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