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福井彩香 (Fukui Ayaka)
2020年6月27日 22:03
今、福井家のみんなで実家で育てたお茶を世の中に届けるためにパッケージやECサイトをつくっている。お金儲けとは違う、単なる思い出づくりとも違う。"家族が大切にしてきた地域への思いや自然の恵みへの感謝の気持ちみんなの思いを形にする" 一種の共同作業そんな感じ。大人になって、住む場所も離れて、違った世界をみるようになってきた。共通の話題が減る一方で、みんなそれぞれの特技を身につけている。
2020年4月26日 21:30
土のついたほうれん草、長く曲がったゴボウ、5分づきのお米と一緒に包まれていた紙の袋。中には檜の角材が入っていた。ほのかに香る森の香り、地元の空気。誕生日プレゼントを渡した時に、"要らんのに"と言ってしまうような、不器用な父の優しさが、オンラン疲れした私の心に響いた。人口29人の限界集落。出かけるには親の送迎が必須で、買い物もお出かけも滅多にできない。何もない地元が嫌で早く出たいと
2019年5月19日 09:16
実家の本棚で読みたい本を探す。三浦しおんさんの舟を編むが異なる段にある。そういや前にも、池上彰さんのだったか、同じ書籍が2冊本棚に収められていた。父と母は時々、同じ本を買ってきてしまうようで、出版社違いの同じ文庫本が並べらえていることは珍しくない。父はどちらかというと大らかでやや大雑把なところがあり、母はどちらかというと几帳面でやや神経質なところがある。二人とも根は真面目だし、勉強会運営し