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当たり!

HAPPYマインド・ダイアリー P. 8


先週末、図書館で本を3冊借りた。
今は、その中の1つ、平野啓一郎の「ある男」を読んでいる。
これが予想以上に面白い。
読んだページにしおりを挟んで本を閉じながら、もう2度以上は、当たりを引いたぞとニンマリした。

本にしろ映画にしろ、自分にとっての当たり外れを、あらすじだけで見極めるのは至難の業だ。
大体、あらすじは宣伝のために作られるものだから、読書意欲をそそられても参考程度にしておく。ましてや読書レビューなんて、十人十色の世界だから当てにはならない。
しかも、読書ランキングの上位にあって話題だったから、というだけで借りた本が、自分にとって超がつくほど大外れだった経験もある。

だから、当たり作品を引いた時は、おもわずニンマリしてしまう。
読んだ作品が面白いというだけじゃなく、そんな作品を見事に当てたぞ! という、してやった感がプラスされて。

自分のツボにぴったりハマる作品であればあるほど、してやった感は強い。
回転寿司で、どんなネタか分からないようカバーをされた皿を取るゲームがあったとして、運よくウナギを当てたような喜びだ。

私にとって、それはウナギ。
けれど人によって、当たりはウニってこともある。
ウニなんてガソリンみたいな味じゃん、と私は思うけど、ウナギなんてゲロの味じゃん、と思う人もいるだろう。
だから、レビューもランキングも当てにはならない。
頼るべきは、自分の勘だ。

残り2冊も、私にとってウナギであればいいな。

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