イーオンズ・エンドキャラクター考察-基本版・フェドラクサ-
ご挨拶
こんにちは、Uttiyです。
長きに渡って更新してきました、
イーオンズ・エンド基本版キャラクター紹介も今回で最後です。
今回は全8キャラクターの中からフェドラクサを取り上げます。
諸注意
・キャラクターの背景やストーリーに関しては当noteでは言及・考察はしません。
ゲームプレイ上でのキャラクターの紹介や評価のみを行います。
・様々な評価を行いますが、それらは全て筆者である私の個人的な主観によるものです。
あくまで一個人の感想であることにご留意の上お読みください。
・Howtoを説く記事ではありませんので、細かいルールの説明などはしません。
初心者の方に向けた記事ではありません、悪しからずご了承下さい。
・イーオンズ・エンドのコストはエーテルと言います。
以後当note内ではエーテルをeと表記します。
フェドラクサ
固有能力
特徴的な模様が顔にあり、伝統部族チックな装いの彼女ですが、
その見た目通り不思議な力を有しているようです。
預言者の二つ名の通り、不穏な予兆を感じ、それを無効化する恐ろしいほど強力な能力を有しています。
発動はネメシスのターンに限らずプレイヤーのターンでも発動できます。
もし自傷ダメージや継続ダメージなど、何かしら不都合があるのであれば、
味方のターンに使用することもあるかもしれません。
が、それは極まれなケースであり、基本的にはネメシスのターンに使用することになるでしょう。
とにかく全てのダメージを無効にできます。
使用タイミングとしてはミニオン処理が追い付いていないときや、
パワーカードの発動直前、あるいはネメシスの能力でダメージが確定しているときなどでしょう。
例えば、宝石1枚を捨てるかグレイヴホールドに3ダメージを6回繰り返すあいつや、
ネメシスのターンカードの枚数によってプレイヤーに4か8のダメージを与えてくるあいつなど、
無効化できたらどれだけ楽なことか!と思えるパワーカードに心当たりがあると思います。
ドヤ顔で無効化してさしあげましょう、あなたはそのゲームのヒーローになれます。
ミニオンもパワーカードもない状態で、これから出て来るアタックカードが怖いからと発動するのはお勧めしません。
ミニオンやパワーカードが出た場合完全な無駄となるからです。
余程終盤、薄氷の上を渡り歩くような戦いをしているときなどの、
限られたシチュエーションで初めてそれを考慮してもいいでしょう。
ターン順カードを見てから発動するかを決められるので、
基本的にタイミングさえ間違えなければこけることのない能力です。
上記のように守備的、一時しのぎ的な運用もありますが、
ミニオンを無視してダメージをネメシスに集める、そんな攻撃的な運用も可能です。
もちろん序盤からそれをするのは蛮勇ですが、終盤では有効な手段となり得ます。
盤面を無視してあえて倒し切る、そんな動きをするときが一番この能力が輝くタイミングとなるでしょう。
固有カード
破壊効果の発動は任意です。
自傷ダメージが前提ですが、初期からカードの破壊、デッキ圧縮を可能とします。
デッキ圧縮はこのゲームにおいて非常に強力であることに違いはないのですが、
たった1とはいえ、この自傷ダメージが大きいです。
冷静に考えて、体力の10%、1割を使うわけですから、
1という数字に惑わされて調子に乗るとすぐに疲弊(確認)状態に陥るでしょう。
カディアのエメラルド片と組み合わせるとスマートですが、
その分カディアの行動に制限がつくので難しいところです。
圧縮が強力なことには変わりありませんので、
回復系のサプライや、ブラマの存在があるときは思い切って運用をしましょう。
トータルでプラスになってくれるはずです。
使うなら思い切って序盤に使って、その恩恵を最大限に受ける方向で動きましょう。
予兆ルーンのおかげである程度低い体力でも上手くやり過ごせますし、
コストとなる体力が低くなってからでは使いたくても使えないという意味でも、
終盤でこの能力を運用するのは現実的ではありません。
スタート
想定される動きは、最初のターンでⅡの破孔にスパークをセット、4eでカード取得、
次のターンにスパーク1枚をキャスト、Ⅱの破孔にスパークをセット、4eでカード取得です。
後発シリーズでは珍しくありませんが、基本版では唯一Ⅰの破孔を持たないキャラクターです。
その分Ⅳの破孔の開放が早く、最初の2ターン両方の4eを強化に回せば開放できます。
ただそうして得た+1ダメージの恩恵を受けるのはスパークだけなので、呪文取得から動いた方がよいです。
どうしても早期にⅣを開放したいなら、
1ターン目の4eで呪文取得、2ターン目の4eでⅣを強化、
3ターン目は取得した呪文と4eが手札に来るので、
その4eでⅣを強化、早速取得した呪文をⅣにセットが良いでしょう。
2ターン目にセットしたスパークをⅡの破孔にセットしたままにできるので、
疑似的なデッキ圧縮となって以後の動きが計算しやすくなります。
総評
アーデルハイムのエーテル防御陣と方向性こそ似ていますが、
腐りづらい点やタイミングをあまり選ばない点など、
予兆ルーンの方が難易度は低めです。
その分トルマリン片が難しいカードになっていますが、
対象が仲間だけですので自分にはそこまで関係ありません。
ヒーラーではないサポートキャラクターをお求めならフェドラクサはその欲求を満たしてくれます。
やっていることは派手ですが、実は単調です。
考えることはそこまで多くなく、効率よくチャージを溜めて、
大きいダメージが想定されるシーンで発動することを意識します。
後はダメージを出すのか、それとも宝石や遺物でサポートするのか、
自身の役割さえ間違えなければ、活躍するのは難しくありません。
ネメシスのカードや能力によるコンボの理解があったほうがよい場面もありますが、
知らないことによる不意打ちは初見プレイの醍醐味ですから、そこまで気にしなくてよいでしょう。
そういう意味では、実は初心者キャラと呼んでも差支えがないのかもしれませんね。
個人的には破孔の総数こそ少ないですが、Ⅳの破孔の開放の早さがあるので、
攻撃寄りの運用が良いと思っています。
特にヴィジョン増幅は早々に追加ダメージを得られますし、
取得が4eとおあつらえ向きなので、積極的に取得していきたいです。
序盤のネメシスカードは優しめですので、そこまで予兆ルーンを必要としません。
その分速攻を仕掛け、序盤に大量にダメージを与えていきたいです。
序盤チャージを溜める必要がないのなら、闇色炎の手札を捨てる効果は気になりません。
6ダメージをバンバン撃ち込んでいきましょう。
サポート寄りな立ち回りをするなら、魔術師の護符がよいでしょう。
自身のチャージを溜めつつ、仲間にもチャージを付与していきます。
破孔が少ないのでだぶつく事を恐れて呪文を取得したくないのならば、
魔力結節を使って大量e取得から予兆ルーンを連発するのも一つの手かもしれません。
ただし、3,4人プレイの場合、自身のターン1に対してネメシスのターンは2となるので、
フェドラクサだけでは封殺できないことに注意して下さい。
2人プレイでも、ターン順カード次第でネメシスの行動を抑止し切れないこともありますし、
そもそも無効にするのはダメージだけですので、破壊効果などの妨害は受けます。
そういう意味でも、純粋な補助的立ち回りよりは、攻撃をして、
やられる前にやる方針の方が安定すると思います。
切り札的防御があるからこそ、思い切って攻撃ができる。
それがフェドラクサの良いところだと思いますので、
防御的なキャラクターだからといって立ち回りまで防御的になる必要はないでしょう。
むしろ先頭に立つくらいの勢いで攻めっ気をガンガン出していきましょう。
紙一重のやり取りの中で放たれたネメシスの必殺級の攻撃を無効化し、
トドメをその手で刺せたとき、その手には明るい未来が握られているはずです。
さぁ、ようやく終わりました基本版のキャラクター紹介。
次回は基本版のネメシスに関してお話できればと思っております。
お疲れ様でした、次回もよろしくお願いします。
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